いつか糖尿病が治る日が来たら…

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糖尿病はまだ、治せない病気です

妊娠糖尿病の方は、産後は何もしなくても自然に治る方がほとんどです。よっしーもそうでした。

しかし、普通の糖尿病の場合、残念ながら現代の医学ではまだ「完治」はありません。

 

 

何らかの努力(運動、食事療法、薬、インスリン)によって、ほぼ糖尿病が治ったのと変わらない状態にまで持っていくことは可能です。

しかし私の某友人のように「運動が大嫌い、カロリー制限なんてしたこともない、甘いもの大好き」でもまったく糖尿病にならない…という状態には、絶対に戻ることはないのです。

 

 

すい臓を再生できるようになる

動物実験段階では、iPS細胞ですい臓を再生することにすでに成功しています。

この技術がヒトで実用化されれば、1型糖尿病の方がインスリン注射から解放されるかもしれません、非常に素晴らしいことです。

 

iPS細胞で膵臓を再生 マウスの膵島を「異種移植」 世界初の成功
国内外の糖尿病関連情報をスピーディーにお届けします。配信したニュースはテーマ別にまとめられ、患者さん、医療スタッフほか、どなたでも閲覧可能です。

 

でも、それで皆が病気にならずに健康になれるでしょうか?

確かに失われたベータ細胞を再び増やせれば糖質を食べても血糖値は上がらなくなるでしょうけれど、食べても血糖値が上がらないということはどういうことなのか思い出してみてください。

おそらく…治療を受けた人たちは「ウェーイ、これで何を食べても平気だぜ!」とばかりに好きなものを食べ、再びインスリンの効きが悪くなり始め、それを補うために大量のインスリンを分泌するでしょう(2型糖尿病の初期では、むしろインスリンは健常者よりも多く分泌されています)。

そして、また糖尿病になったらベータ細胞を補う治療を受け、また好きなものを食べて…その繰り返しで糖尿病は克服できたとしても、長年の高インスリン血症による動脈硬化や癌が、その人の生命を奪うかもしれません。

 

 

血糖値が上がらなくなればそれでいいですか?

よっしーは、糖尿病と診断されたとき「治りたい」と思いました。

しかし、血糖コントロールを続けていくうちに、糖尿病は単に血糖値が上がるだけの問題ではないこと、糖質制限は血糖値を上げないだけではなく、じつは食後に追加インスリンを必要以上に分泌させないことこそがキモであることを知りました。

たまには「あー、糖質や血糖値のことをなーんにも気にしないで、大盛りチャーハンにギョウザなんかをお腹一杯食べてみたいなぁ」と思うことだってあります。

健常者であれば、何を食べてもとりあえず血糖値は上がらないからです…

 

 

でも、意志の弱い私ですから…きっと、糖尿病を治すことができるようになったとしたら、ズルズルと「月1回」が「週1回」になり、そのうち毎日になるに決まっています。

まだインスリン分泌能力がなくなったわけではない私、フルマラソンに出場する直前であれば何を食べても大丈夫なのかもしれませんが、正直そこまでして食べたいとは思いません。

せいぜい、時々カロリーコントロールアイス(ちょっと糖質多め)を食べて30分歩くぐらいのもんですね。消費しきれない糖質は食べない、これでいいと思っています。

 

 

糖尿病合併症を進行させないでその日を待ちましょう

 

いつか糖尿病が「完治」できる日はきっと来ます。その日まで、糖尿病合併症を進行させることのないように、コントロールを頑張って行きましょう。

そして「糖尿病が治った」としても、以前と同じ生活ではまた同じことを繰り返すだけです。

せっかくのチャンスを与えられたなら、もう2度と同じ過ちは繰り返さないようにしたいものです。