クレプトマニアという病…依存症になる理由とは?

クレプトマニアって何だ!?

昨夜(1/14)放送された「Mr.サンデー」で「クレプトマニア(窃盗症)」について取り上げていました。以前にも「ザ・世界仰天ニュース」で取り上げられたことがありましたよね。

クレプトマニアというのは依存症の一種で、別にそれが欲しいわけでもないのに万引きを繰り返してしまう病気なのだそうです。そして、まず摂食障害になり、その後クレプトマニアの症状が出てくる方が多いんですって。

番組で紹介されていた女性は、菓子パンが大好きな少々ぽっちゃり体型の子持ちの女性でした。夫とすれ違うことが多くなり、家事に協力してくれない夫への不満などもあって食事が細くなりました。

そしてある日何気なく体重を測ってみると身長164cmで体重は50kg弱になっていたことから、「うれしい、もっと痩せたい」という気持ちがエスカレートしてしまいました。

彼女は朝食と夕食は抜き、お昼に大好きなあんパン1個だけと言った食生活を続け、どんどんやせ細り、30kg弱になったそうです。

そしてスーパーで山ほど食品を万引き…最初は好きなあんパン1個だったそうですが、そのうち、カゴごと盗むようになったとか(!)。

わずかな菓子パンしか食べないのに、ステーキやらお寿司やら…食べもしない山ほどの食料品を盗み、冷蔵庫の中で腐らせたり、家じゅう盗んだ食品でいっぱいだったそうです。何とも恐ろしい依存症です…

なぜクレプトマニアになるのでしょう

日本では、クレプトマニアの研究はまだあまり進んでおらず、治療機関や医療体制が不足しているんだそうですよ。

精神科医の竹村道夫先生によれば、クレプトマニアの患者さんたちは何かしら不幸な体験をしてきている傾向があるそうです。

確かに、辛い体験が大きなストレスとなり、心のバランスを崩すであろうことは想像できます…

しかし、同じような体験をしても「打たれ強い」方とそうでない方がいらっしゃるのはなぜだろう?と考えた時、もしかしたら栄養状態も関わっているのではないかと思えてなりません。

クレプトマニアの患者さんたちはまず先行して摂食障害になることが多いそうですけど、ジャンクフードやパンが好きだった摂食障害の女子大生が高タンパク低糖質食とビタミンやミネラルの補充でほぼ完治したという症例を精神科医の藤川徳美先生がちょうど記事になさっておられます。

『摂食障害の女子大生、半年間治療でほぼ完治』
摂食障害の女子大生、半年間治療でほぼ完治症例は10代後半の女子大生。H26、ダイエットを始めて、おう吐するようになった。H28.1からは、過食するようになり、…

だから、クレプトマニアを始め、ギャンブル依存症や買い物依存症、アルコール依存症、糖質依存症などの系統の病気も、食事の改善によって良くなる可能性があるのではないかと思います。

中でも糖質依存症は、糖尿病患者にはかなり高率で見られる症状ではないでしょうか?よっしーの主治医は「自分の患者さんの中でガチ糖質制限している人はほとんどいない。多くの患者は糖質制限ができない」とおっしゃっていました。

糖質依存症だと、いくら糖尿病でも糖質制限は苦しすぎて出来ないと思います…よっしーも、糖質依存症だったはずです。

糖尿病患者は「うつ病」の併発率が高いです

糖尿病患者は、そうでない人と比べて「うつ病」を併発している確率がとても高いことが分かっています。妊娠糖尿病になった女性も、産後うつになる確率が高いそうですよ。

2001年のアメリカの研究では、糖尿病患者の11.4%がうつ病を併発していて、31.0%が併発の疑いがある、と報告されています。

この原因として「病気で血糖値を測定しなければいけないストレス」などが挙げられていますが、本当に精神的なストレスだけが原因なのでしょうか?

うつ病と糖尿病、両者に共通の「病気を発症する原因」があるからではないかと思えてならないのですが…だとすれば、その「共通の原因」を取り除くような食生活に変えれば、どちらも改善に向かうのではないでしょうか?

妊娠糖尿病や境界型と違って残念ながらガチの糖尿病は「完治」はしませんし、精神疾患も発症から時間が経過していると、なかなか「完治」は難しくなるそうです。

でも、完治は無理でも、なるべく日常生活に支障のない状態にまで持っていくことができれば、生活の質は大きく向上すると思うのです。

私も摂食障害になりかけたことがありました

よっしーも若い頃、摂食障害になりかけたことがあるんですよ、実は。仕事も恋愛もうまくいかず悩んでいた時期、ひたすら強度の高い運動を行っていました。食べすぎた翌日は筋トレとランニングで2時間以上は運動しました。

普段は徹底的に低カロリーの食事を守っていたのに、ある日突然キレて菓子パンやおにぎりやチョコをドカ食いしてしまい、吐こうとして吐けず「自分はなんて意思が弱いダメな人間なんだろう…」と自己嫌悪に陥って号泣してしまいました。

当時は、やたらと氷をかじりたくなったり、肺炎で入院したこともありました。食事からの栄養(カロリーではなく栄養ですよ!)が運動量に対して明らかに足りておらず、貧血で、免疫力も低下していたのでしょうね。

ただし、幸いなことにその後しばらくして夫と出会ったことで救われました。「とにかく痩せたい!!」っていう追い詰められた気持ちからは解放されたので…

体も心も栄養を必要としているんだと思います

体も心も十分な栄養を必要としているのに、それが満たされないことが様々な不調のひとつの原因になっているんだと思います。

さきほど紹介したクレプトマニアの女性は、1日の食事をあんパンだけで済ませるところから始まってとても大変なことになってしまいました。

彼女は治療を受け、ここ5年間万引きをしないで過ごせていますが、パン屋さんだけはどうしても母親と一緒じゃないと行けないのだそうです。

それは、大好きなパンを見るとどうしても「盗みたい!」という衝動に負けそうになってしまうからなのだそうです…この方は糖質依存やグルテン依存もあるのかもしれませんね。

まず必要な栄養を含んだ食品から優先的に食べるように心がけていれば、きっと体も心も満たされることでしょう。肉体的な病気、あるいは心の病気と戦っている方たちは本当にたくさんいらっしゃいます。

よっしーの糖尿病もそうですけど、かつて満たされることのなかった栄養を補うことで少しでも病気が良い方向に向かえばいいな…と思います。

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