スリムな女性芸能人も妊娠糖尿病になるんです

女性芸能人も妊娠糖尿病になる!?

このブログの検索ワードを見ていると「妊娠糖尿病になった芸能人は?」というものがありました。なるほど…何となくその気持ちは分かります。

人間とは妙なもので、別に他人が自分と同じ病気だからと言って自分の病気が良くなるわけでもなんでもないんですが、自分と同じ病気の方がたくさんいるというだけでもどこか救われる気がしませんか?

まして芸能界やスポーツ選手など、活躍されている方が同じ病気だとその方たちを通じて社会への病気の認知度も高まる気がしますしね。

ちょっと調べてみましたが、芸能人で妊娠糖尿病を経験した方はわりといらっしゃるようです。小雪さん、山田花子さん、アンジェリーナ・ジョリーさん、美奈子さん、女医でテレビにも出演なさっている宋美玄先生など。

また釈由美子さんや紺野あさ美さん、大和田美帆さんは妊娠中の検査でひっかかったそうですが、再検査では大丈夫だったとのこと。あと少しで妊娠糖尿病と言われそうな状態だったのかもしれませんね。

妊娠糖尿病になる女性は、現在の日本の妊婦さんの場合なんと12%(8~9人にひとり)だそうです。想像以上に多い数字だと思いませんか?

今回は、よっしーも2度かかってしまった「妊娠糖尿病」を経験した女性たちが、将来2型糖尿病に移行してしまわないためにはどんなことに気を付けたらいいのかを考えてみようと思います。

太っていない若い女性がなぜ妊娠糖尿病になってしまうのか?

日本人の20~30代の女性の肥満率は諸外国と比べて低いです。また日本の同年代の男性と比較してもかなり少ないです。下のグラフは公益財団法人生命保険文化センター様のサイトからお借りしました。

中年期以降では男性の方が糖尿病患者が多くなりますが、20~30代ではむしろ女性のほうがやや多いぐらいです。男性のほうがずっと肥満者が多いのに!

確かに、冒頭で紹介した妊娠糖尿病経験者の女性芸能人の方たちも、ちっとも太っていない方が多いですよね。彼女たちが特別大食いだとも思えませんし…

妊娠すると胎盤から出るホルモンの働きでインスリンの効きが悪くなります。もともとインスリンを分泌する能力に問題がない女性の場合は非妊娠時よりもインスリンを多く分泌できるので血糖値は上がりません。

しかしもともと糖尿病体質の女性の場合、うまく対応できないので血糖値が高くなってしまいます。これが妊娠糖尿病です。

多くの場合、特に何もしなくても出産後には自然に治りますが、そのまま境界型糖尿病や2型糖尿病に移行してしまう場合もあります。

産婦人科医の宋美玄先生は下のお子さんの出産後にそのまま境界型糖尿病になってしまい、治療中だそうです。宋先生はスリム体型ですが、医学生時代すでに軽い耐糖能異常があったそうです。

ダイエットと運動をすれば2型糖尿病にはならない?

よっしーは上の子を妊娠した時初めて血糖値が高いと言われましたが、出産の翌年、授乳が終了してから某ダイエット食品のモニターに応募して当選しました。

その商品を一定期間食事の代わりにして、モニター前と後で血液検査の結果を比較するというものです。

自分で血液を採取して郵送するという方法でしたが、当時の日記によると、具体的な数値までは忘れてしまいましたが「2回とも朝起きた時に測って、血糖値は完全に正常値だったのでほっとした」と書いてありました。

もしかしたら当時すでに、食後高血糖はあったのかもしれませんが空腹時血糖値は正常だったようですね。

この頃からスポーツクラブに週3回ほど通って、本格的な筋トレやスタジオプログラムを再開し、産後太りの体重はちょっとずつ減っていきました。

カロリーはとても気にしていましたが、糖質については特に気にしたことはなかったです。糖質制限の本をたまたま読んだこともありましたが、ご飯好きだったので続きませんでした。

しかし5年ほど経過した時、やたらのどが渇いたり、夜中にもトイレに起きるようになりました。まさか糖尿病??と思ったこともありましたが「こんなに運動しているし体重も減っているのに糖尿病になるわけがない」と自分に言い聞かせていました。

でも、何度も風邪を引いたり、明らかに免疫力が落ちているな…と思うようになり、なんだか体調がおかしいので内科を訪れて糖尿病が発覚したんです。すでにいくつか初期の糖尿病合併症もあると言われました、ショックでした。

最初は痛くもかゆくもない糖尿病

糖尿病を発症しても、ある程度悪くなるまでは自覚症状はないです。だから私の場合、のどが渇くようになるよりも前に糖尿病を発症していたはずです。

出産後2~4年ぐらいの時期ではないでしょうか?産後のOGTTでは何とか正常型でしたが、ほどなくして境界型になり、本格的な糖尿病に移行していたんだろうと思います。

妊娠糖尿病になった方は、ほとんどの場合、何もしなくてもいったん正常型になるそうです。しかし半分ぐらいの女性が、将来2型糖尿病になるそうです。1度も正常型に戻らずにそのまま糖尿病に移行する女性もいらっしゃいますが、むしろ少数のようですね。

出産後、産婦人科医から「太っていると糖尿病のリスクが高いので、カロリーに気を付けなさい」と言われました。

だからダイエット食品を夕食の代わりにしてカロリー制限しつつスポーツクラブで運動して、実際に体重は落ちて行ったのですが、糖尿病発症を防ぐことはできませんでした。

ずっと気を付けていかなければいけません

妊娠糖尿病になる女性は、もともと糖尿病になりやすい体質の女性です。だからこそ、妊娠糖尿病になった方はずっと気を付けなければいけないのです。

遺伝の要素がないのに暴飲暴食しまくって高度肥満になってとうとう2型糖尿病になったおじさんたちとは違うのです、残念ながら。そういうおじさんたちのほうが、ちょっと生活を変えるだけですぐに改善しやすいのは、悔しいですよね~。

食事に気を付けているつもりでも、その努力の方向が正しくないと残念なことになってしまいます。肥満だけが原因で発症した人は痩せればいいですが、遺伝がある場合はそううまくいきません。

私は運動していたのはいいことだったと思いますが、いくら運動しても、血糖値を下げきれていなかったんですね。運動を過信してはいけませんね。

私の場合は、あの時から緩い糖質制限をしていればこんなことにはならなかったかも…糖尿病になりやすい体質の女性は、生まれつき糖質の処理がヘタなんです。

妊娠前は若さでなんとかカバーできたかもしれませんが、産後そのままの食生活を継続していると、年齢とともにインスリン分泌能力は衰えていくのでいつか限界が来ます。

でも当時は何も知らなかったので、仕方がないですね。みなさんには同じことを繰り返して欲しくないと思います。あなたのためだけではなく、あなたと同じ体質を受け継いでいるかもしれない赤ちゃんのためにも…

もしみなさんの周囲に妊娠糖尿病になった女性がいたら、産後「さぁーこれで好きなものを自由に食べてやるっ♪」ってなことになっていないか、ちょっと気を付けてあげてください。

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