日本人必読の書!「甘いもの中毒」

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珠玉の1冊と出会った!

おはようございます。どうやらインフルエンザが全国的に猛威を振るいつつあるようで…みなさんは大丈夫ですか?気を付けてくださいね。

実は、今日は別のテーマで記事を書くつもりだったのですが、昨日の午後に楽天ブックスから届いた1冊の本を一気読みしてしまい、それが想像していた以上に素晴らしかったので思わず予定を変更してしまいました(*´艸`*)

「甘いもの中毒」朝日新聞出版 新書 264ページ
宗田哲男・著
842円(税込み)

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宗田哲男先生と言えば、千葉の宗田マタニティクリニック院長で妊婦さんたちに糖質制限を指導していらっしゃる有名な産婦人科医です。

以前フジテレビの「クイズやさしいね」に出演なさったのをご覧になった方も多いのでは?

宗田先生はちょうど、よっしーの親世代の医師です。今回は宗田先生の新刊「甘いもの中毒」についてじっくりとレビューしたいと思います。

ネタバレがイヤな方は、ここから先の閲覧は注意してくださいね(;^_^A まぁ、内容が濃い本なので、とてもレビューしきれませんが…

和菓子屋さんの息子

宗田先生は、ご実家が和菓子屋さんです。そのため、子供の頃からお菓子はよく召し上がっていて、さらにお米も大好きだったそうですよ。

こだわりのお米を求めて、わざわざ遠方に買いに行かれたこともあったとか。よっしーもお米が大好きだったのでその気持ちは分かります♪

医師として多忙な生活を送られる中、先生は職場の冷凍庫にアイスを常備して、仕事の合間によく召し上がったとか。

それで10年ほど前、2型糖尿病が発覚してしまったそうです。まぁ医者の不養生というやつですよね。よっしーの通っている病院にも、糖尿病の医師や看護師さんがいらっしゃると糖尿病教室の時に聞きました。

糖尿病になってしまった宗田先生は、釜池豊秋先生の「糖質ゼロの食事術」という本と出会い、さっそく実践してみたところ、HbA1c9.0で血糖値308という状態から薬やインスリン注射なしでHbA1c5.2まで劇的に改善したそうです。

釜池先生の本はよっしーも持っていますが、基本的には食事は夕食のみ、それも糖質5g未満、日中はコーヒーなどで過ごすというたいへんストイックな方法です。

私、ちょっとやってみましたが挫折してしまいました…今は朝食のみ、完全無欠コーヒー(ブラックコーヒー+グラスフェッド無塩バター+MCTオイル)にしています。

でも、やっぱりきちんとやればそれだけの効果が出るということですよね。食事療法をどこまでやるかは、各自が自分の健康状態やライフスタイルを考えて決めればいいことだと思います。

赤ちゃんは本来、おかゆを嫌がる?

産婦人科医である宗田先生は、生まれた赤ちゃんたちのその後も観察していらっしゃいます。多くの赤ちゃんは、「おかゆ」を最初嫌がるのだそうです。肉ばっかり食べておかゆが大嫌いな子もいるそうです。

よっしーは2歳の時に自家中毒で入院したことがあるんですけど、その時、おかゆを食べないので母や祖母は苦労したそうですよ。ちなみに、レバーペーストのベビーフードは大好物でいっぱい食べていたそうです♪

結局、お米などの穀物はヒト本来の主食ではないのに、食べさせようとするので、赤ちゃんは本能的にいやがっているのではないかということです。

ただし、糖質には中毒性があるので、最初はイヤがっていても、そのうち主食なしではいられなくなってしまい、「糖質中毒」の子供が大量生産される…というわけ。

そして、日本人の多くが糖質中毒になることによって、ある国の大手企業のビジネスがとても利益を得ているのではないかとのこと。詳しい話は、ぜひ本をお読みください。

糖質に中毒性がある理由

砂糖や白米などを食べると、ヒトの脳は強い快感を感じるそうです。そして、脳の中にいったん「快感を感じる回路」が出来上がってしまうと、どうしてもまた食べたくなります。

覚せい剤で逮捕された有名人たちが、どんなに反省してもまた同じことを繰り返してしまったりするのも、強烈な「快感を感じる回路」の為せる業に違いありません。

小さい頃から清涼飲料水をよく飲んだり、お腹一杯白米やお菓子を食べる生活をしていると、大人になって糖尿病などの問題が出て来てからそれらをやめるのは困難です。

よっしーや宗田先生は糖尿病と診断されて糖質制限をすることができましたけど、これは数値がかなり悪かったので「ヤバい!」と理性が働きかけたせいでしょうか。

もしこれが「ちょっと血糖値が高いですねぇ」程度の軽症だったなら、「糖質食べたい」という気持ちのほうが勝ってしまったかもしれないと思います。

また宗田先生は、ドラッグになるものは動物性ではなく植物由来のものばかりであることに注目しました。植物は自分では動けないので、他の動物にタネを運んでもらうしかありませんよね?

もしかして、植物が中毒性を持つことによって動物に「また食べたい」と思わせ、タネを運んでもらうためにあやつっているのでは…私たちは植物の戦略にまんまと踊らされているだけなのでは?と。面白いですね!

間違いだらけの「糖質制限批判」への反論

糖質制限をするかどうか個人の自由ですが、明らかに医学的に間違った「糖質制限批判」は困りますよね。

本書で宗田先生は、ありがちな「間違った糖質制限批判」へ反論なさっています。

ま、自分できちんとやってみたわけでもない方が「あの論文にこう書いてあるから」「海外のネズミの実験では…」などと言ってみたところで、製薬会社が資金を出した研究なんて必ずしもアテにならないですし、正反対の結果が出ている研究なんて山ほどあるのに、自分にとって都合のいいものだけを引っ張って来られても困りますもんね。

また素人ならともかく、専門家の方なのに「間違った糖質制限もどき」で体調を崩してしまい「ほーら見ろ、糖質制限は危険だ!」なんて恥ずかしいと思います。

中には生まれつきの難病などで本当に糖質制限できない方もいらっしゃいます。でも、だからといって全ての人に糖質制限すべきでないというのは、いかがなものでしょうか?

特定の薬で副作用が出て使えない方、アレルギーが出る方、いらっしゃいますよね。でも、だからといって薬は使用禁止にはなりません。糖質制限だって合う方と合わない方はいらっしゃって当然だと思います。

宗田先生は実際にたくさんの患者さんに指導してこられた実績があるわけなので、机上の空論など最初からまったく問題にならないと思います。

未経験者には、妊娠糖尿病の母の気持ちなど分からないでしょうね…仕方がないことですけど。

中には、1型糖尿病の妊婦さんがインスリンなしで健康な赤ちゃんを無事に出産できた例や、最初の妊娠で妊娠糖尿病だったのが糖質制限を2~3年継続することによってすい臓の機能が回復し、次回妊娠ではOGTTでも完全に正常値で妊娠糖尿病を発症しなかった妊婦さんたちの例もあります。

ガチガチの「糖質制限推進本」ではない

だからといってこの本は「すべての日本人はスーパー糖質制限をすべき」「食事は夕食1回だけにすべき」などと勧めているわけではありません。

宗田先生は「糖尿病患者・がん家系の人・肥満の人・高血圧の人」は血中ケトン体が増えるレベルまで糖質制限をしたほうがいいとおっしゃっていますが、結局、やるかどうかは自分で決めなければいけない、ということです。

日本の経済を考えても、すべての国民が完全にお米を食べない暮らしは現実味がないので、吉野家の「サラシア牛丼」や糖尿病薬のSGLT2阻害剤(余計な糖質を尿に捨ててしまう薬、いわば薬による糖質制限、糖尿病患者の腎症予防効果が認められている)などを上手に活用していくことも必要だとおっしゃっています。

確かに…糖質制限が流行っても製薬会社は儲かるどころか利益が減るので面白くないでしょうけど、SGLT2阻害剤なら利益になりますものね(;^_^A

甘いもの中毒から抜け出すのは大変だ!

ただ「甘いもの中毒」から抜け出すのは、なかなか簡単なことではないそうです。「甘いものをやめるぐらいなら死んだほうがマシだ!」という人さえ見たことがあります。自分でそう選択したのなら、仕方がないと思いますが…

産婦人科医の宗田先生のもとへも、糖質ばかリ食べて太りすぎて生理不順になった女性の患者さんたちがよく訪れるそうです。

生理の周期を整える薬はあるけれど、結局自分で考えて食事を変えることが出来ないと根本的な解決にはならないんですよね…

「私は甘いものが生きがいなのでもう無理、いいや」と諦めるか、それとも…それは自分で向き合わなければいけない問題なのです。

宗田先生の新刊「甘いもの中毒」、期待していた以上に素晴らしい本でした。あっという間に読んでしまいました。

ほとんどの方は「あなたは中毒です」と言われたら「何だと!?」と腹を立てると思います。でも、よっしーや宗田先生のように、病気になって「そうか自分は甘いもの中毒だったのか…」と気づくわけです。病気になっても気づかない方も多そうですが…

自分で読むためにはもちろん、あなたの周囲にいる「糖質制限って体に良くないんじゃないの?」と言っている人たちにもぜひ貸してあげてほしい本です♪

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