糖尿病が「治った」女性の悲劇


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アメリカ人女性の書いた糖尿病本

アメリカの女性2型糖尿病患者グレッチェン・ベッカーさんが書いた本「糖尿病・最初の1年」は勉強になる本です。

この本は、糖尿病と診断されたばかりの患者が最初の1年に何をどうするべきかが書かれています。内容は、特に糖質制限というわけではありませんけど、とても頷けるものです。

さて、この本の130ページ目で紹介されているカルメンさんという糖尿病患者さんの話は、とても衝撃的です。

きっとみなさんのためになると思いますので、ちょっと紹介させてくださいね。

 

糖尿病が治ったと思って油断した患者の悲劇

カルメンさんは太めの女性患者で、おそらく糖尿病を発症してから比較的すぐに診断されたのでしょう。彼女は、ダイエットと運動だけで血糖値が正常化し、食後にデザートを食べても血糖値が上がらなくなりました。

そこで「糖尿病が治ったんだわ♪」と思い、最初は週1回だけ糖質の多いデザートなどを食べていたのが、やがて1日1回になり、毎食ごとに食べるようになってしまいました。

 

 

そんなある日、彼女は夜間頻尿とのどの渇きに気が付きました。血糖測定すると、なんと血糖値は400も!!

「でも大丈夫。またダイエットと運動をすれば治るから」…ところが、今度はいくら痩せて運動しても、彼女の血糖値は正常化しませんでした。

彼女は経口血糖降下薬を飲まないといけなくなってしまいました…

 

糖尿病は一生付き合っていかなくてはならない病気

おそらく、最初に糖尿病と診断されたとき、彼女のすい臓のベータ細胞はまだかなりたくさん残っていたんでしょうね。

でも、治ったと思って油断して糖質の多いデザートを食べまくったせいで、残っていたベータ細胞はどんどん死んでいったのでしょう。

せっかく良くなっていたのに、2度目は…もう手遅れになってしまっていたんですね。もったいないことです。

 

 

そもそも、本当に糖尿病のケがまったくない人と言うのは、何をどれだけ食べても、運動は特に行わなくても一生糖尿病にはなりません。1度でも糖尿病と診断された人は、一生気を付けて行かないといけないわけです…

そして、カルメンさんはアメリカ人なので、インスリン分泌低下よりもインスリン抵抗性がメインの糖尿病だったのだと思います。

日本人の場合、もともとインスリン分泌能力が低い人が多いので、もっと気を付けなくてはいけないと思います。

 

家族に糖尿病患者がいる方や妊娠糖尿病経験者は特に注意

2型糖尿病は、遺伝とのかかわりが深いです。不公平に思えますが、痩せていても発症する人は大抵遺伝です。

また、妊娠糖尿病になる女性のほとんどは何もしなくても産後は自然に治りますが、そういう女性は糖尿病になりやすい体質なので、一般女性の7倍の確率で将来2型糖尿病になるとされています。

よっしーも、実はそのパターンです。油断したことを後悔しています。どうかくれぐれも、油断しないようにしましょうね。