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糖尿病合併症の改善には時間がかかります

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血糖値はすぐに下がるけれど…

糖尿病と診断されて糖質制限を始めて、よっしーの血糖値は速やかに下がりました。教育入院をしたとき、病院食を食べていて空腹時血糖値は150以上あったのですが、主治医に「糖質制限を試したい」と申し出て試しにやってみたところ、90になったのでこれには主治医もびっくりでした。

だって食後血糖値が下がるのは当たり前ですが、空腹時血糖値まで下がるなんて。きっと病院食を食べていたときは、食事の前にインスリン注射をしても次の食事までに血糖値を下げきれていなかったんでしょうね。

もちろん、現在はインスリン注射はまったく打っていません。

このように、重症の2型糖尿病であっても血糖値は速やかに下げることができますが、すでに糖尿病合併症が出ている場合、ウソみたいにすぐに治る…というのは、さすがに無理です。時間がかかります。

よっしーは糖尿病と診断されたとき「腎症」「網膜症」「神経障害」すべて出てしまっていたんですが、神経障害は8か月ぐらいで症状がすべて消え、網膜症は2年でほぼ治り、腎症は最初たんぱく尿が出ていたのが、今はアルブミン尿が正常値の上のほうで何とかおさまっています。

糖尿病合併症を治そうと焦ってはいけません

糖尿病と診断されたばかりの方は合併症はまだ出ていないでしょうけれど、発症して5年も経つと何らかの合併症が出てくる方が多いです。特に神経障害は真っ先に出てきますので、男性の方はEDになることもあります。

合併症は、血糖値を正常化してもすぐに治るとは限りません。ある程度以上に進行してしまっていた場合、残念ながらその後どんなに頑張って血糖値を完全に正常化しても合併症はどんどん進行してしまうこともあるのです。だからこそ、手遅れにならないうちに対策してほしいんですよね。

こういう患者たちの弱みに付け込んで「いま流行りの糖質制限なんかよりも、当社の〇〇エキスを飲めば短期間で糖尿病を克服でき、合併症も改善しますよ」などと言って健康食品を販売している業者もあります。必ずと言っていいほど糖質制限をdisっているのが特徴です(;^_^A

うっかり騙されないように気を付けてくださいね。そういう業者さんのサイトに載っている体験談なんて、本当かどうか確かめる手段がないんですから…勝手に言ったモン勝ちですね…

バーンスタイン医師の患者さんたちは?

アメリカ人医師・バーンスタイン先生は12歳で発症したインスリン自己分泌ゼロの1型糖尿病患者で、試行錯誤の末、数々の糖尿病合併症を克服なさった経験者です。

そこで、彼の本の中から、彼自身や彼の患者さんたちの糖尿病合併症がどれぐらい時間がかかって治ったか、その実例を挙げてみることにします。参考になさってください。

・バーンスタイン先生…高脂血症が1年で解消、たんぱく尿は1年で消失、アルブミン尿が完全に消失するまで数十年かかった、脚の動脈の粥状動脈硬化が数十年かかって消失した。83歳の現在も現役医師として元気に活躍。

・67歳男性患者…心臓の神経障害が2年弱で正常化、胃不全麻痺が完治(期間不明)

・60代女性1型糖尿病患者…糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫が9年後に完治

・54歳の1型糖尿病の男性医師…増殖網膜症が劇的に改善、緑内障が治癒(期間不明)

・71歳男性患者…EDが改善、心臓の神経障害が正常化(期間不明)

神経障害は比較的短期間で治りやすく、腎症や網膜症はやや時間がかかるみたいですね。バーンスタイン先生は1年でたんぱく尿は出なくなったものの、アルブミン尿までまったく出なくなるまでにはかなりの年月がかかっています。

だから、焦らずに、10年~かけるつもりで血糖コントロールを継続していくことが大事だと思います。魔法のように、数か月とか1年とかで糖尿病合併症が完治することを期待してはいけません。

バーンスタイン先生の糖尿病治療はどんな方法?

では、数々の糖尿病合併症の患者さんたちを救ってきたバーンスタイン先生の糖尿病治療方法はどんなものかというと、糖質制限(1日あたり糖質30g以下)・運動・インスリンの感受性を高める飲み薬・必要な場合はインスリンの少量頻回注射です。

1型糖尿病でインスリン自己分泌のない方は、どうしてもインスリンは必要です。でも、その注射量をなるべく少量で済ませるようにしているわけです。これは「低インスリン治療」と言えますよね。

「インスリンをなるべく少量で済ませる」ことと「自己分泌が全くないのにインスリンを使わない」ことは意味が異なります。

ただ血糖値を下げればいいと考えるなら、多めにインスリンを打てば必ず血糖値は下がります

でもその場合、頻繁に低血糖を起こしやすくなりますし、その方法で治療している方たちの長期的な予後はどうでしょうか?みなさん、合併症が治っていますか?

糖尿病合併症を克服するためには、正しい努力を焦らずにじっくりと継続していくことが大切なのですね。

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