糖尿病患者は今すぐ禁煙するべき

タバコと糖尿病の危険な関係


タバコを吸うとインスリンの効きや分泌が悪くなり、糖尿病の発症のリスクを高めます。すでに糖尿病の場合は、血糖コントロールが悪化しやすく、合併症の進行も早くなりやすいです。

よく「肥満が糖尿病の原因だ」と言われますが、喫煙は肥満よりもさらに糖尿病に良くないとも言われます。

具体的な量として、1日20本のタバコを25年間吸い続けると、糖尿病になるリスクは1.6倍になるのだそうです。1年間禁煙すると、糖尿病になるリスクは吸わない人とほぼ同程度にまで低下します。

 

 

また、糖尿病患者がタバコを吸い続けると、吸わない糖尿病患者よりも脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなります。
タバコにはたくさんの有害物質が含まれていますが、特に糖尿病と深い関わりを持つのは一酸化炭素です。

一酸化炭素は、酸素の250倍もヘモグロビンと結びつきやすい性質があります。

ヘモグロビンとは、酸素と結びつくことで全身に酸素を運ぶ重要な働きをしているのですが、一酸化炭素は酸素よりも先にヘモグロビンと結びついてしまいます。

こうなると末梢まで十分な酸素を運ぶことが出来ず、手足の末梢血管が最初に傷つき、これらの血管に結びついている神経の障害が進んでしまいます。また、心筋梗塞などの合併症が引き起されやすくなります。

ニコチンには、インスリンの分泌量を減少させたり、インスリンの働きを低下させたりする作用があります。

 

今からでも間に合います


タバコは、糖尿病患者にとって(そうでない人にも…)何もいいことはありません。

長年吸っている方は「今さら禁煙しても遅いんじゃないか…」と思うかもしれませんが、禁煙して10年経つと、心筋梗塞の発症リスクは非喫煙者とほぼ同じレベルにまで下がるそうですよ。

 

 

特にまだ若い方は、お子さんのことも考えて、ぜひ禁煙していただきたいと思います。

そうは言っても、糖質が大好きな人がなかなか糖質制限できないのと同じぐらい、禁煙は難しいことかもしれません。

禁煙外来などを利用することも考えてみてくださいね。




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