血糖値が上がらないことの意味


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食べても血糖値が上がらないことの意味

血糖値が高くて悩んでいる方にとっては、何を食べても血糖値がほとんど上がらない人が羨ましくてたまらないんじゃないでしょうか?
その気持ち、よく分かります。

でも、「糖質をたくさん食べて、食後に運動したわけでもないのに血糖値が上がらない」ってそもそもどういうことなのか、ちょっと一緒に考えてみることにしましょう。

 

 

糖質を食べると血糖値が上がり始めます。すい臓のβ(ベータ)細胞がこの動きをすばやく察知して、すぐにインスリンを分泌します。

インスリンが血糖値を下げてくれるので、健康な人は食後高血糖にならないのです。
糖尿病の場合はインスリンの分泌が不足していたりうまく働かないので、血糖値を下げきれないのです。

インスリンは血糖値を下げてくれるのだから、正義の味方だと思うかもしれませんね。

でも、インスリンは、自分のすい臓から分泌されたものであっても外から注射したものであっても、体内に多すぎるとガン・認知症・動脈硬化・肥満などを起こしやすくなることが分かっています。

例えば、糖尿病ではないのに眼底出血した例があります。
糖尿病ではなくても、若くしてガンにかかる人も珍しくありません。

糖質を好んで多く食べているのに血糖値が上がらない人は、インスリンを分泌する能力が高いので血糖値は上がらないかもしれませんが、高インスリンによる害は受けることになるのです。

 

 

過信はとても危険

ちょっと、糖質をお酒に例えて考えてみましょう。

Aさんは生まれつきほとんどお酒が飲めません。
Bさんはどんなに飲んでも滅多に酔いつぶれることがない、お酒に強い人です。

アルコールを分解する能力は、個人差が大きく、なんと強い人と弱い人では75倍もの差があるんだそうですよ。

Aさんは飲むと大変なことになるので、飲まないようにしています。

それを見てBさんが「お前、全然飲めないなんてカワイソーだなぁ、オレなんてほら、こんなに飲んでもなんともないんだぜ、これまで健康診断で引っかかったこともないし!」と自慢します。

しかし、そのうち、Bさんは脂肪肝になり、「食事の脂質が多かったのかな?」なんて思ってツマミをノンオイルのものにしているうちに肝機能が悪化し、アルコール依存症から肝炎になって入院することになってしまいました。

Aさんは飲んでいないので、何ともありません。

 

 

いかがですか?
飲めない人が飲まないようにしていれば、肝臓へのダメージはありません。

しかし、飲めるからといってたくさん飲み続けていると、いつか肝臓を壊します。
過信せず、適量を飲むだけにしていれば、そんなことにはならなかったのに…

インスリンの分泌能力が高い人も、自分のすい臓を過信して糖質を食べまくっていては、いつか痛い目に遭うかもしれませんよ。

血糖値が上がるか上がらないか、という表面的なことだけを見ているとつい大事なことを忘れてしまいがちです。

血糖値が上がらないことの意味を、考えてみる必要がありますね。