血糖値とHbA1c


にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
記事が役に立ったらはてブ&SNSで拡散していただけると励みになります♪


HbA1cは過去の血糖状態を反映している

健康診断などでHbA1cを測定したことがありますか?

これは「ヘモグロビンエーワンシー」と言い、過去1~2か月の間に血糖値が高い状態が続いていた場合はこの値が高くなります。

 


↑自宅で採血してHbA1cを検査するキットもあります。

 

高血糖になると、血液中の余分なブドウ糖はヘモグロビンと結合してHbA1cとなります。

ヘモグロビンは赤血球の中にたくさんあるタンパクで、体の隅々まで酸素を届ける重要な働きを持っています。

検査の前日に絶食したら血糖値は一時的に下がるかもしれませんが、HbA1cはすぐには変化しません…

HbA1cが6.5%以上だと糖尿病と言われますが、実はHbA1cが5.6%を超えている場合は糖尿病に片足を突っ込んでいるかもしれないので気を付けたほうがいいのです。

 

HbA1cはあくまでも平均値にすぎません

HbA1cは過去1~2か月の血糖値の平均がどのぐらいであったかを反映しますが、1日の中で血糖値がどのように変動したのかまでは分かりません。

たとえば空腹時血糖値が100で食後血糖値が140の人と、空腹時血糖値が75で食後血糖値が165の人は見かけ上、HbA1cは同じ値になるかもしれません。

でも、HbA1cが同じなら、血糖値が高い時と低い時の「差」が大きい人ほど、血管内皮に障害が起こりやすいことが分かっています。

食後だけ血糖値が跳ね上がる、いわゆる「血糖値スパイク」が動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、がん、アルツハイマー型認知症のリスクを高めるのですから、糖尿病だけの問題ではありませんよね。

 

健康に暮らすために

すでに糖尿病と診断されている人は、糖尿病合併症を防ぐためにHbA1cを医師に指示された数値でキープするように努力しましょう。

食後に血糖値が上がりすぎないためには、食事の糖質のコントロールと、できれば食後に軽い運動を取り入れることが大事です。

糖尿病ではない方も、HbA1cの値に気をつけましょう。
もし「あれ?僕は糖尿病と言われたことがないけど、そのわりにHbA1cが高めだな」と感じたら、食後に血糖値スパイクが起こっているかもしれません。

また、慢性的に糖質を摂りすぎていたり、ストレスが続いて自律神経が乱れると機能性低血糖症になることがあります。

 

 

機能性低血糖は、食後に血糖値が急上昇した後今度は思い切り下がって下がりすぎたりします。

血糖値が乱高下しますので、HbA1cは正常値に見えることも多いですが、うつなどの精神症状を伴うこともあり、治療を受けたほうがいいです。

あなたの周囲には、甘い物を切らすとイライラして周囲に当たり散らしたり、ふさぎこんだりする人はいませんか…?それ、もしかしたら血糖値の乱高下が原因かもしれません。

血糖値と比べると印象が薄い(?)Hba1cですが、これからはどうか、この値に注目してみてくださいね。