あなたの意思であなたの進むべき道を選びましょう

非常に共感を覚えたこと

あるブロ友さんの記事を読み、非常に共感を覚えたことがあります。それは、何かを語るなら自分の体験を踏まえたものであるべきだ、ということです。

たとえば、独身の方が「理想の結婚生活とはこうあるべきである!」と語っても「ふーん、あなたも早く理想の結婚が出来るといいね」としか思わないでしょうし、お子さんのいない方が他人の育児を見て「その育児法はダメだ!俺の甥や姪は…」と口を出しても「甥姪をちょっと見たぐらいで分かった気になるんじゃないよ、自分にお子さんが生まれたら存分に理想の子育て法を実践してくださいね」と思うでしょう?

それと同じで、「(自分はやったことないけど)どこかの大学の先生がこういう論文を書いていたからそうだと思いま~す」って言われても説得力がないんですよね。

 

 

世の中には同じテーマについて研究して正反対の結果が出ていることが山ほどありますし、研究の資金を提供している団体はどこか?によって、意図的にある結果が導かれていることもありますので、その中から自分の持論に都合のいい研究結果だけを引っ張って来られても

だからみなさんも、自分自身の体験として検証してみることが非常に大事だと思います。よっしーも、自分が実践したことのない食事方法については語りません。玄米食は、約15年間実践していました。

何ごとも自分の頭で考え、自分の体で実践するクセをつけるようにしましょうね。

 

自分の体で試してみることはすごく重要です

さて、今回は「自分で判断することの重要性について」です。

よっしーは糖尿病のコントロールにあたっていろいろな専門家の方の情報発信を参考にしていますが、時に複数の専門家の意見が真逆で「どっちが正しいんだろう!?」と困ってしまうことがあります。

たとえば「鉄のサプリメントは安全だ」「いや、鉄のサプリメントはとても危険だ」と言った具合です。どの専門家の方も、とても熱心に情報発信していらっしゃるので、どちらが正しいのか文章から判断するのは困難です。

 


よっしーは海外の鉄サプリを購入して飲んでいます。下の子を妊娠しているとき医師から「ちょっと貧血だけど、まぁ治療するほどのことはないかな…」と言われてそのまま何も対策せず放置してきました。

そしていつの間にか妊娠糖尿病が2型糖尿病に移行し、アゴにやたらとニキビが出来たり、立ちくらみ、耳鳴りなどの不快な症状が気になるようになりました。

ネットで調べると、アゴのニキビ・立ちくらみ・耳鳴りはいずれも貧血の症状であることが分かり、通常の血液検査では貧血関連の数値はおおむね正常でしたが主治医に頼んでフェリチンを測定してもらうと、すごく低いことが分かりました。いわゆる「隠れ貧血」でした。

 

 

「鉄サプリを飲んでいる女性は妊娠糖尿病になりやすい」「鉄が糖尿病を起こす」「鉄サプリは危険」などの情報を知って不安になりました。しかし私はもともと貧血であり、その後糖尿病になり、貧血の自覚症状も出てきたことから、少なくとも私の場合は鉄サプリを飲んだほうがいいのではないかと思いました。

糖尿病と診断されるまで、鉄サプリを飲んだことは1度もなかったです。どちらかというと「サプリに頼るのは良くない」と思っていたので。

そして吸収されやすい形になっている海外製の鉄サプリを飲み始めると、アゴニキビ・立ちくらみ・耳鳴りは消失し、フェリチン値も上がりました(まだまだ低いほうですが…)。

3か月に1度、糖尿病内科で現在もフェリチン測定してもらいながら鉄サプリの服用を継続しています。

 

もし自分で考えなかったら?

もし、よっしーが自分で試すことなくネットの記事を読んで「へぇー鉄サプリって危険なんだぁー!」と思って何もしないままでいたら、どうなっていたでしょう?

通常の貧血検査では、隠れ貧血はほとんど分かりません。特によっしーは、ヘモグロビン値はむしろ正常値の中でも高めでしたので…

貧血の治療方法として鉄を注射するという方法があり、この場合は鉄過剰症になる危険性があるということです。しかし経口摂取の場合は、必要以上に鉄を吸収しないという仕組みがちゃんと備わっているんだそうですよ。

また、若い女性が貧血になる最大の原因は月経だそうです。よっしーは子供の頃から月経の量が他の人よりも多めで、そのことが鉄を失う大きな原因になっていると思われます。

 

 

昔は鉄サプリなどありませんでしたが、昔の女性は妊娠可能期間は妊娠または授乳(授乳中は、半年ぐらいは月経が来ないのが普通です)のどちらかをしていることが多かったため、せいぜい2~3人しか子供を産まない現代女性よりもずっと月経の回数は少なかったのではないかと思われます。

また、ヒジキは鉄分豊富な食品と長年思われていましたが、実は鉄製の調理器具を使わないとかなり鉄分は減るそうですね。

ちなみに、鉄分はタンパク質をしっかり摂取していないとほぼムダになるようです。縄文人と比べると、食事が糖質に偏っている現代女性が鉄サプリだけ飲んでもあまり効果はないかもしれないですね。

 

どこかの誰かが言っていたことに惑わされてはいけません

 

よっしーも含めて、はっきり言ってネットの記事など、どこの誰が書いた分かかりません。ライターなんて、特別な資格がなくても比較的簡単になれます、儲かるかどうかは別として…

大学の研究結果だって、研究資金の提供者の意向次第でどんな結論にもなりますし、そもそも結果の解釈がズレていることだってあります。自分の持論を通すために、意図的にある結論に誘導する人だっています。

大事なのは、そんな人たちの言うことにいちいち振り回されるのではなく、自分で考えて、自分で試してみることだと思いませんか?
どうかみなさんは、そのクセをつけてください。

 

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