ショック!「おもらし」の原因は糖尿病かも!?

林先生が驚く初耳学!面白い番組です

毎週日曜日の22時に放送している「林先生が驚く初耳学!」というテレビ番組がなかなか面白いです♪林修先生って本当に物知りだな~といつも感心。

で、昨夜の放送で林先生が紹介なさっていた「頭に来てもアホとは戦うな!」という本がとても面白そうだったので、思わずスマホからポチってしまいましたwww

本を衝動買いすることってあまり無いんですけど、この本はなんだか凄く良さげだったので。興味のある方は読んでみてくださいね♪ 林先生によると、基本的に「アホな人」は暇人だそうです。ま、そりゃそうだろうね~。

 


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さて、林先生は番組で「乾燥パスタは血糖値が上がりにくく太りにくい」とおっしゃっていました。デュラム小麦はGIが低く、血糖値が上がりにくいのだとか。うーん、どうでしょうね?

よっしーはすでに糖尿病ですが、もしかしたらお米よりは乾燥パスタのほうがいくらか血糖値が上がりにくいのかもしれないと思います。

糖質50パーセントオフのパスタ「カーボフ」はたまに食べますが、確かに血糖値の上がり方はさほどでもない感じで、長時間だらだら高血糖になることもないです。でも、あくまでも「お米よりはマシかも」ぐらいに考えておいたほうがいいかもね、私たち糖尿人は。

番組では「フィットネス経験のある女性がもっとも憧れるボディの持ち主は中村アンさん」と紹介していました。中村アンさんは実は糖質制限で痩せて肌が劇的にキレイになったことで有名なんですよね。しっかり運動もされていますし、とても説得力のあるボディですね♪

番組の終わり、りゅうちぇるさんが林先生に「フランクフルトと魚肉ソーセージではどっちが太りにくいでしょうか?」と質問していて、林先生はその理由について分からなかったそうです。答えはもちろん糖質量の違いでフランクフルトの勝ち!魚肉ソーセージやかまぼこ、チクワなどは意外に糖質が多いので気を付けないといけませんね。

 

なぜ「おもらし」が!?

さて、前置きはこのぐらいにしておきましょう。このブログを見てくださっているみなさんの中に「急にトイレに行きたくなって、間に合わずにちょこっと漏らしてしまう」という悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

実は、よっしーには「おしっこの悩み」がありました。糖尿病と診断される1年ぐらい前から、トイレの回数が多く、夜中にも2度ぐらいトイレに起きるようになっていました。

「いやだわ、年かしら…」と思ったのですが、いくらなんでも当時まだ30代。加齢にしてはちょっと早すぎるかなと思いました。

そして糖尿病で入院する2か月ぐらい前から、明らかに困ったことが起きました。「あ、トイレに行きたい」と思った瞬間、ちょろっと漏れてしまうのです(´;ω;`)

 

 

これは切迫性尿失禁という症状で、一般的には「過活動膀胱」という病気によって膀胱が自分の意思に反して収縮してしまうものです。治療には膀胱の収縮を抑える内服薬が使用されるそうですね。

よっしーも「ああ、この過活動膀胱という病気かもしれない…病院に行って相談してみようかな」と思いつつ、なんとなく恥ずかしいので様子を見ているうちに糖尿病の症状が悪化して入院することに!!

で、入院して糖尿病の治療を開始したとたん、頻尿や尿漏れの症状はウソみたいにピタリとおさまってしまいました。あれから3年経ちましたが、もちろん現在も全く症状はありません。糖尿病治療によって治ったことから「これはもしかして糖尿病合併症なのでは!?」と考えました。

 

糖尿病神経障害が排尿障害をもたらす

糖尿病で血糖値が高い状態が長年続くと、体のあちこちの末梢神経が障害されてきます。脳と膀胱を結ぶ神経の回路に障害が起きると、過活動膀胱になったり、逆に低活動膀胱になることがあるそうです。

過活動膀胱は40歳以上の男性の7人にひとり、女性の10人にひとりとかなり高頻度で見られるそうですし、糖尿病以外の原因でも起こります。密かに悩んでいる方はかなり多いでしょうね。

低活動膀胱は排尿に勢いがない、時間がかかる、尿流が途中で途切れて一度止まってからまた出る、排尿し終えたと思うのに残尿がある、などの症状があり、高度になると腎臓にも負担がかかってしまうそうです。

 

 

糖尿病神経障害で有名な症状は足の指先などがしびれたりチクチク痛んだりするものですが、上の図のように本当にさまざまな症状が現れます。図は千里中央駅前クリニック様のサイトからお借りしました。

膀胱の障害もその中のひとつです。さらに高血糖状態により尿量が増えるので、しょっちゅうトイレに行き夜もなかなかグッスリと眠れず、体力を消耗してしまうことに(´・ω・`)

糖尿病神経障害による排尿の異常は、とても辛いものです。幸いなことに糖尿病神経障害は糖尿病合併症の中では比較的改善しやすく、あまりにもひどい状態になっていなければ治ることが期待できます。

そのためにはまず、血糖値をなるべく正常値付近でキープすることが何よりも重要です。また、ある種の糖尿病薬やインスリン注射は血糖値は下げても臓器障害を起こす可能性があるそうなので、よく気を付けて使わなければいけないと思います。

 

まとめ:おしっこの悩みは他人には相談しにくいですが…

年齢を重ねると、おしっこの事で何らかの悩みを持つ方が増えます。しかし、「年齢のせいだろう」と思って何となく諦めてしまっていませんか?

また、排尿の異常の原因は必ずしも糖尿病神経障害によるものばかりではありません。全く無関係の別の病気が原因になっていることもあるので、血糖コントロールを行ってもなかなか改善しない場合は早めに医師に相談しましょう。

 

 

こういう事はなかなか他人に相談できない問題かもしれませんが、密かに困っている方はきっとかなり多いのではないかと思います。

尿漏れ対策の商品もいろいろありますが、やっぱり根本的に解決したいですよね。思い切って病院で相談してみると、あなたの悩みが解決するかもしれませんよ。

 

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