リブレ・レポートpart6~お風呂とビタミンC~

もうすぐ2週間のセンサー装着期間も終わりです

いよいよ、FreeStyleリブレの装着期間も終わりに近づいてきました…なんだか寂しい気がします(´・ω・`)

今回のレポートは、お風呂に入った時とビタミンCの摂取がリブレの示す血糖値にどんな影響を与えるか?についてです。

お風呂はこの季節、毎日ゆっくりとつかりたいですし、ビタミンCのサプリメントを飲んでいる方も多いですよね?

もしお風呂やビタミンCが、血糖測定の結果に何らかの影響を与えているとしたら、どうしましょう!?

 

お風呂に入ると血糖値はどうなる?

「入浴すると血糖値が下がる」という方、逆に「上がる」という方、どうやら個人差があるらしいです。

よっしーはこれまで何度か、普通の自己血糖測定器で入浴前後の血糖値を測定したことがありました。

私の場合は、「入浴しても血糖値は変化しない」ということが分かったんです。つまり上がりも下がりもしませんでした。あんまり面白くないですね~。

ところが、FreeStyleリブレを装着して入浴し、上がった直後にセンサーをスキャンしてみると、なんと血糖値が30も上がっているではないですか!?

 

 

びっくりして、いつもの通常の自己血糖測定器で血糖測定すると、入浴前と同じ数値でした。

通常時はリブレと自己血糖測定器の示す数値の誤差は5以内なのに(注・センサーによって多少の差があるらしいです)、これはどういうことでしょう?

そして入浴後30分も経過すると、リブレの数値は通常通りに戻っていました。

たぶん、測定部位付近やセンサーそのものが温まっている時は、実際よりも高い値が出てしまうのではないでしょうかね。

 

ビタミンCが血糖値にどう影響する?

ビタミンCをサプリメントで大量に摂ると、血糖測定器で実際の血糖値よりも高い値を示すことはよく知られていますよね。

これは、ビタミンCとブドウ糖の構造がとてもよく似ているため、血糖測定器はこの2つを区別できないからだそうです。

ビタミンCのサプリを大量に飲んで血糖値の変化を調べてみた方が何人かいらっしゃいますが、飲んでしばらくするとグッと上がり、比較的速やかに元の血糖値に戻っています。

通常、ビタミンCは2~3時間で体外へ排泄されるからなんですよね。

今回、よっしーは「ビタミンCのサプリメントを24時間お休みしてみる」という実験を試みることにしました。

 

 

よっしーは約1年前から、1gのビタミンCサプリメントを朝・昼・夜・寝る直前の4回摂取しています。最初は普通のビタミンCでしたが、途中からタイムリリース型(体内で6~12時間かけてゆっくりと溶け出していくもの)にチェンジしました。

実験してみると…なんと、空腹時血糖値がかなり下がりました!いつもよりも10~15も低いままで推移したのです。驚きましたね。

特に今は月経前で血糖値が高めの期間なのに、夕方には血糖値86でびっくりです。

 

そういえば、よっしー、昨年よりも空腹時血糖値が高くなっているにも関わらずHbA1cの値は改善しているのです。

空腹時血糖値が高めだったのは、タイムリリース型のビタミンCを1日4回摂取していたため、常に実際よりも血糖値が高めに出ていたのを見ていただけだったのかも!?

よっしーのように、タイムリリース型のビタミンCを大量に服用している場合は常に血糖値が実際よりも高めに出ているだけかもしれないので、気を付けてくださいね。

 

通常の自己血糖測定器とFreeStyleリブレの違い

つまり、通常の自己血糖測定器はビタミンCには騙されるが、お風呂による温度変化には騙されません。

FreeStyleリブレはビタミンCにも温度変化にも騙される…ということになりますね!

 

 

リブレを使用していて「この数値はなんだかおかしいな?」と思った時は、通常の血糖測定も行ってみるといいですね。

そして、将来、ビタミンCに影響されない自己血糖測定器が出来るといいなぁと思います。

だって、本当の数値じゃないとはいえ、高めの数値が出るとなんだかいい気分はしないですからね(;^_^A

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