同じ糖尿病患者でも人それぞれ自分の信じる道を行きなさい

健康につながる3つの道

正解は必ずしもひとつではないのです

アメリカ糖尿病学会(ADA)糖質制限・DASH食・ベジタリアン食・地中海食・脂質制限を糖尿病患者の食事療法の選択肢として正式に認めています

ADAのサイトにはローカーボレシピのコーナーもあり、昨日きゅうりとアボカドとトマトのサラダを作ってみたら簡単でカラフルでおいしかったですよ♪

さて、どういう事情か分かりませんが日本ではいまだにカロリー制限食だけが糖尿病患者向けの唯一無二の食事療法として認められています

アメリカではここ20年ほどで糖尿病合併症が激減しているそうですが、はたして日本ではどうでしょう?以前ある糖尿病専門医の方に質問したら「日本でも減っていると思います」と言われましたがデータは見せていただきませんでした💦

 

健康になるための方法は一つではないという内容の漫画

 

上の漫画を見てください。3+4の答えは7に決まっています。答えはひとつです。ですが「AとBとCの中でゴールにつながっているのはどれでしょう?」と訊かれたら…?

ゴールにつながっている「正解ルート」はひとつだけとは限りません。もしかしたら3つのうち2つが正解ルートかもしれませんし、3つとも正解かもしれません。

山の頂上を「健康でいられること」「血糖コントロールを良好に保つこと」に例えて考えてみてください。頂上までの「正解ルート」が複数あってもおかしくないと思いませんか?

 

にゃご
にゃご

どのルートから行っても同じ場所につくのならいいよな!

よっしー
よっしー

自分が行きやすいルートから行けばいいわよね。

なぜ「正解ルート」が複数あると困るのですか?

血糖値を良好にコントロールする方法は複数あってもかまわないはずです。なぜなら先天的な病気をお持ちの方など、どの方法も必ず「合わない人」がいらっしゃるからです。薬は副作用が出る場合があります。

糖質制限ドクターではない一般的な糖尿病内科のお医者さんたちも、標準治療が完ぺきなわけではないということは認めていらっしゃいます。

すべての人を救える方法が存在しないのなら、いくつかの方法を選択肢として用意することで多くの患者を救えるではありませんか。

どういうわけか、たまに「自分が気に入っている方法だけが正解で他はダメだ!」という方がいらっしゃるんですよねぇ💦

 



 

なぜ正解ルートが複数あると困るのでしょうか?今までルートAの入口で通行料金を徴収して生活していたのに、無料で通れるルートBやルートCが出来て「これじゃ商売あがったりだ!」と大激怒!?

今までルートAの道案内だけでよかったのにルートBやルートCまで案内しなければならなくなったら、確かに大変です。覚えることが増えて面倒くさいですよね💦

でも各コースには違いがあって、ルートAではどうしても頂上まで行けない人もいます。そういう方にとって、案内してくれる人の存在はとても大切なのです。

案内人に頼らずにガイドブックを見るだけでひとりで登っていける人もいますが、そうではない方も多いのです。

 

途中でルートを変更したっていい

糖質の無理強いはやめてという女性糖尿病患者

 

よっしーの場合、大多数の方が登っているということでルートAを歩いていましたが、自分にはどうしても合わないことが分かったのでルートBに変更したようなものです。

自分に合わなかったからといって、ルートAを順調に上っている方たちに「あなたもルートBに変更しましょう!」とは言いません。その必要がないからです。

どんどんルートD、ルートE、ルートF…新しいルートが登場するのは良いのですが、夢中になるあまり「自分たちが登っているルートだけが正しくて他はすべて危険なのだ!」と言い出す方たちが現れます💦

そんなこと、わからないのですから…どのルートが自分に合っているのか、自分で慎重に確認しながら進みましょう。途中でルートを変更したってかまいません。

そして何かの商売をしている人でない限り、頂上へつながるルートが複数用意されていることは不利益にはならないはずです。好きなルートを選んで健康を目指しましょう♪

 

にゃご
にゃご

他人は他人、自分は自分。たくさんの人が登っているルートが自分にとっても最適かどうかはわからないんだよな。

よっしー
よっしー

すいているルートのほうが快適に登れる…ってこともあるしね♪

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