糖尿病家系でも諦めないで!糖尿病発症を防ぐことは可能です

糖尿病体質の遺伝はどうしようもないのでしょうか?

よっしーはリアルでは自分から糖尿病や糖質制限について語ることはあまりありませんけど、相手の方から訊いてきたときは答えることにしています。

そして友人の中には、「家族に複数の2型糖尿病患者がいて自分もそうなるんじゃないかと心配」という人も複数います。

太っているのなら標準体重まで痩せるだけでもリスクは減りますが、彼女たちは少しも太っていない人ばかりなんですよね、これが…

 

 

はっきりいって、うんと太っていて糖質食べ放題でも一向に糖尿病にならない人もいれば、太っていないし気を付けているつもりなのに糖尿病になる人もいます。

生まれ持った体質というものは、それほど大きいんですよね。不摂生をし過ぎて糖尿病になる人ももちろんいらっしゃいますが、そういう方はちょっと生活を改めるだけで容易に改善するんですよね…

 

にゃご
1型糖尿病は別として、2型糖尿病は生活習慣のせいで発症すると思っている人が未だに多いよな!

よっしー
いわゆるバランスの良い食事を普通に食べるだけでも、糖尿病体質の者にとってはじゅうぶんに糖質の摂りすぎになるんだけどね…

 

栄養学を学んだけど糖質制限食に転向した同級生

よっしーの大学の同級生で、お父様が2型糖尿病だという友達がいます。彼女はスポーツが得意でほっそり引き締まった体型をしているので、その話を聞くまで糖尿病とはまったく無縁に見えました。

でもやはり遺伝は大きいみたいで、社会人になってから彼女も糖尿病境界型と言われる状態になったそうです。

でも、彼女のお父様は糖質制限を始めてからとても元気になり、糖尿病も改善して趣味の山登りなどを楽しんでいらっしゃるとのこと。彼女も数年前からゆるく糖質制限やMEC食を始めました。

 

 

それで今のところ、彼女は糖尿病に移行せずに済んでいるそうです。私も彼女も大学で栄養学を勉強しましたが、当時の教科書に書いてあることと糖質制限の考えはまるで異なりますね!

現在糖尿病または糖尿病予備軍で、生まれた時からずっと糖質制限をしている人はおそらくいないと思います。だからこそ糖尿病になってしまったのでしょう…

私や彼女に限らず、もともとは脂質制限やカロリー制限をしていたのに病気になったので糖質制限にチェンジしたという方はかなりたくさんいらっしゃいます。

たまたま自分が病気にならなければ、卒業後何年経ってもずっと「学校で習ったことは正しい」と思い続けるのかもしれませんけど、そうではない場合もあるということですね。

 

まだ糖尿病じゃないけど自己血糖測定器を買ったママ友達

ママ友達で、お父様が糖尿病でお兄様が境界型糖尿病という人がいます。お父様もお兄様も彼女もまったく肥満ではありません。

「なかなか完全に糖質制限まではできないけど、糖尿病が心配…」と言うので、自己血糖測定器(ケアセンスN)を買うことを勧めました。

彼女は、糖質がヤバそうなものを食べた時に食後血糖値をたまに測っているそうです。「えっ、これって意外に血糖値が上がるんだ~!?」というわけで、食生活を改めるために役に立っているみたいです。

 

 

それと、お父様、お兄様が痩せているのに糖尿病になったということは、自分やお子さんにも同様のリスクがあるということですよね。

お子さんたちの食事内容も、糖質に偏らないように気を付けてタンパク質をきちんと食べさせるように心がけているそうです。とても良いことだと思います♪

彼女もお子さんたちも、糖質の摂り過ぎに気を付けてこのまま糖尿病にならずに元気に暮らせるといいなぁと思います。

 

必須糖質というものは存在しません

糖尿病体質の方が普通に「バランスよく」食べていると、糖尿病発症は免れないかもしれません。本来は糖尿病体質ではない方が過度の暴飲暴食をして発症するのとは違います。

遺伝で生まれつき糖質の処理が苦手な体質なら、糖質に気を付けていれば特に何も悪いことは起こらないのです。

そばアレルギーやピーナッツアレルギーの方も、その食材を食べなければ大丈夫ですよね。幸い、そばやピーナッツは生きていくために絶対に必要なものではないのです。

糖質も、ネズミの場合はどうだか知りませんが少なくともヒトにおいては、一部の先天的な病気をお持ちの方などを除けば生きていくためにどうしても食べなければいけないものではありません。

 

 

アミノ酸や脂肪酸の中には、人体にとってどうしても必要だが体内では合成できないので必ず食事から摂取しなければいけない種類がたくさんありますけど、糖質はそのような類のものはありません。

糖質は多くの方にとっては「嗜好品」なんですよね。体にとって必要ではないけれど、食べたいから…美味しいから食べるわけです。

でも、糖質は嗜好品だと分かった上で自分にとっての適量を理解した上で食べている方は、まだまだごく少数派でしょうね。

なんだか根拠はよく分からないけどテレビでそう言っていたからor雑誌にそう書いてあったので絶対に糖質を食べなければいけないと思っている方が多いでしょう。

 

糖尿病体質でも糖尿病を発症しなければ何の問題もない

糖尿病になりやすい体質であっても、自分の糖質処理能力の範囲内で糖質を食べていれば何の問題もありません。

筋肉量を増やすことで多少は糖質の消費量を増やすこともできますが、その量には限界があります…過信は危険です!よっしーは昔から筋トレ大好きで、同年代の女性よりも筋肉は多かったのに糖尿病になりました。

 

 

また、食後に運動して血糖値上昇を抑えることができますが、社会人の方はいつでも運動できるほど暇な方ばかりではないでしょう?

糖尿病だとついつい糖尿病のことばかり気にしてしまいがちですが、現代人の糖質摂りすぎの食生活と関係があると考えられている病気は他にもたくさんあります

糖尿病体質で糖尿病にならないための食事を心がけることは、糖尿病以外のこれらの病気の発症をも防ぐことが出来ると考えてみてはいかがでしょうか?

 

にゃご
糖尿病体質が遺伝していても、食事に気をつければ糖尿病やその他の病気を防げるんだな。

よっしー
そういうことね!糖尿病じゃないのに糖質制限している人もたくさんいる時代だもの。前向きに考えましょう♪

 

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