2018年6月眼科受診 糖尿病黄斑浮腫による変視症が改善?

眼科の視力検査用のランドルト環

左目の見え方がちょっと改善した♪

2か月に1度の眼科の診察に行ってきました。よっしーヘタレで眼科が大の苦手なので、夫や息子たちに「今日は眼科に行ってくるね」と宣言して励ましてもらいましたorz

せめて3か月に1度ならいいんだけどなぁと思って看護師さんに「ここ来るといつも緊張して血糖値が上がります~」と愚痴ってしまいました。

そしたら「眼圧を下げる目薬を使っているから(2か月に1度)来てもらわないといけないのよ~」だそうで…糖尿病網膜症だけならもうほとんど治りかけてる状態なんですけど、まいったな。

 

 

眼圧が高くなるといえば緑内障が思い浮かびますけど、糖尿病だと緑内障にかかりやすいとはいっても糖尿病ではない方も40歳以上は自覚がないうちに発症している人が増えるそうなので、みなさん気をつけましょう。

さて今回は、前回と同じく黄斑浮腫は無いと言われました。良かったです。またOCTの機械を覗いたとき、左目の変視症が以前より改善していることに気が付きました。

糖尿病網膜症になると、たとえ網膜症が軽度の段階であっても目の黄斑部というところに浮腫が生じることがあり、そのせいでモノがゆがんで見えることがあります(=変視症)

よっしーの左目も変視症があり、OCTの機械の赤い横線を左目で見るとガタガタに歪んで見えていたんですけど、今日はかなり見え方がマシになっていました♪

 

 

普通、いったん黄斑浮腫や変視症になってしまうとなかなか治ることは無いと言いますが…希望が持てました!

糖尿病網膜症と黄斑浮腫が発見されて治療を開始したのは3年前ですが、「ここはレーザー治療も出来ないし、悪化したら注射か手術するしか方法は無い」と言われていました。眼圧も高かったので目薬を使用していますが、それ以外の治療はしていません。

眼球への注射や手術は、必ずしも視力が発症前の状態にまで戻るものではなく、特に発症してからある程度の時間が経ってしまっていると視力回復は困難になるそうです…

糖尿病黄斑浮腫を治療せずに放置した場合、数年かかって浮腫が無くなる場合もあるのですが、その場合は視力が0.1以下になることが多いそうです。よっしーは黄斑浮腫があった左目の視力は1.2です。良かったです!!

 

にゃご
糖尿病で目が見えなくなる人は多いんだよな…これは本当に怖いことだし、なんとかしなければいけないよな。

よっしー
きちんと通院していたのにそんなことになるなんて、絶対にあってはならないことよ!!

 

糖尿病網膜症の場合、食事はどうすればいいの?

深作秀春先生という眼科の名医がいらっしゃるのですが、深作先生の著書によると、それまで自分が糖尿病だということに気付かなかった患者がたまたま眼科で糖尿病網膜症と判明することがあるそうです。

それで患者さんを糖尿病内科に紹介して糖尿病の治療を開始すると、どういうわけかかえって糖尿病網膜症が悪化するケースがしばしばあるそうですよ。

どうやら、普通に糖質をたっぷり食べながらインスリン注射などで血糖値をコントロールしようとするとそのようなことになりやすいようです。

 

 

インスリンを使用すると、低血糖はどうしても起こってしまいます。じつは低血糖時に眼底出血が起こりやすいことはよく知られていますよね。

深作先生は患者たちに糖質制限を勧め、ご自身も糖尿病ではありませんが健康のために糖質制限を実践なさっておられるそうです。

深作先生の医学部時代の同級生は糖尿病専門医ですが、糖尿病を発症してしまい、従来の糖尿病治療でどんどん悪化してとうとう増殖網膜症から網膜剥離にまでなったそうです。

でもその先生は目の手術を受け、糖質制限に切り替えて視力を回復され、今は自分の患者さんたちにも糖質制限指導を行っているそうです!素晴らしいですよね。

 

 

糖尿病患者を多数診察している新井圭輔先生や水野雅登先生は、高血糖よりも高インスリンが糖尿病合併症を悪化させるのではないかとおっしゃっています。

比較的軽度の糖尿病では、まだインスリン分泌能力は保たれているのでちょい高血糖&高インスリン状態になり、その状態が長く続くと糖尿病合併症になるのでしょう。

よっしーは糖尿病を発症した当初は高インスリン状態になったと思われますが、もともとインスリン分泌能力が他の人より低かったため、じき高血糖&低インスリン状態になったのだと思います。

だから血糖値が475もあって入院した直後には糖尿病網膜症は無いと言われたのに、その後病院食を食べて1日4回インスリンを打ち始めてから糖尿病網膜症を発症したのでしょうね。

 

 

高校の同級生でお父様が眼科医という子がいますが、甘いものが大好きでこっそり食べているらしい患者さんはちっとも良くならないとお父様が嘆いていらっしゃるそうです。

糖尿病網膜症の方は糖質制限が基本で、それプラス網膜に良いと言われる栄養をプラスして摂取するといいんじゃないでしょうか。

よっしーは毎晩、納豆を1パック食べています。納豆は、糖尿病患者にもありがちな網膜血管閉塞症(目の網膜の血管に血栓が詰まってしまう病気)の予防と改善効果があるそうです。

また、一般的に目に良いとされるビタミンA・C・E・亜鉛・ナイアシン・ルテインなども摂取を心がけています。

 

糖尿病患者は白内障にも注意しましょう!

幸いなことに、よっしーはまだ白内障は無いそうです。でも眼科にいると、イヤでも他の患者さんたちの話が聞こえてきます…

今日は、よっしーの前の患者さん2名が医師から「白内障だねー、進行をおさえる目薬を出しましょう」と言われていました。

どうやら、白内障の進行を目薬で遅らせることは可能みたいですけど、「治る」わけではなくあくまでも進行を遅くするだけらしいです。

 

 

そして、目薬でも抑えられなくなるといつか手術でレンズを人工のものに取り換えなければいけないんですよね…怖いです!!!

白内障は誰でも年を取ると発症しやすくなりますけど、糖尿病だと若いうちから白内障になりやすいそうです。しかも進行も早いのだとか…

実は、糖質の過剰摂取が白内障の原因の一つではないかと言われています。パンをトーストするとこんがり焼けますよね?あれは「糖化」による変化です。

体内で糖とタンパク質が結びつくとAGEs(最終糖化産物)となり、これが目の水晶体を濁らせて白内障を引き起こします

 

 

これを予防するにはまず糖質制限をすることが最重要です。特に果糖は、ブドウ糖の10倍もAGEsを作りやすいと言われていますよね。

果物はヘルシーだと思って、人工的に品種改良して甘ーくした果物をたくさん食べまくっている糖尿病患者さんはいませんか?

そして、加工肉や高温で調理した揚げ物などをなるべく減らすことも効果的ではないかと言われています。カツカレーにコーラとか、もってのほかです!!

サプリメントとしては抗酸化作用のあるビタミンに加えてαーリポ酸も良いのではないかと藤川徳美先生のブログで読みましたが、こちらはまだ試したことがありません。

 

糖尿病患者は目を大事にしましょう!

糖尿病患者は糖尿病網膜症だけではなく、緑内障や白内障などの目の病気にかかる確率も健常者の方より高くなっています。

それも高インスリン状態であることや糖質の過剰摂取が良くないと思われますので、糖尿病の程度が軽度だとしても決して油断してはいけないのです。

糖尿病患者は血糖値さえ低ければ問題ないと思われがちですが、まだ糖尿病と診断される段階ではないのに眼底出血した若い患者さんもいたそうなので気をつけましょう。

 

 

まだ糖尿病合併症が何もない患者さんは「糖質制限なんて…甘いものもご飯も食べたいのに」と思うかもしれませんが、目が見えなくなるかもしれないというのはとても怖いことです。

糖尿病網膜症のある方は、高強度の運動によって眼底出血が起こる可能性があるので運動の内容と強度には十分気を付けてくださいね!血糖値が下がれば万事OKではないので…

目が見えなくなってまで食べたい糖質なんて、よっしーにはないです。これからは出来る限り目に良い生活を心がけていきます。

 

にゃご
糖尿病の人は目にいくつもリスクを抱えているわけだから、特に目の健康には気をつけたいよな。

よっしー
そうよ、血糖値だけの問題じゃないんだから…くれぐれも目を大事にね。

 

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