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妊娠糖尿病のママが赤ちゃんのためにしてあげられること

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なぜ私が妊娠糖尿病に!?

ブロガー仲間の方が使っていらっしゃったアバターが可愛かったので、よっしーもアバターを変えてみました。冬なのでコートとマフラーを着せてみました、よろしくお願いします♪

さて、よっしーが初めて耐糖能異常を指摘されたのは20代半ばのことです。独身時代からずっとジムに通って週5日ほど高強度筋トレとスタジオプログラム(ボディパンプ、ボディコンバット、ジャザサイズ、エアロ等)に夢中になっていました。

結婚してからもジムに通っていましたが、妊娠が分かって退会しました。でも仕事は続けており、通勤は片道徒歩30分以上歩いていましたし、体重が増えないように気を付けていました。

最初の妊娠は残念ながら稽留流産になってしまい、手術を受けました。そして再び妊娠しました。今度こそ絶対に無事に産みたいと思い、体に悪そうなこと(お菓子も含めて)は極力避けました。体重も臨月までに5kgしか増やさなかったです。

それなのに、ある時空腹時血糖値が110もあり「父が糖尿病です」と産婦人科医に申し出たところすぐにOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)をすることになりました。その時の数値は、1時間後が184で2時間後が146だったと思います。

その時通っていた産婦人科は医師が何人もいる大きな産婦人科だったのですが「うちでは妊婦健診はできますが、出産は引き受けられません。大きな病院で産んでください」と言われてしまいました。食事指導やインスリンなどは特になかったですが、カロリーを控えめにして、上の子はやや大きめでしたが問題なく生まれました。

逆子の上、二重臍帯巻絡だったので予定帝王切開での出産となりました。退院直前にOGTTをすると正常値だったので「ああよかった、これで治ったんだわ」と思いました。子どもは完全母乳で育てました。

再び妊娠して、妊娠初期~中期までは特に異変は無かったのですが、後期になると胎児がやたらとでっかくなり始めました。尿糖が出たことは1度もありませんでしたが、さすがに医師もおかしいと思ったのでしょう。

HbA1cを調べるとJDSで6.8(現在の基準に直すと7.2)もありましたが、1度内科に回されただけでなぜかインスリン注射の話などはされませんでした。

自分でもどうしたらいいかわからないまま、ひたすら脂肪を減らした和食にして毎日長時間の散歩をしましたが、自分の体重はまったく増えないのに胎児の推定体重だけがどんどん増加してしまいました

前回が帝王切開だったので今回も予定帝王切開になりましたが子どもは巨大児で、呼吸ができずに酸欠状態に陥ったので人工呼吸器をつけられてNICUに緊急搬送されてしまいました。NICUを退院できたのは1か月後でした、正期産だったのに…

現在は下の子も標準体型で元気に大きくなりましたが、子どもに申し訳ないことをしたと思っています。昔のこととはいえ、なぜあの時医師は「カロリーに気を付けて」としか言ってくれなかったのでしょうか…

そもそも、運動もしっかりしていて食事にも気を使い、お菓子を食べずジュースも飲まなかった私がなぜ妊娠糖尿病にならなければいけなかったんだろうと思いました。同時に妊娠した同僚の女性は、食べづわりでチョコ(きのこの山)ばかり食べていたのに妊娠糖尿病ではなく、お菓子を食べなかったよっしーは…

糖尿病になりやすい体質の女性が妊娠糖尿病になる

世間ではまだまだ「糖尿病になる人はメタボ体型の人だ」「暴飲暴食して運動不足だと糖尿病になる」と思われがちです。しかし実際は、そんな方ばかりではありません。

日本人の20~30代の女性は、諸外国と比較してもスリムな女性が多いのです。むしろ、痩せすぎの女性も多くて問題視されているぐらいです。下のグラフは毎日新聞様のサイトからお借りしました。

とてもスリムな方が多く、欧米のように極端に太った若い女性は少ないにもかかわらず、約8~12人にひとりの妊婦さんが妊娠糖尿病になってしまいます。なぜでしょう?

妊娠すると、やがてお腹の中で胎盤がしっかりと出来上がってきます。胎盤から出るホルモンがインスリンの効きを弱めて血糖値を上げやすくするため、胎盤が出来る時期から血糖値が上がりやすくなります。

ここで通常であれば普段よりもインスリンの分泌量を増やして対応できるのですが、もともとインスリンを分泌する能力が弱い女性(これは遺伝的な体質です)だと必要なだけのインスリンを分泌できないので血糖値が高くなってしまいます。これが妊娠糖尿病です。

なお妊娠糖尿病とは、妊娠してから初めて耐糖能異常になった場合を指します。もともと糖尿病だった女性が妊娠した場合は「糖尿病合併妊娠」と呼んで区別します。

よっしーの父も弟も30代前半で2型糖尿病を発症しています。もともとインスリンを分泌する能力が他の人よりも弱い体質を受け継いでいたよっしーも、妊娠前はなんとか糖尿病を発症せずに済んでいたものの、妊娠という負荷がかかったことで耐えられなくなったのでしょうね。

もちろん、極端に太っていたり、妊娠してもお菓子や菓子パン、ジュースなどの過食がやめられなくてインスリン抵抗性が増大して妊娠糖尿病になる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、そうでない方のほうがずっと多いのではないかと思います。Twitterでも「私は太っていないのに妊娠糖尿病になりました」「私も、食べすぎていたわけでもないのに発症しました」という声をたくさんいただいています。

決して世間一般で言われている「不健康な生活」をしていたわけではないのに妊娠糖尿病になり、偏見の目で見られるなんて本当に悔しくて辛いですよね…しかも、不摂生して糖尿病になった人のほうが、わずかな努力ですぐに改善するという…

妊娠糖尿病の血糖コントロール方法

妊娠糖尿病の妊婦さんには、いわゆるバランスの良い食事が勧められるようです。標準体重が50kgの女性の場合、妊娠初期は50×30+50=1550kcal。妊娠中期は1800kcal、妊娠後期は2000kcal摂取することになっています。

もともと肥満だった妊婦さんの場合は、体重増加を抑えるために出産までずっと妊娠初期と同じカロリーに制限することがあるそうですよ。

このカロリーの食事で食後血糖値が上がりすぎてしまう場合は分食といって、1日に食べるべき食事を3回ではなく5~6回に分けて少量ずつ食べる方法があります。

分食をしても血糖値がまだ高い場合は、インスリン注射をして血糖値を下げるそうです。妊婦さんの場合、空腹時血糖値100以下、食後2時間血糖値120以下が求められるそうです。

2型糖尿病の場合は経口血糖降下薬で治療することも多いですが、飲み薬は胎盤を通過して胎児に移行してしまうことがあり、赤ちゃんへの安全性が確認されていないものが多いことから原則として飲み薬は使わないようですね。

千葉の産婦人科医の宗田哲男先生は、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の妊婦さんたちに糖質制限指導を行い、インスリンなしで無事に健康な赤ちゃんを出産する女性がたくさんいらっしゃるそうです。

中には、ゆるやかな糖質制限を継続して、すっかり耐糖能異常が治ったという方たちもいらっしゃいます。その女性たちは第一子妊娠中は妊娠糖尿病だったのに、次の妊娠ではOGTTで完全に正常型だったそうです。

まだ妊婦さんの糖質制限はとんでもない!という医師が多いのですが、よっしーの通っている病院にも、主治医の反対を押し切って妊娠中ずっとインスリンなしで糖質制限で通し、無事に出産した糖尿病合併妊娠の女性がいらっしゃるそうですよ。

よく考えてみたら、赤ちゃんの脳や体は糖質からできているわけじゃないですものね。ムダに糖質を摂取しても血糖値が高くなって赤ちゃんが苦しい思いをするだけです。

それよりも、良質の脂質やタンパク質を優先的に食べたほうがいいですよね。妊娠中にママが貧血になると、赤ちゃんにも良くないことが起こりやすいそうですし。

出産後はどうなるでしょうか

妊娠糖尿病の方も出産後は特に何もしなくても正常値に戻る方が多いです。もともと妊娠前は糖尿病ではなかったので、出産後はまた妊娠前と同じ状態に戻るからです。

しかし、産後どのぐらいの時間が経つと正常型に戻るかは個人差があるようです。よっしーは産後2週間で戻りましたが、半年かかってやっと戻ったという方もいらっしゃいます。

残念ながらそのまま境界型糖尿病や糖尿病に移行してしまう方もいらっしゃいます。

いったん正常型に戻ったとしても、数年後~数十年後に2型糖尿病を発症する確率は、妊娠糖尿病になったことのない女性の7倍だそうです。決して油断してはいけないことが分かりますよね。

妊娠糖尿病が産後に正常化した女性の半数が30年以内に2型糖尿病になったというデータもあります。よっしーは下の子を産んでから比較的早い段階で2型糖尿病になったと思われます…

妊娠中に体重が増えすぎた方は、産後そのままでいると糖尿病に移行しやすくなるので妊娠前の体重に早く戻すことが大事です。食べすぎないように気を付けて母乳育児をすることで、いくらか体重は戻りやすくなるかもしれません。

よっしーは下の子も母乳で育てていましたが、子どもに重度の食物アレルギーが出たので7か月で泣く泣くアレルギーミルクに変えました(子どもは現在では生卵以外は何でも食べられるようになりました)。

母乳をやめると、母に短時間子どもを見てもらってまたジムに通うようになり、体重は減っていきましたがいつの間にか糖尿病になってしまいました。カロリーには気を付けていたけれど、糖質にはまるで気を付けていなかったせいでしょうね…

赤ちゃんは将来糖尿病になってしまうの?

妊娠糖尿病になったママたちの大きな心配事は、わが子が将来糖尿病になってしまうのかどうかということではないでしょうか?

残念ながら、2型糖尿病になりやすい体質というのは遺伝します。片親が2型糖尿病の場合、約50%の確率でその体質は子どもに受け継がれます。パパも糖尿病の場合は、その確率はさらに高くなります。

糖質制限食の日本での提唱者である江部康二医師は、ご両親が2型糖尿病です。それで江部先生はよっしーと同じように、玄米食で運動もされていたのに糖尿病を発症してしまいました。

江部先生はちっとも太っていないので、外国人の方から「お前は1型糖尿病か?」と質問されたことがあるそうです。海外では2型糖尿病=うんと太った人ばかりというイメージがあるんでしょうね。

テレビにも出演され、本もたくさんお書きになっている産婦人科医の宋美玄先生も、あの通りスリムな体型でありながらお祖父様が糖尿病で、学生時代から耐糖能異常があり、食べすぎたわけでもないのに妊娠糖尿病になり、現在は境界型糖尿病に移行してしまい治療をされているそうです。

遺伝というものがいかに大きいか、よく分かりますよね!

ママと赤ちゃんの未来のために…

しかし、いくら遺伝だからといってそこまで落ち込む必要はないのではないかとよっしーは思います。確かに、可愛いわが子が将来糖尿病になるかもしれないと考えるだけでやりきれない気持ちになるのは理解できます。親ってそういうものですからね…

でも、糖質に弱い体質って、お酒が飲めない人と同じようなものじゃないでしょうか?生まれつきアルコール分解酵素をほとんど持たない人は、どんなに練習しても「酒豪」にはなれません。

しかしアルコールは人体にとって必須ではないというか、飲みすぎれば明らかに健康に良くないものです。飲めないのなら飲まないようにしていれば、何も悪いことは起こりません。

「オレは酒に強いんだ!」と毎日たくさん飲酒している人は今は大丈夫でも、いずれ肝臓を壊すでしょうね。「ただちに影響はない」でしょうが…

糖質に関しても同じことだと思います。長鎖脂肪酸代謝異常症という難病(脂肪酸をうまくエネルギーとして使えないため、糖質を摂取しないと低血糖で死亡する危険のある病気、軽症の場合はなかなか気づかないことも多いそうです)などでない限り、必要な糖は肝臓や腎臓で作ることができます。

ママが肥満ではなく暴飲暴食もしていないのに妊娠糖尿病になってしまったということは、お子さんも将来、肥満ではなく普通に生活していても糖尿病になるリスクが高いということです。それは体質なんです。体質そのものを変えることは出来ません。

知り合いに「おばあちゃんが糖尿病で自分も境界型糖尿病だけど、甘いものが好きだから何もしてないの、娘への遺伝が心配」と言いながら自分もお嬢さんも普通に糖質をしっかり食べているというスリムな女性がいます。

お嬢さんのことが本当に気がかりなら、糖質の摂りすぎにちょっとでも気を付けてあげればいいのに…と思います。だって、糖質に弱い体質だと分かっているのに、何もしてあげないでわが子が発症するのを見ているしかないだなんて!

まとめ:お子さんの未来を決めるのはママです

よっしーの子供たちは現在標準体型ですが、将来糖尿病を発症するリスクはかなり高いと思います。遺伝の場合、太っていなくても糖尿病を発症しやすいことは明らかですよね。

学校給食は仕方がないですが、家にいるときは糖質の過剰摂取にならないように気を付けています。まず野菜や肉をしっかり食べさせ、主食(糖質ひかえめブレッドやはごろもカーボフが人気です!)は後から出すようにしています。

よっしーが糖尿病で3年前に16日間入院した時、見舞いに来た子どもたちはよっしーがインスリン注射を打つ光景を見て非常にショックを受けたらしく「絶対にこうなりたくない!」と言っていました。

すでに重い糖尿病を発症したよっしーのようにきっちり糖質制限をしているわけではありませんが、お菓子はスイミングに行く前に少量食べるなど、子どもなりに考えて食べているみたいです。身長も順調に伸びています。

子どものうちに糖質との付き合い方をママが教えておくことは非常に大事だと思います。子どもの頃は欲しがるだけ食べさせておいて、成人した子どもが糖尿病を発症してから大好物をやめさせることはとても辛いことです、可哀想です。

そのために食品の選び方、糖質との上手な付き合い方を教えてあげられるのはママだと思います。親子で糖質との付き合い方を考えれば、ママもずっと2型糖尿病に移行しなくて済みますし、お子さんも糖尿病とは無縁でいられるでしょう。

妊娠糖尿病から2型糖尿病になり、発見が遅れて放置してしまって糖尿病合併症になってしまったよっしーは、2度とこんなことを繰り返して欲しくないと思います。わが子にも、他の子どもたちにも。

こんな辛い思いは、私たちの世代でおしまいにしたいものです。いつか「昔は糖尿病という病気はとても恐ろしい病気でした」と言われるようになる日が来ることを心から願っています。

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