刑務所の「ムショメシ」で血糖値が下がるってホント!?
ちょっとびっくりする話ですが、悪いことをして刑務所に入っている2型糖尿病患者さんたちが刑務所の食事によって血糖値が改善する傾向があるんだそうです。
なんでも麦ごはんに含まれる水溶性食物繊維が血糖値の改善に効果があるとかで「刑務所ダイエット」という言葉さえあるとか。驚きです💦
実際に刑務所で出されている食事ってどんなものか知らなかったのですが、思ったよりも豪華な気がします…バレンタインにはチョコレートが、クリスマスにはケーキが出るそうです。
ただこの画像↓↓を見ると、よっしーが糖尿病になる前に食べていた食事と何ら変わりない感じなんですよね💦よっしーは雑穀入り玄米を主食にしていました。
麦ごはん150gに含まれる食物繊維は2.19gで糖質は52.5gです。確かに、白いごはん150gが食物繊維0.45gで糖質55.2gであることと比較すればほんの少しだけマシかもしれません。
でもこれって、そんなに大騒ぎするほどすごい差なのかな?と思います。ちなみに最近私たちの間で流行っているプロテインクッキーは食物繊維10gで糖質5gですが…
あの「ホリエモン」こと堀江貴文さんは1年9か月の刑務所生活で体重が30kgも減ったそうですけど、それはいったいなぜなのでしょう?
えっ…そりゃ刑務所内では決められた食事しかできないでしょうけど本当なんでしょうか。
本当だとしても、悪いことをしたという前提だからねぇ💦
ホリエモンはなぜ刑務所で30kg痩せたの?
堀江さんによれば、刑務所の食事はカロリーが決まっていて、嫌いなモノでも我慢して食べないとお腹がすくので食べるしかなかったそうです。
また刑務所では飲酒禁止なのも大きかったそう。なにしろ堀江さんは真夜中にお酒を飲みながら食事をするのが当たり前だったそうです💦
アルコールそのものは肥満の原因にはなりにくいですが、アルコールと一緒に食べたものはすごく体脂肪になりやすいのは有名な話ですよね!アルコールはすい臓にも良くないですし。
そして刑務所内では規則正しい生活で、仕事(作業)もしますよね…そして刑務所の食事には「お代わり」がなく、他の受刑者から食事を分けてもらうこともNGだそうです。
どうやら祝日には特別にささやかなお菓子が支給されるようですが…それまで不摂生しまくりで好きなだけ食べて飲んで暮らしてきたような人は、痩せて血糖値も下がるに決まってます!
いわゆる不摂生型糖尿病患者には、刑務所の食事は大いに血糖値を下げる効果が期待できるのではないでしょうか。
悲しい事件があったのです…
それまで好き放題飲み食いしていて糖尿病になった人たちには「刑務所ダイエット」は劇的な効果があります。
でもやっぱり、もともとそうではなかった人にはあまり効果が期待できないどころか、糖尿病が進行する危険があるのです。
日本の刑務所にいる糖尿病の受刑者が刑務所内で糖尿病網膜症が進行し失明したという事件が少なくとも名古屋と秋田で起こっています。
犯罪は許されるものではありませんが、それとこれとはまた別の問題。刑務所の食事で糖尿病網膜症が悪化して失明する受刑者がいるということはつまり、刑務所の「健康的な食事」がすべての患者に効果があるわけではないことの証明です。
元・刑務官の方のブログによれば、糖尿病や高血圧などの「生活習慣病」の受刑者には減塩食やカロリー制限食が提供されるとのことです。
まぁ一般的な病院食と同じですよね…つまり糖尿病の受刑者が糖質制限をしたくてもその希望は聞いてもらえないというわけ!みなさん、絶対に悪いことをしてはいけません💦
悪いことをするのはダメ、絶対!
日本では犯罪は全体的には減少傾向にあるんですけど、高齢者の犯罪だけは増えているのだそうです。
社会でうまくやっていけなくても、刑務所の中では3食きちんと食べられて意外に快適なのでしょうか!?何とも重大な問題ですよね💦
もちろん若い人たちも「刑務所でダイエットしよう、血糖値を下げよう」などとバカなことは絶対に考えないでくださいね。
糖尿病だけどついたくさん食べすぎてしまう、お酒を飲みすぎてしまう…こういう方のために入院を含めてきちんと医師に相談出来る窓口がもっと増えるといいのですが。
犯罪は絶対にNGなので、「好き放題に飲み食いはNG」と言う部分だけ見習いたいですね。
そうよ!そして刑務所の食事でも血糖値が良くならない人もいるってことも忘れてはいけないわよ。