おじいちゃんやおばあちゃんが糖尿病なんだけど、隔世遺伝の心配は?

糖尿病になりやすい体質は隔世遺伝する?

おじいちゃんやおばあちゃんの持つある特徴が、その子供には一見現れていないように見えるがじつはその遺伝子を持っており、孫にその特徴が現れることがあります。これが隔世遺伝です。

ごく単純に説明しますと、たとえば二重まぶたになる遺伝子をA、二重まぶたにならない遺伝子をaとします。下の図はドッグフェイム様のサイトからお借りしました。

Aを2つ持つおじいちゃん(二重まぶた)とaを2つ持つおばあちゃん(一重まぶた)の子供は必ずAaとなりますが、Aはaより発現しやすいのでこの場合は必ず二重まぶたとなります。

しかし孫は1/4の確率でaaとなり一重まぶたになります。これがメンデルの遺伝法則です。高校の生物の授業で習いましたよね。

じつは糖尿病になりやすい体質も、祖父母から孫へと隔世遺伝するそうなのです!もっとも糖尿病にかかわる遺伝は上のメンデルの遺伝の法則のように単純なものではありませんが…

遺伝子がまったく同じ一卵性双生児の場合、片方が1型糖尿病だともう片方がそうなる確率は1/2以下だそうですが、1型糖尿病の有病率を考えるとかなり高い確率です。

また片方が2型糖尿病だともう片方がそうなる確率は約3/4だそうで、これはかなり高い数字ですよね。普通の兄弟よりも明らかに高い確率です。

おじいちゃんかおばあちゃんが糖尿病だと、「私は大丈夫だけど子供が将来糖尿病になるのではないか」と心配する親御さんが多いのも無理はありません。

にゃご
うーん遺伝はかなりあるよな…なんだか不公平な気がするのは分かるんだぞ。

よっしー
妊娠糖尿病になった時は父を恨んでしまったこともあったわ。遺伝だから…でも、誰のせいでもないのよね。

お父さんやお母さんはまだ発症していないだけかも?

糖尿病になりやすい体質は遺伝すると言いましたが、その「程度」にはかなり差があるみたいですね。

どんなに気を付けているつもりでも若い頃から発症してしまうタイプもあります。MODY(若年発症成人型糖尿病)は太っていない小学生でも発症します。

逆に、中年以降に初めて発症するわりと軽い遺伝?もあるんじゃないでしょうか。2型糖尿病を発症するのって40~50代以降が多いですから…

「両親は糖尿病だけど娘の私は大丈夫」と思っていても、実はまだ発症していないだけでいずれ糖尿病を発症する可能性だってあるので油断してはいけません。

おじいちゃんやおばあちゃんが糖尿病だという方、おじいちゃんおばあちゃんは何歳ごろに糖尿病を発症したのかを訊いてみてください。

よっしーの周囲では、親が若い頃に発症した場合は娘も妊娠糖尿病から2型糖尿病になったりと若い時に糖尿病になるケースが多いです、私もそのパターンですが…

夫の祖母は93歳まで生きましたが、晩年は糖尿病だったみたいなので油断してはいけないなぁと思います。日本人であれば特に、糖尿病と無縁と言い切れる人は少ないはず。

子供の食事に気をつけてあげない親に腹が立ちます

自分が妊娠糖尿病や糖尿病になってしまったお母さんたちは、お子さんへの遺伝を考えて食事に気を使う方が多いようですね。

でも、たとえば夫が糖尿病でも自分はぜんぜん何ともないという奥様の場合、どうでしょう?よっしーの母がまさにそうです。

自分は何ともなくても、夫が糖尿病なら子供たちは夫に体質が似ている可能性はかなり高いのに、心配ではないのかしら…?という方をちょくちょく見かけます。

母は私や弟が太らないようにと思ったのでしょう、脂の多い肉はほとんど出さないし、食事は無糖ヨーグルトにフルーツに野菜、納豆、魚、きのこ、酢の物…いわゆるヘルシーな食事でした。

でも残念ながら「糖質」に関しては完全にノーマークだったためによっしーも弟も若くして父と同じように糖尿病を発症してしまいましたけど。

母は昔の事なので何も知らなかったんです。それは仕方がないことです。今から30年も前に糖質制限のことを知っていた一般人はほとんどいなかったでしょうね。

ただ現代では事情が違います。糖質制限のことをちゃんと知っているにもかかわらず「でも私、ケーキ好きだもん。糖質制限なんて無理―アハハ」なんてお母さんがかなり多いです。

よっしーの周囲にも、自分がちっとも太っていないのにすでに糖尿病境界型と診断されていたりもう少しで診断されそうな血糖値のお母さんが数人います。

みなさん「糖質が良くないのは知ってるけど大好物だから無理!」だそうで、自分もお子さんも特に意識しないで普通に食べているそうです…

「知らない」のではなく「知っているけど無理なのでやらない」のはとても残念なことです。将来、可愛い息子さんや娘さんを自分と同じ目に遭わせるのでしょうか。

糖質制限までしなくても、ちょっと糖質の摂りすぎに気を付けてあげるだけでかなり違うのに。お菓子やジュース大好きな子に育ててしまうと、将来子供が苦労するのに…

子供たちが将来苦しまないように気を付けてあげましょう

糖尿病になりやすい体質自体は、遺伝なのである意味どうしようもありません。近視なども、どんなに気を付けていても遺伝で発症しやすい場合がありますよね。

でも、体質は変えることができなくても、食事に気を付けてあげることはできます。しかも幼い頃にどういう食生活で育ったかは、その子が成人してからの食の好みにも影響します。

糖尿病のお母さんが病気なのに甘いものが大好きでどうしてもやめられない、それでお嬢さんにも一緒に甘いものをたくさん食べさせていれば、将来お嬢さんも同じ目に遭うでしょうね。

「子供が食べたいと思うものを好きなように食べさせてあげないなんて可哀想!」という考えもあるでしょうけど、体に良くないものばかり好む子に育てて将来病気にさせるほうが可哀想だと思いますが。

知り合いに「おばあちゃんが糖尿病がもとで亡くなって自分も妊娠糖尿病から境界型糖尿病になった」というスリムな女性がいます。

若い頃から運動部でしっかり運動なさっていたのに遺伝で…というわけ。よっしーも同じタイプなのです。ああ、彼女のように産後すぐから気を付けていれば良かったな。

彼女は糖質制限をしていてご飯は食べませんが、中学生のお嬢さんのために糖質33%カットの炊飯器を買おうかどうか検討中だそうです。素晴らしいことですよね。

糖尿病を発症して、糖尿病合併症で苦しむ…こんな辛いことは、もう私たちの世代でおしまいにしたいものです。そのためには、親の私たちが気を付けてあげなければいけません。

にゃご
糖質大好きな子に育て上げると、将来子供が大好物を食べられなくなって苦しむことになるんだぞ。そうならないようにしてあげてほしいね。

よっしー
そのためにはお母さんの作る食事がとても大事になってくるんだわ。子供のために気をつけましょうね♪

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