3年経ってもまだまだ分からないことばかりです
よっしーが糖尿病発覚してから丸3年になります。実際に発症したのは、10年ぐらい前かも知れませんが…
この3年でいろいろやってみましたけど、まだまだ血糖値に関しては分からないことだらけです。FreeStyleリブレを装着してみて、血糖値を上げるのは食事だけではないことも改めて痛感しましたし…
運動で血糖値が逆に上がったり、ストレスでも上がります。こんなこと、測ってみなければ絶対に分からないことですね。
また、私の場合は食べても血糖値が上がらなくても、糖尿病の友人が食べると血糖値が上がってしまうものもあります。その逆も。
自分または家族や知り合いだけのわずかなデータを見て糖尿病をすべてわかったかのように語る権利は誰にもないよなぁ~と思います。
それでも、あくまでも「私の場合のデータ」として、どなたかの参考になるかもしれないという思いでこれからも分かったことをいろいろと書いていこうと思います、よろしくお願いします。
糖質制限すると筋肉が減って糖尿病になる!?
さて、江部康二先生のブログで知ったのですが、先日「世界一受けたい授業」というテレビ番組で「糖質制限をやりすぎると筋肉が減る、糖尿病になる」と言っていたらしいですね。
よっしーはその時たまたまお風呂に入っていたので該当箇所は見なかったのですが、正しい糖質制限を行っていて筋肉が減ってしまうことはないと思います。
よっしーは3年前から「1食あたり糖質15g未満(10g未満のことも多い)」を実践していますけど、一向に筋肉量は減っていません。
また、糖質制限をしていなくても、運動不足だったリタンパク質が足りていないと筋肉は落ちていきます。そして、元スポーツ選手などで筋肉ムキムキの方でもそれ以上に食べていれば2型糖尿病を発症します。
糖質制限中は通常の食事と比べてタンパク質を多く摂取しなければいけないのは事実なので、そのため、正しい知識を得てから糖質制限を行うことが必要ですね!
詳しくは姉妹ブログの記事をお読みください♪当ブログも含め、情報はいろいろありますので、どの情報を信じるかはみなさんの自由です。そして、やるかやらないかは個人の自由です。
ケトン体が出ると危険なの?
他の方のブログで、いまだに「糖質制限してケトン体が出ると危険ですよ」と言っている糖尿病専門医がいらっしゃることを知りました。
よっしーの主治医も最初こそこんなのでしたが…
今では、こうです♪
よっしーの主治医は、30代半ばの好奇心旺盛な感じの糖尿病専門医です。3年間私のデータをずっと見てきているので、うまくいっている以上文句のつけようがないのでしょうね。
病的な状態(糖尿病性ケトアシドーシス)と糖質制限中の生理的ケトーシスの違いが分からないと言う方は、こちらをお読みください。
お医者さんや管理栄養士さんの中にも、教科書に書いてあることをそのまま信じこむわけではなく、ちゃんと目の前の患者たちから学べる「賢い」人たちがいらっしゃいます。
でも残念ながら、そうではない方もいらっしゃるのかな…と思います。真面目で勉強熱心だった人ほど、学校で習ったことを疑うことはないでしょうね。
食事療法の選択は自己責任です
江部康二先生がおっしゃっているように、糖尿病患者の食事療法にはいろいろな選択肢があっていいと思います。糖質制限だけが唯一無二の正しい方法だとは思いません。
なぜなら、先天的・後天的な病気が原因でどうしても糖質制限できない方もいらっしゃるからです。よっしーのように、普通に糖質を摂取する生活にどうしても耐えられなかった人がいるのと同じです。
だから、糖質制限を選択するかどうかは個人の自由です。ただ、自分はやらないorできないからといって「糖質制限は危険だから、誰もやるべきではない!」というような言い方をするのはフェアではないと思うだけです。
「自分には合わなかった」と「すべての人にとって危険!」と言うのは全然意味が違います。よっしーは残念ながらカロリー制限食では血糖値をコントロールできませんでしたが、肥満が原因で発症した軽い糖尿病の方はきっとカロリー制限だけでもすごく改善する方はいらっしゃると思いますし、それでいいと思いますよ。
よっしーは糖尿病ではない友人たちと外食することがありますが、「この店なら大丈夫じゃない?」などと気を使ってくれる友人に感謝しています。目の前でみんながご飯やジャガイモ、パスタなどを食べていても別に気にならないです。
中には「私の父が糖尿病なの…自分も気を付けなくっちゃ」と相談してくる人もいます。そんな時は、訊かれたことにだけ答えることにしています。「今すぐ主食をやめれば?」などと言うことはないです。
自分で決めたらいいと思いますし、糖質制限を始めるにしても、その人にとって最適なタイミングと言うものがあると思いますので。
自分の好みはどうであれ、相手の食べるものに干渉しないこと、大人はそうであってほしいと思いますし、よっしーも常に心掛けなければいけない…と思います。