フリースタイルリブレを使った医療のプロたちがビックリ!!

栄養ドリンクで高血糖になって驚いている看護師さん

Freestyleリブレの意外な結果に医療関係者もビックリ!?

今回は病院に勤務するサリナさん(仮名)の体験談を漫画にさせていただくことにしました。サリナさんの働く病院の職員のみなさんでアボット社の「Freestyleリブレ」を使ってみたそうです。

Freestyleリブレ(フリースタイルリブレ)はよっしーも何度か使用したことがありますが、腕にセンサーを装着したら14日間ずっとつけっぱなしのままずっと血糖値の変動(正確には間質液のグルコースの値ですが…)を追うことが出来る便利モノです♪

通常は糖尿病患者たちが血糖値の急激な変動を把握するために使用するものですが、サリナさんたちはリブレを装着していろいろ実験してみたんだそうです。

 

病院で働く医療のプロがFreestyleリブレを使ってみた漫画

そしてその結果は、サリナさんたち医療関係者にとってかなりショッキングなものでした!まず、白米と玄米どちらもほとんど差がないぐらい血糖値が爆上がりして、管理栄養士さんも驚かれたそうです。

十分に食事が摂れない患者さんに使用する栄養補助ドリンクを飲んでみたところ、さすが液体だけあって血糖値がぐんぐん急上昇したそうです!

そして理学栄養士さんは、食後高血糖になったときに運動してもあまり血糖値が下がっていなかったので非常にショックを受けられたそうですよ💦その気持ち、よーく分かります…

 

まじめん
まじめん

普通は「玄米ならいいはず」「運動すりゃ血糖値が下がるはず」って考えてしまいますよね。

よっしー
よっしー

そうね、勝手にそうだと思い込んでいた若い頃の私はあまりにもうかつだったわ。

 

医療のプロも自分でリブレをつけてみないと分からない

よっしーは若い頃「玄米なら血糖値が上がりにくい」と信じていました。なぜなら筋トレや栄養の本にそう書いてあったからです。自分で血糖値を測定して確認してみたことは1度もなかったです。

通常、まだ糖尿病と診断されたことがない方が自分の血糖値を測定してみることはまずないのではありませんか?

山村 聡医師は常にフリースタイルリブレを装着しておられて、病院の給食や奥様手作りの食事、そしておやつなどでどれぐらい血糖値が上がるのかをツイートなさっておいでです、とても参考になります。

山村先生は糖尿病ではないそうですが、ツイートを拝見していると食事内容によってはかなり血糖値が上がる事もあるようですね。

 

 

以前「僕はHbA1c5.8だから糖尿病じゃないです」とおっしゃる医師に会ったことがありますけど、5.8だったらもうかなり食後高血糖があるんじゃないかと思います💦

よっしーが通っている病院の看護師さんや理学療法士さんたちも以前、みんなでフリースタイルリブレをつけてみたことがあるそうです。

そのせいかもしれませんね、うちの病院に糖質制限に対して理解のある職員さんが多いと感じるのは…もしかしたらよっしーの主治医もリブレをつけてみたことがあるのかもしれません。

「俺は糖尿病じゃないから」と思うか、それとも「今は糖尿病じゃないけど、こういうものを食べるとこんなに血糖値が跳ね上がるから気を付けなきゃあ…」と思うかではかなり違うと思います。

糖尿病患者の気持ちを分かってくれたら嬉しいです

「白米を玄米に変えましょう」「適度な運動をしましょう」「野菜から先によく噛んで食べましょう」なんていう程度のことは、健康番組を観ている素人でも誰でも知っていることです。

でもサリナさんの病院の職員さんたちのように、白米と玄米で同じぐらい血糖値が上がる場合がある(※個人差はあると思います、玄米をほとんど消化できない方もいるかも)事や、食後に運動しても十分に血糖値が下がらない場合があることを知ることは非常に大事ですよね。

教科書に書いてあることをそのまま覚えるだけではなく、フリースタイルリブレを装着してご自身の実体験としていろいろ経験すれば、もっと的確なアドバイスができるかもしれません。

よっしーが自己血糖測定をして初めて分かったことはいろいろあります。ざっと書き出してみると、こんな感じです。あくまでも私の場合ですけどね。

 



 

・明け方2時を過ぎると急激に血中ケトンが減り、血糖値が上がってくる。朝8時頃が血糖値のピーク。

・早朝は運動するとかえって血糖値が上がるし食べた糖質量以上に血糖値が上がるので朝食は少量にして大人しくすべき。

・早朝を除き、軽いジョギングではほぼ血糖値は上がらない。しかし筋トレをすると少し血糖値が上がった状態がしばらく続く。

・自覚症状が無くても密かに風邪を引いているらしいことがある。こういう時は1日を通して高血糖が続き、運動など何をしてもムダ。

 

リブレを使うと糖尿病患者の気持ちが少し分かるかも!?

2017年9月1日から、インスリン注射を行っているすべての糖尿病患者さんはフリースタイルリブレが保険適用になっています。

しかし、よっしーは対象外なので楽天市場でセンサーを購入するしかないです。インスリン注射をしていない患者に対して、病院はリブレを取り扱っているところとそうでないところがあるようですね。

今はまだインスリン注射をしている糖尿病患者以外は保険適用になりませんが、糖質制限をしているからこそインスリンなしで暮らせているよっしーのような患者はたくさんいるはずです。

いずれ、すべての糖尿病患者が気軽にフリースタイルリブレを使うことが可能になればいいなぁと思いますよね。

 

たまにTwitterで「マニュアル通りの指導でガッカリしちゃった」なんて患者さんたちの話を聞くんですけど、病院の医療関係者のみなさんにはぜひフリースタイルリブレを使って欲しいです。

糖尿病のケがまったくない方は何を飲み食いしても血糖値はさほど変動しないかもしれませんけど(それでもインスリンはガッツリ出ているので何も問題がないとは言えませんが💦)。

でも中には「んんん??ちょっとヤバイじゃん!!」という医療関係者の方も結構いらっしゃるはずです。

フィットネスクラブで働いていて健康だった頃のよっしーは、糖尿病に関して研修でほんの少し習っても実際は何も分かっていなかったと思います。なぜなら、しょせんは他人事だったから。

 

血糖値スパイクについて疑問に思っている女性

自分と同年代の普通体型の女性のお客様が糖尿病(たぶん2型)と知って内心『あらー、この人甘いものが好きなのかしら…』と勝手に思ってしまったことを申し訳なく思います。

これってしょうがないことなんですよね💦自分が病気の当事者になってみないとイマイチ分からない事って必ずあると思います。

「私は糖尿病じゃないから何食べても平気♪」なんて思わずに、フリーリブレを使うことで患者の気持ちに寄り添ってくださったら、とてもありがたいなと思うのです。

 

まじめん
まじめん

完全に糖尿病患者の気持ちを理解することは出来なくても、寄り添うことはできますね。

よっしー
よっしー

頑張りを認めてくれたり、私たちの気持ちを理解しようとしてくださる医療関係者の方には本当に感謝しているわ。ありがたいわね。

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