血糖値を測定しないと何にもわからないよね
このブログは、決して軽症ではない2型糖尿病患者が糖質制限と無理のない運動で血糖コントロールをしているブログです。
糖尿病と診断された当初はインスリン注射をしていたので、1日に4回自己血糖測定を行っていました。当時は保険適用だったので、費用のことを気にせずに測定が出来たんですよね。
現在は自己血糖測定は自腹なので、費用のこともあって毎日測っているわけではありません。だいたい、朝起きた時の血糖値が高くても、イヤな気分になるだけでどうしようもないので(;^_^A
ただし風邪の時や朝の空腹時血糖値が高いのは食事や運動ではどうしようもありませんけど、明らかに自分の努力次第で変えられるものがあります。それは「食後血糖値」です。
インスリン注射をしていない2型糖尿病患者であっても、自己血糖測定器を用意しておき、ヤバそうなものを食べた後は測定するべきだと思います。
だって、運動したり血糖値を下げるとかいうサプリを飲んでも、本当にそれらの効果がしっかり出ているかどうかなんて、測定しないと分からないでしょ?まぁ、効果があるかどうか確かめられると困るという方たちもいらっしゃるかもしれませんけど…
よっしーは筋トレで血糖値が上がると分かった時はショックでしたけど(筋肉が血糖を取り込む以上にアドレナリンが血糖値を上げるらしい…)それでも筋トレはすべきだと思ったので、筋トレ後は散歩するなどしてなるべく高血糖が続かないように気を付けています。
もし自己血糖測定をしていなかったら、そのことに気付くことは出来なかったでしょうね、おそらく。ほんの20~30ばかり血糖値が上がっていても、自覚症状は皆無なので。
FreeStyleリブレは便利だがコストがかかるのが難点
アボットジャパンのFreeStyleリブレは、とても素晴らしいものです。よっしーも以前、ありがたいことに実験に参加させていただくことができました。
ずーっと血糖値を監視されているようである意味プレッシャーではありましたけど、糖質を山ほど食べて見ないふりをしちゃうようなタイプの方は現実を直視するためにも必要かと。
さて、このフリースタイルリブレですが、病院で主治医にお願いして出してもらうとして1型糖尿病の方は保険適用になりますけど、よっしーのような2型患者の多くは自費で、税込み7500円で使えるみたいです。
インスリン製剤やGLP-1受容体作動薬を自己注射していることが保険適用の条件となっているようですね。しかし月5000円ぐらいなら出せるけど、15000円となるとさすがに無理ですorz
ネット通販では武井薬局さんのサイトで税込み8608円(送料無料)で購入できるのですが、まぁ安くはないですよね…
2018年度の診療報酬改定で点数が設定される見込みとはいえ、今はまだリブレを患者さんに使わせても病院側が赤字になることがあるので、出してくれない病院が多いのも仕方がないかなと思います。早く改定して~!
1回のコストが45円!ケアセンスN
よっしーは糖尿病と診断されたとき、病院で無料で貸してくれた血糖測定器を使っていました。でも血糖値が改善してインスリン注射が不要になった時「血糖測定器、返してね」と主治医に言われて返すことになりました…
でもやっぱり血糖測定がしたい!というわけで、糖尿病の方数人から勧められたi-sens社の「ケアセンスN」を使い始めました。
ケアセンスNは安価で韓国製なので、正直「あんまり良くないんじゃないか?」と思っていましたが、使ってみるとかなり正確で、病院に持ち込んで病院で測定した血糖値と比較してみたらぴったり同じだったので、それ以来信頼しています。
測定1回あたりにかかるコストも、センサーチップ40円+穿刺針5円でたったの45円です。
ケアセンスNは、測定開始から結果が出るまでの時間は5秒です。これまで使ってきた限りでは、別におかしい数値が出ることも特になかったです。
他社製品と同じく、ビタミンC大量服用で実際よりも高めの数値が出ちゃうのは仕方がないですけどね。
ただし血糖値がかなり高い時(200以上とか)は、誤差が大きくなるのではないかという感想もちらほらあるようです。ま、そんな血糖値になることはほとんどないので、よっしーは別に気になりません。
初めて購入される方は、本体・穿刺器具・ポーチ・センサー100回分・穿刺針100回分が入ったセット(税込み5500円)をどうぞ。
2回目以降はセンサー(100回分で税込み4000円、1度に2セット以上購入すると無料で本体・穿刺器具・ポーチがもらえます♪予備用に良いです)や穿刺針を単独で注文するといいです。
なお、価格はその時によって変動することもあるかもしれません。また売り切れていることもあるので、なくなる前に早めに注文したほうがいいですね。よっしーは昨日、センサー200回分と穿刺針200回分注文しました。海外便なので到着までには少し時間がかかります。
ネットで「自己血糖測定器 最安値」と検索するといろいろなショップのサイトが出てきますが、ちっとも安くないショップもあります。
中にはケアセンスNよりも1回あたりのセンサーが安いものもありましたが、よく読むと「血糖値を下げるサプリメント」を抱き合わせ販売していたので、ちょっと買う気にはなれませんでした…
ケアセンスNのセンサーはニプロケアファストCにも使える
ケアセンスNのセンサーチップは、なんとニプロ ケアファストC(下の画像)にも使用することが出来るのだそうです。
ケアファストCは日本製だけあって「血糖値は120です」などと日本語でしゃべってくれるそうで、年配の方にも分かりやすく便利ですよね、見た目も可愛いし!
よっしーもいずれ、ケアファストCの本体のピンク色のやつを楽天市場で買おうかなーと考えています。見た目可愛いものに弱いので(*´艸`*)
楽天市場には日本製の各社の血糖測定器の本体は販売されているのですが、肝心の消耗品のセンサーチップは薬事法の関係上、楽天では買えないです。気を付けてください。
結局、ネットで購入するなら海外製のセンサーチップを個人輸入ということになるんですよね。ドラッグストアで売られているやつは高いし…早く、もっと気軽に安く購入できるようになるといいんですが。
まとめ:血糖測定器をもっと気軽に!
自分の血糖値を把握しておくことは非常に大事です。健常者の方ならともかく、すでに糖尿病と診断されているのにHbA1cと病院に行った時の空腹時血糖値しか測定しないというのは、ちょっと考えもの。
別に毎日測る必要はないですけど、明らかにこれはヤバいというものを食べた時ぐらいは測定したほうがいいと思いますよ、本当に。見なければ無かったことになるわけじゃないんですから…
お父様やお母様が糖尿病だけど自分はまだ大丈夫だと思っていた方が、自己血糖測定器を購入してみて初めて境界型糖尿病と判明したケースも複数知っています。
また「みかんで血糖値はどれぐらい上がるのかな?」なんて時にも、とにかく食べて測定してみればいいんです。他人の経験はアテにならないので…
あ、たとえ家族間であっても、穿刺器具は絶対に共用しないでくださいね、針を取り換えたとしても血液からの感染の可能性があるので…
SMBGサポートさんでセンサーをまとめ買いすると本体と穿刺器具が無料でもらえますので、それを家族用になさるといいです。よっしーは先日、穿刺器具がとうとうぶっ壊れたので新しいものを出しました。
自己血糖測定を抜きにして血糖コントロールは語れません。気軽に使える自己血糖測定器で、ナイスコントロールを目指しましょう♪