糖質と関係のある病気はいろいろあるんだよね
一般的には、糖質の摂りすぎが引き起こす病気は糖尿病と肥満ぐらいだと思われがちではないでしょうか。だから糖尿病ではない方や太っていない方はつい安心して食べてしまいがちなんですよね。
昨日知り合ったある方はほっそりスリムな体型ですが、自分は食べても太らないからと果物やスイーツを多く食べていて境界型糖尿病になり糖質制限をなさっているそうですよ。
果物に含まれる果糖それ自体は血糖値を上げませんが、果糖がインスリン抵抗性の原因になったり中性脂肪になり、太る能力が低い人は早くから脂肪肝になるということなどを話すと納得されていました。
そして糖尿病になる方はまだ分かりやすいからある意味いい(?)のですが、問題は、糖質の摂りすぎが引き起こすと考えられる病気はそれだけではないということです。
いちいち他人に言わないだけで、ある程度の年齢になってくるとひそかに何かの病気で苦しんでいる人はちらほらいらっしゃいます。時にはお子さんたちにも…
で、その中には「これは糖質と関係がありそうだな」と思われる病気もあるのですが、本人はまさかそんなこと思ってもみないし病院でもおそらくそんなこと言われたことがないでしょう。
それで現代の医学ではまだその病気を治すことは出来ないので対症療法的な薬をもらって飲むぐらいしかできなかったり…ということはよくあります。
糖質と関係があるのはどんな病気?ほんの一部ですが…
糖質制限をしていたら病気が改善した、という話はよくあります。糖質制限で改善するということは、その病気の発症や進行に糖質の摂りすぎが関係していると思われます。
では、具体的にどのような病気が糖質制限で改善したと報告されているのか挙げていくことにしましょう。よっしーが不勉強で知らない病気もあると思うので、後でまた追加するかも。
・クローン病・潰瘍性大腸炎…腸などに炎症や潰瘍が出来る慢性の病気で、下痢などの症状が治まっている状態と悪化した状態を繰り返しやすいです。潰瘍性大腸炎は大腸だけに炎症が起こります。
・逆流性食道炎…胃の中で胃液と混ざり合った食べ物や胃液が食道に逆流し、げっぷや胸やけ、すっぱいものがこみ上げてくるような症状のある病気です。
・膠原病…全身の血管や皮膚、筋肉、関節などに炎症が見られる病気の総称。全身性エリテマトーデスやベーチェット病、リウマチなど。
・メンタルの病気…うつ病、パニック障害、依存症、統合失調症、摂食障害、強迫性障害などいろいろな症状がありますが、脳内で神経伝達物質がうまく働かないと考えられています。
・アトピー性皮膚炎…皮膚に生じる、かゆみを伴う慢性的な炎症です。アレルギーとの関連が深く、鼻炎やぜんそく、食物アレルギーを持つ方も多いです。
・花粉症…スギやヒノキなど植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。 季節性アレルギー性鼻炎とも。
・難治性のてんかん…てんかんは脳のどこかで異常な放電が起きることにより発作を起こしますが、発作を抑える薬を数種類飲んでも発作を止められない場合もあります。
・片頭痛(偏頭痛)…頭の片側に脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴う頭痛が発作のように起こります。
・歯周病…歯と歯肉のあいだに細菌が感染し、歯肉に炎症が起こって歯がぐらぐらするようになり、最終的には歯を失うことになってしまいます。糖尿病と互いに悪影響を及ぼすとされます。
・動脈硬化…動脈壁が硬くなり、しなやかさが失われることで心臓への負担が大きくなります。またプラークが出来て血管が狭くなったり、何かの拍子にはがれて流されて詰まると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。
・がん…細胞に何らかの遺伝子のエラーが起こり、それを修復できないまま増殖が止まらない状態になります。がん細胞は正常な細胞の数倍もブドウ糖を取り込みます。
・脂肪肝…肝臓に脂肪がたまった状態で、進行すると肝硬変や肝臓がんに発展する危険性があります。各種生活習慣病との関連が深いです。
ほとんどの方は糖質と病気に関係があることをご存知ない
上記の病気については、実際に糖質制限で改善あるいは完治と言える状態になった方の体験談が報告されています。
しかし病院ではお医者さんたちはまずそんなことはおっしゃらないでしょう。だって先生方もご存知ないのですから。
お医者さんたちのほとんどがご存じないので当然テレビの健康番組でも放送しません。だから一般の方はまず想像もしないでしょう、糖質制限について勉強している方を除けば。
じつはよっしーのリアル知人の中に、上記の病気で悩んでいる方が複数いるんです。でも、ある人に「〇〇の原因は糖質の過剰摂取かも」という医師のブログ記事を紹介してみましたが今の所リアクションはないです。
何しろ、ラーメンをはじめとした糖質が大好きな人なので…そりゃいくら良くないと言われても無理だろうと思います。
でも病気のことで悩んでいるみたいなのでとりあえず一応伝えてみたんです。教えた上でやるかどうかは自己責任なのでね。
また「私も子供も××という病気みたいで…もうどうしたらいいのかわからない、子供が可哀想で」という話を聞き、非常に心配しています。
その子はご飯もパンもきっと大好きだと思うので、さてどうしたらいいか…現代の医学ではどうすることもできない病気らしいので、「こういう方法もあるらしいよ」と1度言葉を選んでさりげなく伝えてみようと思うのですが…難しいです。
糖尿病以外の病気の方にも知ってほしい!
糖尿病だったり予備軍だったりすると、本気で糖質制限に取り組もうと頑張る方は多いです。もっとも、糖尿病と診断されても絶対に糖質を食べたい方も多いですけどね。
ただしその他の病気の方は「自分は糖尿病ではないから糖質制限なんて関係ないわ」と思っているはずですね。
もし上記の色々な病気が糖質制限で改善する可能性があるということがもっと世間に広く広まると、とても救われる人と非常に困ってしまう方たちが出てきます。
でも、やっぱり病気で悩んでいる人たちが救われるべきだとよっしーは思います。商売なら思い切って方向転換することもできますけど、健康を失ってしまったら何にもなりません。
「病気になるのはたまたま運が悪かったせいだ」と思って諦めたような気持ちになり、一応病院へは通うけど治ることは無い…そんな病気の方が一人でも多く救われますように。
そのための選択肢が1つでも多く存在することは、患者にとって間違いなく良いことであるはずです。みなさんはどう思われますか?