2型糖尿病患者、ユニバーサルスタジオジャパンに行く
先週の土曜日、初めて「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に家族4人で遊びに行きました♪ディズニーは子供の頃何度か遊びに行きましたが、USJは行こう行こうと思いつつ未経験でした。
夏休みやゴールデンウィークは激混みだと聞いていたので、この時期なら空いているかも…と思いまして。寒いせいか、土曜日にしてはそれほどは混んでいないと感じました。
お金はかかりますが思い切って「ユニバーサル・エクスプレス・パス(アトラクションの待ち時間を大幅に短縮できる)」を買っちゃいました♪
「ハリー・ポッター」が大好きな長男とジェットコースター系が大好きな次男のためにいろいろ回る順番をあらかじめ夫婦で考えました。1日たっぷり遊んで、みんなくたびれましたが大満足!行って良かったです。
今回は、よっしーと同じ糖尿病患者さんたちや、糖尿病じゃなくても糖質制限をしているみなさんのために少しでも何か参考になれば…と思って記事を書くことにします。
なお今回は糖尿病マンガはお休みです💦また次回よろしくお願いいたします。
USJ楽しそうでいいなぁ。
連れていけなくてごめんね、にゃご。とっても楽しかったわ♪
ハリー・ポッター名物【バタービール】の糖質量は?
大人気の『ハリー・ポッター』の映画や小説に登場する「バタービール」という飲み物があるのをご存知ですか?
主人公のハリーやロン、ハーマイオニーがバタービールを飲むシーンがあるのですが、この飲み物をUSJのハリー・ポッターエリアで購入して飲むことが出来ます。
名前は「バタービール」ですがアルコールは入っていないのでお子さんも安心して飲める飲み物で、値段は600円~です。マグカップ付きは1100円でプレミアムカップ付きは3980円!
このバタービールは大人気の飲み物ですが、1杯あたりの糖質量はなんとなんと40gもあり「甘くて飲み切れない」という声も💦
言うまでもなく、この糖質量を飲み物から摂取すると糖尿病患者の血糖値はめちゃくちゃ上がります。いくら歩くと言っても、ちょっと味見する程度に留めておいたほうがいいでしょう。
ちなみに映画でもすっかり有名な「蛙チョコレート」は、想像以上にめちゃくちゃでっかいカエルさんがどどーん!と1匹で炭水化物80gとありました。食べるなら小さく砕いたものを少しずつがいいですね。
糖尿病患者にオススメのランチはアレしかない!
USJ内のレストランや食べ歩きフードは、糖質たっぷりのメニューが多いです。キャラメル味のポップコーン、チュリトス、ホットドッグなどなど。
いくら歩き回ると言っても、さすがに糖尿病患者の私たちには危険な糖質量です💦1つでもヤバいですが、いくつも食べると大変なことになるかも!!
ニューヨークエリアにあるレストラン「パークサイド・グリル」はエイジングステーキ(熟成肉)やTボーンステーキ、ロブスターなどのメニューがありますが、お値段がちょっと高い!
エイジングステーキ250gは3800円、400gだとなんと5000円もします!ソーセージのグリルは1000円ですけど、全体的にかなり高級なお店です。
よっしーのおすすめは「ジャイアント・ターキーレッグ」です♪ジュラシック・パーク・ザ・ライドスプラッシュダウン前のフードカート(赤いバス)で販売していて1500円です。
ものすごく大きいので、肉が大好きな方も大満足で低糖質高タンパクの逸品!ただ女性だと1本食べきれないかもしれないので、ジャイアントではなく通常サイズ(900円)のほうがいいかも。
上の画像は、ジャイアント・ターキーレッグを持つ夫です。ジャイアントサイズがいかに大きいかお分かりいただけると思います。
各所で販売されている飲み物は糖質たっぷりなので気を付けてくださいね。一応飲み物の自動販売機もあり、お茶のペットボトルもあるのですが1本250円します💦
低糖質なお土産はどんなものがあるの?
お土産は、かなり糖質が多いお菓子がやはり多いです。ハリー・ポッターのチョコで1粒1粒がかなり小さめのものもあります。
蛙チョコレートとハエチョコレート(ハエの形をした小さなチョコ、1つあたり炭水化物1.4g)を買ったらスタッフさんが「カエルとハエですのでエサになっちゃうかもしれないから気を付けてくださいね♪」と。面白いwww
同じくハリー・ポッターの「百味ビーンズ」はカラフルなジェリービーンズがたくさん入っていて少しずつ食べられますが、いかにも甘そう~。それにかなりヤバそうな味も混じってます💦
やはり「食べ物以外」のお土産をお勧めしたいです。よっしーはスヌーピーのモコモコのかぶり物を買ってずっとかぶってました、だってとても寒かったのでwww
スヌーピーのかわいいボールペンが6本セットで2000円で売られており、1本ずつお土産にするのにちょうどいいと思いました。
他にもメモ帳やパスケース、しゃぼん玉、ぬいぐるみ、キーホルダーなどお菓子以外のおみやげも非常に充実しています♪
ただお土産を買う時間帯には気を付けた方がいいかも…早い時間帯だとショップはすいていますが、早く買っちゃうとアトラクションのライドの邪魔になるのでロッカーに入れないといけないですし、遅い時間帯はめちゃくちゃ混みます💦
糖尿病合併症がある場合にアトラクションは大丈夫?
USJにはたくさんのアトラクションがあり、怖い物知らずの次男は夫と一緒にもっとも怖いとされる「ザ・フライング・ダイナソー」に乗りました。
これはすごく人気があるので待ち時間が長いジェットコースターですが、開園直後にダッシュしたので待ち時間ゼロで乗ることが出来たそうです♪
よっしーと長男はフライングダイナソーは怖くて乗れませんでしたが、「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 」「ミニオンのハチャメチャライド」「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」等を満喫しました。
中でもハリー・ポッターのやつはライドの動きと映像がシンクロしてめちゃくちゃ怖くて「キャー!キャー!」と叫びまくりでした💦
しかも悪いことに、後半の怖い部分でいきなり緊急停止して「安全装置が作動したので緊急停止しました」のアナウンスが流れ、そのまま数分間真っ暗な空間でストップしていて怖さが10倍に!!!
無事に再開して「先ほど途中でライドが停止したおわびに無料でもう1度乗れます」と言われて再挑戦しましたが、ライド酔いで少々だるくなってしまいました。やれやれです。昨年はザ・フライングダイナソーでお客さんが最長2時間も宙づり状態になる事故もありましたよね💦
さて、このようなアトラクションには必ず『心臓に持病のある方・妊娠中の方・体調のすぐれない方は、ご遠慮ください』などといった注意書きがあります。
じつはジェットコースターなどの怖いアトラクションに乗ると不整脈が起こりやすく、しかも健康な方と比べると糖尿病患者は心房細動が起こる確率が2倍、高血圧があるとさらにその確率が高くなるそうです。
糖尿病の3大合併症の1つである神経障害(末梢神経障害)があると心臓の拍動にも異常が生じ、心房細動が発生しやすくなると言われていますのでくれぐれも気を付けてくださいね。
またインスリン注射や経口血糖降下薬を使用している方は、歩く量や食べるものが普段と異なるので血糖値が思いがけず乱高下することもあり、低血糖の危険性がいつもより高まるのでいっそう注意が必要です。
糖尿病患者さんがUSJやディズニーなどに遊びに行くときには、いくつかの注意点を守って楽しく安全に!
特に糖尿病神経障害がある方は無理をしないように気を付けましょうね。