糖尿病患者さんへの手土産は何を選ぶべきなの?
旅行先でお土産を購入したり、お盆で義実家に帰省する、お呼ばれしたときに手土産を持っていく機会もあるでしょう。
相手の方が糖尿病だったり糖質制限ダイエットをなさっている場合、「何を持っていけば喜ばれるんだろう??」と悩んでしまうことがありますよね。
自分も糖質制限をしている場合は、自分が欲しいものを選べば間違いはないでしょうけど…そうでない場合はきっと困ってしまいます。
普通、手土産と言えばお菓子などが多いですよね…でも「糖尿病患者さんにはお菓子はダメじゃないのかしら?」と悩んでしまいますよね。とても分かります。
よっしーが昨年、子供たちを連れて東京に遊びに行ったとき、糖尿病の父へのお土産を買おうとして駅の中にあるお店をたくさん回ったのになかなか適当な品が無くて非常に困りましたから…
今回は、ガチ糖尿病患者のよっしーが「糖尿病患者がもらったらすごく嬉しい手土産」を6つ、独断で紹介したいと思います(*´艸`*)♪
チーズの詰め合わせ最高♪
チーズは糖質が少なく、喜ばれる食べ物です♪たまにチーズが嫌いな方もいらっしゃるので、そのあたりは事前に調べておいたほうがいいと思いますが…
色々な種類のチーズの詰め合わせは、相手のご家族みんなで楽しめるのがいいですよね。クセがあまり強くないチーズが日本人には一般受けします。
ちなみに、よっしーの家では上の子がカマンベールチーズが大好きで下の子はゴーダチーズが好きだったりします。
暑い季節にチーズを持ち歩くのはお勧めできませんが、寒い冬の贈り物にはぴったりだと思います。チーズはシチューなどの温かい料理との相性も良いですね。
やっぱりお肉!ローストビーフ
普段自分ではあまり買わないような、ちょっといい肉をいただくとテンションが上がりますよね。特にローストビーフは「特別なごちそう感」たっぷりで、子供たちも大喜びでしょう♪
肉料理でもハンバーグなどは「つなぎ」や調味料にかなりの糖質を含んでいることが多いです。見えない糖質ってやつです。
よっしーは某イタリアンレストランでトマト系の煮込みハンバーグで血糖値が170を超えたことがありました…恐ろしいです!この程度では自覚症状は皆無なので。
その点、高級ローストビーフだと、別添えのタレさえ使わなければ糖質はほとんどないと思います。こちらのローストビーフは、おろしニンニクと岩塩を下味に使っているそうですよ。
肉料理にもいろいろありますが、ハンバーグよりは肉そのもの…というか、あまり加工されていないものほど血糖値が上がりにくいです。ローストビーフやステーキはお勧めです!
スタバのドリップコーヒーは嬉しい♪
よっしーは糖尿病と診断されてから、それまであまり好きではなかったコーヒーを飲むようになりました。もちろんブラックです。
清涼飲料水なんて糖尿人には問題外ですから、やっぱりコーヒーや紅茶を楽しみたいと思うんですよね。たまーに夫と2人、ゆっくりコーヒーを飲みに行きます。そんな時、彼はチーズケーキを食べますけど気にしない(゚ε゚)!
ドリップコーヒーなら、コーヒーメーカーを持っていない方でも気軽に楽しむことができます♪スタバのオリガミ 、もらったら絶対嬉しい!
スタバと言えば、せっかく「水野スペシャル」というオーダーがあるのはいいんですけど、サイドメニューに1種類でいいから糖質オフな焼き菓子か何かあるといいですよね(´・ω・`)
普通に美味しい!チアシード入り低糖質クッキー
昨年、町内の子ども会でこのクッキーを文房具と一緒に配ったらなかなか好評でした♪低糖質と言っても、普通に美味しいクッキーだったので…
1袋全部食べても糖質は3.6gです。低糖工房さんには糖質オフのお菓子がいくつもあるので、いくつか選んで可愛くラッピングして、ちょっとした手土産にいいと思います♪
他にもチョコ系、パン、おかず、麺類などがあるお店です。時々お世話になってます。うっかりあれもこれも買いすぎるのが難点(;´・ω・)
この低糖工房さんというお店は、糖尿病で糖質を気にされている方であればほぼみなさんご存知の有名なショップだと思います。ここで買えば、まず間違いはないと思います。
相手の方の分と一緒に、ご自宅用の分も試しに購入してみてください。意外においしいのできっとビックリすると思いますよ♪
おやつにつまみたい、美容と健康に良いナッツ
いつもは1kg入りの袋入りのお徳用のアーモンドやくるみを買っていますけど、お土産でいただくのなら瓶に入ったおしゃれなナッツが欲しいです♪
ギフト用のナッツって、なぜかドライフルーツとセットになっていたり、表面に甘いコーティングがされているものもありますよね。
このミックスナッツはトリュフ塩を使用していて、糖尿病の大人にぴったりのリッチなおやつです。父が何年も前からこのお店を愛用しています。
特に、やせ型の糖尿病患者さんは、摂取カロリーが少ないと困りますが糖質を食べて太るのは良くありませんので、ナッツがお勧めです♪
中年以降の美容と健康のために、アーモンドやクルミなどのナッツ類を毎日少しずつ食べるのが良いとされています。よけいな砂糖などがついていないものを選べば、きっと喜ばれるでしょう。
沖縄のソウルフード・成長期の子にもお勧め♪あんだかしー
以前、糖質セイゲニスト(糖質制限をしている人たちのことです)の集まりで沖縄の「あんだかしー」をいただいたことがあるんです。
あんだかしーは、豚の脂身部分からラードを取る時に残ったカリカリの油かすです。糖尿病が発覚する前のよっしーは「脂質制限」をしていたので、こんなモノは絶対に食べなかったに違いありません。
でも、糖質ゼロでスナック菓子みたいに美味しくて、これ単独で食べてもちっとも太りませんでした(*´艸`*)
食感は、カリッとして最高です!スナック菓子が好きでどうしてもやめられない糖尿病患者さんのおつまみにお勧めです♪
また成長期のお子さんの栄養補給としても最適です。わが家では、買うとすぐになくなってしまいます…息子たちが喜んで食べるので。
まとめ:血糖値を上げない美味しいものを♪
糖尿病患者さんへ食べ物を贈る時は、やはり血糖値を上げにくいものがいいでしょう。たとえ糖質制限をしていない人でも、「おやつ」には余計な糖質を摂るべきではないはず。
糖尿病ではない方はよく誤解しがちなのですが「無添加ならいいでしょ」「有機栽培だから安全だよね」…ごめんなさい、それ、血糖値とはまったく関係ないです!!
「砂糖はダメでもお米ならいいんでしょ?」とか、実際に言われたことあります。糖尿病だから甘いものは食べられないんでしょう?と、お寿司をいただいたこともありました。気持ちは有難いんですけどね本当に。
超高級なブランド米だろうがなんだろうが、糖質が多ければしっかり血糖値は上がりますので(´・ω・`)
また、どうしてもネットで購入する時間がない!今日持っていくんだから!という場合は、可能な限り糖質が少なそうなものにしましょう。
普通のお菓子でも、個包装になっていて、1枚当たりの大きさが出来るだけ小さいものを。よっしーが先日いただいたクッキーは1枚6gだったので、まぁこれ1枚ぐらいなら大丈夫か…と美味しくいただきました。
糖尿病患者としては、自分でも食べられそうなものを一生懸命相手が選んでくれたと思うとそれだけでかなり嬉しいです♪喜ばれるものが見つかるといいですね!