あなたの糖尿病内科の主治医もお金をもらってる!?
昨日Twitterで面白いサイトが話題になっていました。なんと、医師の名前を入力して検索するだけで「その医師個人が製薬会社からいくらお金を受け取ったか分かる」というのです!
そのサイトは「マネーデータベース『製薬会社と医師』」といい、誰でも自由に検索して情報を見ることが出来ます。本当にありがたいことですね。
まず下のマンガをお読みください。医師が製薬会社からお金を受け取るということが意味するものはいったい何でしょう?
医師の名前を入力して検索すると、その医師が2016年に「どの製薬会社から、どういう名目で、いくらお金を受け取ったのか」をすべて知ることが出来ます。
なおこれらのデータは各製薬会社が自らのホームページで公開しているデータだそうなので、別にヤバいお金ではないです(笑)
誤解のないように書きますが、医師が講演などを行って講演料を受け取るのは悪いことでもなんでもないんですよ。よっしーの主治医だっていくつかの製薬会社からもらっていましたし💦
おっ!これはまた面白いデータベースができたもんだなぁ。
とてもありがたいことね。これを読んでくださっているみなさん、あなたの主治医の名前でまず検索してみましょうよ♪
製薬会社の社員さん達は一生懸命です
よっしーの親戚には、製薬会社のMR(病院の医師や薬剤師に自社の薬に関する情報を提供する)をしている者が2人(男1女1)おります。とても大変な仕事だと聞いております…
そして製薬会社が主催する講演会はとても重要なものだそう。この講演会で医師たちは最新の薬について勉強し、講演する医師には講演料が支払われるわけです。
下の記事は現役のMRさんが書かれた内容を元にしているそうですが、あまりにも赤裸々すぎてびっくりしますがとても興味深いです。
そもそもなぜ製薬会社がお金をかけてこのような講演会、勉強会を開催するのだろう…と考えると、何か分かったような気がしませんか?
自分たちのところで作っている薬を良い薬だと言ってくれる医師にどんどん講演してほしいのは当たり前じゃないですか。誰もそのことを責められません💦
だから糖質制限推しのお医者さんたちは、あまり講演料をもらっていないようです。水野雅登先生なんてゼロ円だそうですwww
医師の年齢には必ずしも比例しないみたい
医師の世界のことはよく知らないので「年齢が上のほうで病院内での立場が上になるほど製薬会社から講演会の依頼が増えるのかな?」と思いました。
でも、よっしーが通っている病院の糖尿病内科の先生全員の名前を入力してみると、必ずしもそうではないことが分かりました。
糖質制限に関して寛容だったベテランのA先生は、たったの数万円。それに対して「糖質制限は危険」「それよりあの薬がいい」「胃を切ってしまえばいい」と発言なさったB先生は軽く100万円以上も💦
↑桃香さん、主治医を信頼しすぎると危ないよ💦
どうやら、製薬会社からたくさんお金をもらっている医師ほど「糖質制限に反対する」ということらしいです。分かりやすいと言えばそうですが…
みなさんの主治医の名前を入力して検索してみてください。きっと面白いですよ♪もしあなたが主治医から糖質制限に反対されても「まぁこれだけもらってる先生だもんね~」なんてね。
製薬会社が自分たちの薬を使って欲しいのはごく当たり前の事です。でもそのことが、主治医が必ずしもあなたにとって最善の治療法ではないことを勧めることに結果的につながっているとしたら…困りますよね。
私たちはただ健康になりたいのです
製薬会社は、一生懸命作った薬をなるべくたくさん使って欲しいのです。それはよく分かります。どこの企業もそうじゃないですか、食品だってアパレルだって何でも。
ただ私たち患者は、自分たちが少しでも健康になるための方法を知らなければいけません。誰かが儲かるとか、そういうことよりもずっと大事なことがあります。
残念ながらこの世の中はお金で動いており、どんなに正しいと思われることでもお金にならないことはほとんど誰もやろうとしません。
だからこそみなさんは、自分の頭で考えて正しいと思うことを自分で選んでいかないといけないんですよね。
調べれば調べるほどいろいろなことが分かってきて面白いなぁ。
「上得意様」になるより健康になることを目指しましょう!