退院する前はとても不安な気持ちでした…
以前、糖尿病性ケトアシドーシスで16日間入院した時の話を記事にしたことがあります。これから糖尿病で教育入院をするかも…と言う方はきっと参考になると思うので、ぜひお読みください。
さて、今回は糖尿病性ケトアシドーシスで入院した後、退院してから初めての外来受診までのあれこれを書いてみようと思います。
実は、退院する前とても不安でたまらなかったんですよね…16日間も病院にずっといたので、その間は看護師さんや主治医がずっと近くにいてくれるという安心感がありました。
でも退院したら血糖測定もインスリン注射も何もかも自分ひとりでやらないといけないし、糖質制限の食事もちゃんと作って食べられるのか、低血糖になったらどうしよう…と。
夫や息子たちを家に残してきているので早く会いたいと思う一方で、「家に帰るのはなんだか心細いなぁ…」という気持ちも確かにあったんです。
また、よっしーは玄米食でジムにも通っていたのに糖尿病になったので「今までのことは間違っていたと認めて糖質制限をするしかない」というのは理解しているつもりでした。
でもいざやるとなると、学生時代からずーっと信じて従ってきた栄養学はいったい何だったのだろうかと、長年ずっとやってきたことがガラガラ音を立てて崩れていくような何とも言えない不安を感じていました。
糖質制限を始めた頃はどんな感じだった?
最初はとにかく何も分からないので、江部康二先生の糖質制限に関する本を何冊か購入しました。入院中にスマホから楽天ブックスに注文しておいた本が自宅に届いていました。
とにかく主食がないので、代わりにローソンでいろいろなブランパンを買ってきて食べていました。また、食前に酢を薄めたものを飲んだりもしていました(効果が無かったので後に中止)。
あれこれ食べては食後血糖値を測って「なるほどー、これなら安心だわ」などと実験を繰り返していましたね。シャトレーゼの低糖質スイーツはほとんど血糖値が上がらなくて感激でした。
意外かもしれませんが、以前はあんなに好きでたまらなかったお米はまったく食べたいと思わなくなっていました。そのため、辛さは少しも感じなかったです。
糖質制限の本に載っているいろいろなレシピを試すのが毎日楽しくて、新鮮な気持ちでした。退院前に感じていた漠然とした不安はそのうち消えてしまいましたね。
寝る前にランタスというインスリンは注射していましたが、食事前のインスリンは退院前に主治医と相談の上、すでに中止しておりました。だから低血糖にもなりませんでした。
「過去にずっと勉強してきた栄養学が云々…」に関しては、だんだん「新しいことに気付いたんだから、これから変えていけばいいや。過去のことはもうどうしようもないもん」と思うようになっていきました。
看護師さんから叱られるのではないかと不安でした
退院してから約10日後に、退院後初めての診察日がありました。その日は主治医の診察の前に糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師さんと話す時間が設けられました。
糖尿病内科の主治医には入院中に糖質制限の話をして許可をもらっていましたが、看護師さんからは叱られるんじゃないかと内心とても不安だったんです。
でも話してみると、血糖値を記録したノートや食事の記録のノートを見てすごく褒めてくれたのでホッとしました♪頭ごなしに叱る人じゃなくて良かったです。
よっしーの場合、看護師さんと話す機会はそのとき1度だけで、次からは主治医の診察のみになりました。管理栄養士さんによる指導とかは無かったです。
いろいろな方のブログを拝見すると、基本的に管理栄養士さんや糖尿病療養指導士さんたちはどちらかというと糖質制限には賛成ではない方のほうがまだ多いのかなと思います。
その根拠として「ケトン体が増えるからケトアシドーシスを起こすかもしれないから」「おかずばかり食べるから塩分摂取量が増えるから」「油を多く摂取するので中性脂肪が増えそうだから」などとおっしゃるんですよね。
インスリンの作用が保たれている状況ではケトーシスになっても普通アシドーシスにはなりません。むしろ、ある種の糖尿病の飲み薬によってアシドーシスが起こるほうが心配です。
また、お米と一緒に食べるおかずは甘辛い濃い味付けになりがちです。おかずだけではそうそう濃い味付けのものを大量に食べられるものではないことは経験者ならお分かりいただけるかと。
中性脂肪に関して、ほとんどの方は糖質制限をなさっていれば正常値の中でも低いほうではないですか?イメージで「高脂肪食=中性脂肪が増える」と思い込んでいる方は多そうです。
でも、教科書にこれらのことがきちんと書かれているわけではない以上仕方がないことなのかもしれません。自分が病気になり、自分で確かめてみる専門家なんてほんの一握りにすぎません。
みなさん私たち患者のために良かれと思って指導してくださるので、その思いやりと指導内容が早く一致するように、糖質制限の安全性への正しい理解が早く深まることを願っています。
初めの頃は外食の時はいろいろ困りました
今でこそどうってことはありませんが、糖質制限を始めた頃は外食のときはどうしたらいいんだろうといろいろ迷いました。
友人たちとステーキハウスに行ったときパン抜きでお願いしたら「えっ、パン無しでも値段はそのままですけど本当にいいんですか?」と怪訝な顔をされたのを覚えてます。値段の問題じゃないよ~!!
イタリアンバイキングではとりあえず明らかに糖質が多そうなものは全て避けてハンバーグなどの肉料理やサラダを中心にチョイスしましたが、血糖値170ちょいがだらだら続きました。調味料が原因です。
とにかく慣れないうちはあれこれ食べては血糖値を測り、これなら食べてもいいけどあれはダメだなどと試行錯誤の連続だったと思います。
また、何も悪いことはしていないのに1日を通してずっと血糖値が高めの日があり、今思うと風邪気味だったりしてそうなっていたと思うんですけど当時は分からなくてビビりまくりでした。
糖尿病と診断されたばかりのみなさんは最初は分からないことや不安だらけで悩むと思いますが、誰でも最初は同じだと思います。
どうしても不安なことがあれば主治医に相談できるような環境は大事ですよね。また、先輩方の体験談を聞くのもとても勉強になります。
最初はなかなか思い通りにならないことだらけで(3年半経ってもそうですが…)悩んでしまいますけど、そのうちコツも少しずつ分かってきます。焦らずに少しずつ進めていきましょう。