糖質オフなお酒でもやっぱり心配…アルコールが糖尿病を発症・悪化させる

糖質オフなお酒でも糖尿病の原因に!?

お酒の中には、かなり糖質を多く含むものがあります。これは糖質制限的にはもちろん良い物ではないので、糖質オフなお酒を選ぶ方もいらっしゃいますよね。

しかし糖質はかなり少なくても、アルコール度数の高いお酒もいろいろあります…糖質オフなお酒だからいいだろうと思ってついつい飲みすぎている方もいらっしゃるのでは?

じつはお酒に含まれる糖質とはまた別の問題で、アルコール自体が糖尿病を発症させたり悪化させる原因のひとつになるのです。

お酒をたくさん飲むと、すい臓で「すい液」という消化酵素が活発に分泌されます。こうなると、すい臓自身がすい液によって消化されて傷ついてしまうことがあるのだそうです。

 

 

大量にお酒を飲んだ後にお腹に激痛が起こった時は、急性すい炎の可能性があるのですぐに病院へ行かなければいけません。重症の急性すい炎では死亡することもあるので…

問題は、急性すい炎よりも慢性すい炎かもしれません。慢性すい炎の場合は食後にみぞおちがちょっと痛いなー程度で、少し様子を見ているうちに痛みが治まることも多いそう。

だから病院へ行かずに放置している方もかなり多いみたいなのですが、慢性すい炎を放置しているとすい臓の組織が破壊され、糖尿病を発症するそうです!

すでに糖尿病を発症している患者にとっても、さらにインスリン分泌能力が低下することになるので良いわけがありませんよね。

 

にゃご
お酒って糖尿病にも関係があるとは知らなかったなぁ…

よっしー
糖質の少ないお酒ならたくさん飲んでもいいと思っている方もいるから気を付けてほしいわね。

 

本来、お酒は体には必要がない物です

野生動物はほとんどお酒を飲みません。「まったく」ではなく「ほとんど」と書いたのは、アフリカには実が落ちた後で自然にアルコール発酵する果物があり、一部の動物がこれを食べるからです。

ただ、これは一年中起こっていることではなく、年に1度なんですよね。しかもこれを食べて酔っぱらった状態になるのは、危険を伴うことです。

大きい強いゾウなどの動物であればまだしも、弱い動物が酔っ払ってまともに動けなくなってしまったら、天敵につかまってしまう可能性が高まるじゃないですか!

自然界で果物がアルコール発酵してしまうことはあるので、動物たちは「ちょっとアルコールを飲んだぐらいでは即死しないようになっている」のだと思います。

 

 

ただそれはあくまでも「たまーにちょっとばかり飲んでも耐えられる」ということであって、毎日わざわざ摂取しなければいけない理由はないんですよね。糖質の多い食品と同じです。

サルなどにヒトがお酒を飲ませると依存症になってしまいますが、ショウジョウバエですらアルコール依存症になるそうです…

チワワに以前から少しずつお酒を舐めさせていた飼い主さんがある日お酒を置いたままうっかり目を離したすきにチワワがお酒を飲み、けいれんを起こして危険な状態で動物病院に運ばれてきたこともあったそう。

アルコールをちょっと摂取してしまっても即死しないようになっているからといって、日常的にアルコールを摂取することはとても危険なことなのですね。

 

アルコールという毒が肝臓にも悪影響を与える

言うまでもなく、アルコールは肝臓にもとても悪影響を与えます。アルコールが原因で脂肪肝になることは多く、自覚症状はあまりありません。

アルコール性の脂肪肝の方がさらに飲酒を続けていると、アルコール性肝炎という状態になり、腹痛や黄疸などの症状が出てきます。

さらに進行すると肝硬変になり、飲酒をやめることができなかった場合は5年後生存率はわずか35%ですが、断酒成功者では5年後生存率は88%になるそうです。

 

 

しかし肝硬変にまでなってしまう人と言うのは重度のアルコール依存症になっているので、自分ひとりだけの力で禁酒するのはとても難しいことと言えます。

「酒は百薬の長」という言葉もあり、適量であればかえって健康に良いかのように言われることもありますが、生まれつきお酒を飲めない方がアルコール不足で病気になったという話は聞いたことがありません。

どうしてもお酒を飲まないといけない理由は、残念ながら存在しないようです。「我慢は良くないから」と言って妊娠中や授乳中にも飲酒していた人を知っていますが、赤ちゃんが可哀想です。絶対やらないでください!

 

お酒を飲んでも酔いにくいのは良いことなのか?

よく「耐糖能」という言葉が使われます。要するに、どれだけ糖質を食べても耐えることができるか、ということなのでしょう。

よっしーのように耐糖能が低い者は、大量の糖質を食べることはできません。そんなことをしたら血糖値が爆上がりするからですよね。

しかし糖質の処理が苦手な体質であれば、糖質を過剰摂取しないようにしていれば特に悪いことは起こりません。少なくとも「糖質の過剰摂取が引き起こす病気」にはかかりません。

普段お酒を飲んでいない人がたまに飲むと、少量でもすぐに酔ってしまいます。生まれつきお酒をほとんど飲めない方もいらっしゃいます。

 

 

一方「お酒に強い」方はかなり飲んでも酔いにくいですが、毎日たくさん飲んでいるうちにいつか肝臓を壊します。

「耐アルコール能」が高いというのは、果たして良いことなのでしょうか…飲めない人を見下して自分の限界ギリギリまで飲み続けることが、そんなに誇らしいことなのでしょうか。

糖質の多いお酒はもちろん体に良くありませんが、糖質に関係なくアルコール自体が体にダメージを与えるものと心得て気をつけましょうね!

 

にゃご
オレたち猫は人間よりも少しの量のお酒で大変なことになるから、間違って飲まないように気を付けてくれよな!

よっしー
もちろん人間の子供にも本当に気を付けてね。大人だってわざわざ飲まなくてもいい物なんだから気をつけましょうね!

 

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