糖質制限で何か健康上良くないことが起きてしまった方へ

糖質制限で病気になったと思って泣く女性

糖質制限で良くないことが起きたからみんなもやめよう?

よっしーはもともと玄米食と脂質制限をしていて2型糖尿病になり、インスリン注射とDPP-4阻害薬を使い始めてから眼底出血しましたが今はそれらの使用をやめて糖質制限で落ち着いています。

私の場合は玄米食や薬剤がイマイチ合わず、糖質制限がぴったり合ったという事なのだと思います。自分に合わなかったからと言って、これらを実践している方たちに「あなたもやめなさい」とは言いません。

なぜなら、それぞれ体質というものがあるので、その方法でうまくいっていて何も問題がない人にわざわざ水を差す必要が無いからです。

最近すごく気になっているんですが、Twitterで「私は糖質制限していて病気になり、〇〇したら改善しました、さぁみなさんも糖質制限なんてやめましょう!」と呼びかけるアカウントがやたら増えています💦

 

糖質制限で病気になったと思って泣く女性

 

中には「あらら、この人とこの人は同じ人だよね?」という方もいらっしゃって、何か別のメソッドや商品を売っている方もいて面倒くさいのでフォローされてもブロックさせていただいてます。

まぁ業者さん(?)はともかく、中には本当に糖質制限していて何かの病気になった方もいらっしゃるかもしれません。

今回はそのような方がどうすべきかという問題について記事にしてみました。みなさん、ぜひお読みいただけたらと思います。

 

まじめん
まじめん

本当に糖質制限で病気になった方がいるのなら、その方たちの問題は非常に大きな問題ですよね。

よっしー
よっしー

そう思うわ。ただ糖質制限を恨む気持ちだけが大きくなっていくんじゃないかしら💦

 

糖質制限で死亡するかもしれない日本人は34000人に1人

日本人の約34000人に1人は「脂肪酸代謝異常症」という先天的な病気を持って生まれてきます。この病気の方は高脂肪食で脂肪肝になり、重い低血糖を起こして最悪の場合死亡する危険性があります。

これは先天的な異常であり、現代の医学では「治す」ことは不可能なので数時間おきに糖質を摂取する必要があります。

ちなみに、逆に糖質を人並みに食べると命に危険が及ぶ可能性のある「シトリン血症」の方は日本人の17000人に1人いらっしゃるそうです。どんな食事でも、生まれつきの病気により合わない方はいるのです。

ピーナッツやソバのアレルギーの方がうっかりこれを食べてしまうと最悪命に関わりますが、アレルギーではない方は食べてもなんともありませんよね。これと同じようなものでは?

 

 

もしあなたがきちんと糖質制限の医師が書かれた本をよく読んで正しく糖質制限を実践しているのに病気になってしまったら、何かの病気でないか検査してもらうべきです。

糖質制限を実践中に病気になる原因はいろいろ考えられます。きちんと実践しているつもりで、実は間違ったことをしてしまう方もいらっしゃいます。

たとえば、意外に糖質が多くてトランス脂肪酸たっぷりかもしれない出来合いのトンカツ食べ放題とか。トランス脂肪酸の過剰摂取は動脈硬化を進行させますよね💦

カロリー制限をしている糖尿病患者さんがが心血管疾患などで亡くなっても「カロリー制限のせいだ」とは言われないのに、糖質制限をしていると何もかも糖質制限のせいにされるのは残念なことです。

 

原因をはっきりさせることが大切だと思います

糖質制限を正しく実践していて病気になった方は、主治医に相談して症例報告してもらってはいかがでしょうか?

本当に重大なことなら、他の医師たちにも是非データを共有して知ってもらうべき問題だと思うからです。

それをしないでただ「糖質制限は危険です」「糖質制限ではなく〇〇がおすすめです」と言うだけでは、糖質制限を悪く言うのが目的なのかな?と誤解されても仕方がないと思うので💦

よっしーはナイアシン(ビタミンB3)を大量服用していて高血糖になってしまったことがありましたが、「ああ自分にはちょっと合わなかったんだな」で納得しています。

 

理解不能だなと思っている男女

 

自分に合わなかったからといって、他の人にもそれを飲んではいけないという権利は無いですよね、ナイアシンで血糖値が上がる人と下がる人がいるようです。

糖質制限で健康状態が悪化した方は、その原因をきちんと確かめることが非常に大事だと思います。そして「合わない体質の人もいるから気を付けましょう」と言うのはいいと思います。

ただ、バッチリ合う人もたくさんいるのは事実なので、そのあたりは「他の人も自分と同じように悪いことが起きるはずだ」とは思わないほうが良いですね。

どんな食事方法にも必ず合う人と合わない人がいらっしゃいます。大切なのは「自分には何が合うのか」を自分で確認しながら進めていくことではないでしょうか。

 

まじめん
まじめん

どんな食事療法にも合う人と合わない人がいる上、医師も含めて誰も責任を取れないのできちんと自分で考えるべきですね!

よっしー
よっしー

そう思うわ。ちなみに、糖尿病の標準治療を受けていて何かあっても主治医は責任を取れないことも忘れないでね!

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