センサーはもう必要ない!?
先日は、持続血糖モニタリングシステム「FreeStyleリブレ」が保険適用になったことが話題になりましたよね。
なんと、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の研究チームが、タトゥーのように皮膚にはるだけで血糖値がわかるという特殊なインクの開発に成功したんだそうです。
今回開発されたインクは血漿のように働く間質液に反応し、タトゥーのように皮膚につけるだけで、血糖値によってインクが緑から茶色と変わるのだそうです。
細かい値までは分からないでしょうけど、ただ腕につけているだけで色が変化して大まかな血糖値が分かるのはすごーく便利だし、面白いですよね!インクなので痛みもないですしね。
実用化にはまだ時間がかかる?!
数年前、どういうわけか自己血糖測定器の普及に大反対する人たちと遭遇したことがありました。
なぜ患者たちが血糖値を測定してはいけないのか、何か困ることがあるのか、いまだに理解に苦しみますが…
でも、血糖測定はどんどん便利になってきていますね♪本当に良かったです。このインクが実用化すれば、どんなにいいでしょう。
日本ではタトゥーをしているとスポーツジムや銭湯は出入り禁止だったりしますけど、これは厳密にはタトゥーとは違うから大丈夫かな。
しかし現段階ではまだ、このインクは長持ちしないのだそうです(;´・ω・) この問題さえクリアできれば、誰もが腕にタトゥーをくっつけて歩いて、食事の最中に時々腕をまくって確認して「うわっ、このメニューは予想通りやべーな!!」なんてことになりそうですね。
自分の血糖値を知ることは基本ですよね
糖尿病患者が(本当は、まだ糖尿病ではない方も)自分の血糖値の変動を把握しておくことはすごく重要です。インスリン注射を行っている方はなおさらです。
注射の量が多すぎれば低血糖になり、足りなければ高血糖になるんですから…
でも、1日に何度も血糖値を測定すると、消耗品のお金もかかりますし、指先が刺し傷だらけになってしまいます。
このインクのように、いったんつけたら一定期間そのままで良いというのは、めちゃくちゃありがたいものです。早く実用化してほしいですね~。
誰もが自分の血糖値をリアルタイムで知ることができるようになると、ある種の人たちは困るかもしれませんけど、それ仕方がないことです。
だって、今まで知られていなかった「本当のこと」が明らかになるだけなんですから。