運転中に低血糖発作を起こす危険性!

タクシードライバーの方を対象としたセミナー

タクシー大手の日本交通と製薬会社大手の日本イーライリリー社により、血糖値が気になるタクシードライバーを対象としたセミナーが開催されたそうです。

セミナーでは「糖尿病は血糖値が高いだけでは症状がほとんどないけど油断しないで」「運転中に低血糖にならないように気を付けて」「食事は野菜から順番にゆっくり食べましょう」などと専門家たちからお話があったそうです。

病院食を野菜から順番にゆっくり食べても血糖値が爆上がりした経験を持つよっしーとしては「うーん」と思いますけど、まぁ気を付けるのは良いことですよね。

タクシードライバーの方は、どうしても運動不足になりがちだと思います、座りっぱなしなので。他の座りっぱなしの仕事の方たちもそうですけど、勤務中ほとんど運動できないのであれば「食べても運動するからいいや」というわけにはいきませんよね。

今回はこのことについて考えてみようと思います。

運動できないのだから糖質を控えるしかない

運動にもいろいろありますが、よっしーの場合、食後血糖値が上がり始めるタイミングで有酸素運動を行うと血糖値の上昇を抑えられます。激しい運動を長時間よりも、ゆるい有酸素運動を長時間行うほうが安定して血糖値を抑えられるようです。

筋トレだと逆に血糖値が少し上がり、2時間ほど高血糖気味が継続します…それでも、筋トレすることに意味があるので筋トレは行っています。食後血糖値を下げるためではありません。

で、タクシードライバーのようにほぼ座りっぱなしの仕事だと、食事から摂取した糖質を運動で消費することが出来ないですよね?運動できないと分かっているのだから、食後血糖値が上がりにくい食事をするしかないわけです。

ランチにどんなに糖質たっぷりの食事をしてもぜんぜん食後高血糖にならないほど糖質を大量に消費するような激しい肉体労働をされている方は、日本では少数派じゃないでしょうか?よっしーは若い頃は立ち仕事をしていましたけど、やっぱり糖尿病になりました…

運動もしないのに糖質をたっぷり摂取して血糖値が上がると、その後眠くなることがあります。学校給食の後の5時間目の授業中、眠くてたまらないお子さんたちがいますよね?

運転中に居眠りしてしまうと、事故につながりかねません。実は、よっしーの幼なじみのご主人が糖質が大好きで、運転中に事故を起こしてしまったそうなのですが、いくら友達が注意してもなかなか大好きなご飯を減らせずに困っているのだとか。これは深刻な問題ですよね。

よっしーの夫は以前、夜に高速道路を運転すると眠くてたまらず、ガムを噛みまくっていました。でも糖質制限を開始してからは全然眠くないそうです。

高速道路のサービスエリアの食堂で食べられるのは、糖質ばかりですからね~。実家に帰省するときなどは、あらかじめコンビニなどで糖質オフな食べ物をどっさり買ってから高速道路に入ります。

インスリン注射をしている方は特に注意!

また糖尿病でインスリン注射をなさっているタクシードライバーの方たちもいらっしゃると思います。よっしーも最初はインスリン注射をしていましたが、「車を運転する前には血糖値100以上にしておくこと」と教わりました。

運転中に低血糖を起こすと、事故の危険があるからです…とても危ないですよね!インスリン注射は自前のインスリンと違い、うっかり打ちすぎてしまうともうどうしようもありません。

たくさん糖質を摂取してインスリンをたくさん打てば、うっかり「読みが外れた」場合に重症の低血糖を起こす可能性が高まります。

糖質制限食であればインスリン注射はゼロ~少量で済みますので、低血糖のリスクはかなり減るでしょう。

残念なことですが、運転中に低血糖発作を起こして人をはねて死亡させて運転手が逮捕されるという事件はしばしば起こっています。

自分自身が事故で死亡する危険もありますが、無関係の他人の命をも奪うことがあるのですから、何とかしなければいけない問題ですよね。タクシードライバーであればお客の命を預かるわけですから、なおさら。

ベジファーストで食後高血糖を抑制できるか?

セミナーで管理栄養士さんは「野菜を先に食べて(ベジファースト)ゆっくり食べましょう」「単品ではなく定食を選びましょう」などとアドバイスをなさったそうです。

確かに、どんぶりご飯を急いでかきこむよりはずっと良いでしょうけど、正直…それだけで全ての方の食後血糖値を抑制できるとは思いません。よっしーはもともと、管理栄養士さんが推奨するような「ヘルシーな食生活」を送っていたと思うからです。

ベジファーストだろうがヨーグルトファーストだろうが何でも同じなんですけど「これが血糖値の上昇をゆるやかにする」という話を聞いてそのまま鵜呑みにするのはどうかやめてください。

あなたの場合は本当にその方法で十分に食後高血糖の上昇を抑制できているのかどうかを、自己血糖測定でちゃんと確認しなければいけないのですよ。100人中95人に効果がある方法だとしても、あなたが残りの5人に入るのなら、あなたにとっては意味のないことですから…

今回はタクシードライバーさんを対象にしたセミナーのお話でしたが、ほとんどの働く日本人は毎食後たっぷり運動できるほどヒマではないので、大いに気を付けていただきたいなと思います。

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