ブラック・ジャック先生の食生活がちょっぴり…いやかなり心配です

天才的な手術の腕を持つブラック・ジャック先生♪

「ブラック・ジャック」は、医師免許を持っていた故・手塚治虫さんが少年チャンピオンに連載されていた大人気の医療漫画です。アニメやドラマにもなりましたよね。

よっしーは小学5年生の時に初めて読み、すっかり夢中になってしまってお小遣いをつぎ込んで全巻揃えたものです。今もリビングに置いていてたまに読み返しています。

さて、ブラック・ジャック(以後BJ)はどんな難しい病気でもその天才的な手術の腕で治してしまうことで有名ですけど、BJ自身は病気になったりはしないのでしょうか?

 

 

「病気になったら手術で治す」ことは大事だと思うんですけど、そもそも最初から病気にならないように予防することはもっと大事なのではないかと思うんですよね。

世間一般ではある意味、病気になることは運が悪いと言うか仕方のないことで、いかに早期発見して治療するかに関してはいろいろ言われているのに、病気を予防する方法については…いかがでしょう?

※今回の記事には漫画のネタバレを多く含みますので、了承の上で続きをお読みください。

 

にゃご
病気になってから手術で治すのも大事だけど、予防できる病気は予防するのが一番だよな!

よっしー
そう思うわ、いくらBJが手術しても患者が生活を改めなければキリがないかもね…病気にもよるけど。

 

ブラック・ジャック先生の食生活は?

BJは原作の設定では基本的に28歳です。これは手塚治虫先生が担当の編集者さんの年齢が28歳だったので「じゃあBJも28歳ね」ということで決められたそうです。

BJは8歳の時に爆発事故で瀕死の重傷を負ったのですが、その事故のことを「20年前」と言ったり「25年前」と言っている回があるので、28~33歳ぐらいの出来事を中心に描いているものと思われます。

 

 

28歳と言えばまだまだ若いですよね。よっしーは20代半ばで妊娠して妊娠糖尿病になりましたけど、男性および妊娠経験のない女性だとこの年齢でそのテのトラブルを経験している方はまだごく少数のはず。

BJの好きな食べ物は、カップラーメンとカレーライスとコーヒーとお茶漬けです。あ、寿司も好きみたいです。

ピノコが体調不良で寝込んでしまった時も、BJは「夕食の支度なんて気にしなくてもいいよ」的なことを言ってひとりでラーメンを作って食べてました。他におかずは無しです。

寿司職人に他人の腕をつけかえる手術をしたときは、手術料の代わりにうまい寿司を食べさせてもらう約束を取り付け、居酒屋店主の娘の目を手術した時は手術料の代わりに1か月間タダで飲食したようです。

 

 

BJはお金は持っているはずなんですけど、ちょっと高級なレストランに入って「ミニッツステーキ」や「上エビのフライ」を勧められてもいつも通りカレーライスとコーヒーを注文していました。

ピノコが来てからは彼女がBJの健康を考えてちゃんとした食事を作ってくれているようですが、ひとりの時は基本的に食べたいものを食べているんじゃないでしょうか。

また喫煙や飲酒もしており、ぶっちゃけBJはあまり健康に気を付けているようには思えないんですよね~!!特にタバコは少量でも体にものすごく悪いと思うんですけど…

 

ブラック・ジャック先生は何度も病気にかかっている!

まだ若いBJは何度か病気にかかったことがあるんです。腹膜炎で自分のお腹を鏡で見ながら手術したことがありますし、腸に寄生虫が取り付いてまたまた自分で自分のお腹を手術しました。

ハリ師・琵琶丸もBJを見て「あんたは腸が弱そうだと感じた、今まで何度か腸を切ったことがあるだろう?」と述べています。もしかすると、語られていないだけで他にも腸の病気にかかったことがあるのかもしれませんね。

また自動車を運転していて交通事故で入院したこともあります。この場合は相手の車のほうが悪いっぽいですけど。

 

 

その他8歳の時に爆発事故に遭った際に気胸でとても苦しんだことがトラウマになり、気胸の患者を見るとメスを持つ手がけいれんしてしまったり、同じく8歳の時の事故で暗示を受けて20年後に手が動かなくなるなど、メンタル面で繊細なのではと思わせるエピソードも。

BJの母親はその事故の時に亡くなっていて、父親はずっと音信不通でしたが久しぶりに再会してしばらく経った時に脳卒中で亡くなりました。おそらく60代半ばぐらい?

BJの両親は糖尿病などの病気だったという描写はありませんけど、父親が比較的若くして亡くなっているのでBJも気を付けたほうがいいんじゃないですかね…

 

「医者の不養生」にならないように…

BJは天才的な外科手術の腕を持っていますが、もし自分が脳卒中や心筋梗塞などになってしまったらどうしようもないでしょうね。

ここは「医者の不養生」なんてことにならないように、ぜひとも食生活に気を付けていただきたいものです。

「医者の不養生」とは、人に養生を勧める医者が自分は健康に注意しないことです。そして知識として正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえですよね。

実際、2014年に日経メディカルOnlineさんが医師2286人を対象に持病に関するアンケート調査を行ったところ、何らかの持病がある医師は67.6%だったそうです。

 

 

そのうち糖尿病は151人と、アンケートに回答した医師のうち6.6%が該当するということになりますね。糖尿病予備軍の医師はきっともっと多いでしょうね。

さすがに医師だけあって、暴飲暴食を続けて太りすぎて糖尿病を発症…というパターンは一般人と比べて少ないのでしょうけど、それでもやっぱり糖尿病になる人はいるし「治す」ことはできないってことです。

ある意味、自分も糖尿病になってしまった医師の方がよっしーたち患者の気持ちを理解してくれそうなので良い気もしますが…やっぱり先生方は自分の健康に気を付けていただきたいものです。

 

にゃご
お医者さんは自分の健康にも気を使って欲しいんだぞ!

よっしー
そうねー、忙しいからついつい手軽なもので食事を済ませたりしがちじゃないかしら?気を付けてくださいね♪

 

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