悪魔のささやき…!?あなたの糖質制限を阻む甘~い誘惑

血糖値が250になっても即死はしない!?

以前、よっしーがまだ糖尿病と診断されたばかりの頃のことです。16日間の入院生活を経て、食事を記録して糖質計算をしていました。

ひたすら糖質制限でマジメに頑張るよっしーに主治医が「たまーに糖質食べて血糖値が250ぐらいになっても死なないよぉ~♪」と、優しい声で悪魔のささやき(!?)を…

その時は特に気に留めませんでしたが、半年ぐらい経った頃、なぜかあの時の言葉がふと脳裏によみがえってきて…

 

 

私としたことが、ついつい目についた塩味のポップコーン1袋、その他もろもろで合計糖質50gも食べてしまったんです!!焦って1時間ほど散歩し、帰宅して恐る恐る血糖値を測ってみると110でほっとしました。

でも、それで「なーんだ、食べても後で運動すれば平気じゃん!!」と思ってはいけません。別の時に、これよりも少ない糖質量でもじわじわと何時間も高血糖が続いて、いくら運動してもなかなか下がらずに困ったことが何度かありました。

だから皆さんも、単純に糖質量だけで判断して「このぐらい食べても後で運動すれば大丈夫だろう」と思ってしまうと、思いのほか血糖値が上がるかもしれないので気を付けてくださいね。

 

にゃご
糖質50gはキツいな~!オレの1日分よりずっと多いぞ!

よっしー
私も普段は1日合計30gも摂らないわ…あの時はホントどうかしていたわ!

 

 

糖質をやたら食べさせたがる人たちもいます

上のポップコーンの件は、よっしーがたまたま家にあったポップコーンを見て勝手に食べてしまったので完全に自分が悪いんです。

しかし中には、自分が好きな糖質を食べるだけでは気が済まないのか、どーしても周囲にも同じものを食べさせたがる人たちがいるんですよね~。

中には、よっしーが糖尿病で糖質制限をしていることを知りながら飴などを勧めてきて、丁重にお断りしても「えぇ~、ちょっとぐらいいいじゃないですかぁ~♪」などとおっしゃる方も…何でそんなに食べさせたがるのさ!?

若い頃働いていた職場には、後輩たちにお菓子を食べさせたがる人がいて「ちゃんと食べるまでここで見張ってるからね!!」と凄んでくる始末。何がしたかったのでしょう。

 

 

商売の関係で糖質を食べさせたがる方たちも当然たくさんいらっしゃいます。まぁ、自分のところで販売しているのが糖質関連の商品であればどうしてもそうなるでしょうね。

とにかく糖質制限はダメだ、糖質制限すると病気になる、糖質制限すると筋肉が落ちる、糖質制限するとバカになる…などとあの手この手を使って一生懸命なんですけど、ここ数年糖質制限を始める人は増えていますね。

糖質制限を悪く言って売り上げを守ろうとするよりも、糖質制限をしている人が喜んで買ってくれるような商品を開発したほうが前向きで良いと思いますよ♪

 

糖質の甘い誘惑に打ち勝つのは専門家でもかなり難しい

糖質や甘みには強い中毒性があります。糖質中毒と言われる状態になると、次第に糖質を摂取する量が増え、糖質を食べることが出来ないとイライラなどの禁断症状が出ます。

ラットの実験で、甘味料のサッカリンにはコカイン以上に依存性があることが分かりました。ちょっと前にマウスを使った実験で「糖質制限すると寿命が短くなる」と騒いだ方たちは、ラットのこの実験の結果も同じようにヒトに当てはめなければフェアではありませんよね…?

「甘い誘惑」と書きましたが、じつはご飯やうどん、パンなど甘くないものもしっかりと糖質なんですよね~、残念ながら。嘘だと思うなら食後血糖値を測ってみてください。

最近、安田大サーカスのクロちゃんが糖尿病で教育入院までしたのに本当は糖質をこっそり食べてるんじゃないかと叩かれているようですが、医師や管理栄養士の中にも「お菓子は食べないがご飯だけはどうしてもやめられない」という方はかなりいらっしゃるはず。

 

 

今までいろいろな医師と話しましたが、中には「俺、糖尿病じゃないし」と言いつつ、HbA1cの値を聞くとよっしーより高くて正常値ギリギリだった医師も。先生、大丈夫ですか??

また、ちっとも太ってないのに糖質が大好きで境界型糖尿病や2型糖尿病になってしまった医師もいらっしゃいます。糖尿病網膜症を発症した糖尿病専門医もいるそうです。

医師と言うのは、科によってはあまり体を動かさない仕事だと思うので、なおさら食事に気を付けたほうがいいと思うのですが。専門家ですら「糖質食べたい」という気持ちにはなかなか勝てないようです。

 

迷いがあると簡単に誘惑に乗ってしまう!

糖質制限をしていて、体が引き締まって血糖値も改善して他にもいろいろ良い効果が出てきて…という方たちは、おそらくそのまま続けていけると思います。楽しくてしょうがないでしょうね。

でも問題は、自分では一生懸命頑張っているつもりなのにちっとも痩せないとか、辛すぎて結局糖質をドカ食いしてしまって効果が出ない、食費が高くて継続できない方とか…

そんな迷いが生じた時に、同じく糖質が好きでたまらない方たち(特に専門家)やどこかのお店などが「糖質制限やめましょうよ~」「極端な糖質制限はいけません、それより糖質の選び方を考えれば大丈夫ですよ~」などと言いますと、簡単に乗ってしまいます。

 

 

彼らにとって「糖質を食べましょうよ」という言葉はとても都合が良くて嬉しい言葉なので、本当に根拠があるかどうかなんてあまり気にすることはないでしょうね。

思わず「待ってましたっ!!誰かがそう言ってくれるのを…」ということになるのではありませんか?じつは糖質の過剰摂取と関係がある病気は糖尿病だけじゃないんですけどね。

糖質の選び方云々に関しては、よっしー自身が若い頃からずっと玄米や全粒粉パンを食べているにも関わらず糖尿病を発症したことからも、それだけでは血糖値上昇を防げない人がいるのは明らかです。

江部康二先生も玄米食をなさっていて糖尿病を発症されましたよね。もともとさほど糖尿病体質ではない肥満の方は、どんぶりご飯を茶わん1杯の玄米に変えるだけでも効果があるかも。

 

誰でもうっかりすることはあります♪

どんなに真面目なみなさんも時々「悪魔のささやき」に負けちゃう日もあるかもしれません。そのままずるずると「もう私は糖質を食べるんだ!」となってしまう人もいますが、まぁ自己責任ということで。

そんな時は、すでに食べちゃったものはどうしようもないので、せっせと運動して血糖値を測ってみてください。見ないふりは一番良くないです。

そして、あまり自分を責めないで、他の人もみんな同じなんだと思って気楽にいきましょう。誰だってたまにはそんなことがあるものです。ずっと続いたり開き直っちゃうと問題ですけどね。

 

にゃご
まぁ誰でもたまにはうっかりやらかすことはあるよね、その後どうするかが大事なんだな。

よっしー
そういうことね。時にラクなほうに流されてしまいそうになる自分の弱さをまず認めなければね。

 

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