糖質制限は聞きかじりではなく、まず正しい知識を得てから実践するべき

真面目そうなメガネの優等生の女子中学生

中学生、知識不足で糖質制限により体調を崩す

よっしーは中学生の頃、いわゆる優等生でした。天才タイプではなく、ひたすら真面目な良い子で先生の言うことをよく守って勉強するタイプでした。

そんなよっしーが中学3年生の時、ちょっと体重が気になってダイエットを試みたことがありました。当時は「糖質制限」なんて言葉はまだありませんでしたが、自宅でも学校でも主食の量を半分に減らしました。

するとどうでしょう、みるみる痩せて喜んだのですが立ちくらみに襲われるようになり、怖くなって中止しました。それで「やっぱり主食って大事なんだァ!もう絶対に主食を減らすダイエットはしない」と思ったんです。

 

 

主食を半分に減らしたら体調が悪化した、だから主食抜きは危険なんだ!というわけ。でも今冷静に考えてみると、あの時はただ主食を減らしただけで、代わりに肉や魚のおかずを増やすことはしなかったんです。

正しい糖質制限は、主食やその他の糖質を減らす代わりにタンパク質や脂質はしっかり摂取します。そのことを知らないでただ主食だけ減らしてしまい「糖質制限は危険!」と思ったのですね。

学校のお勉強は出来ても、自分の頭で物事の真実を見極めることはまだできない、知識も圧倒的に不足していた中学生の失敗談です💦

 

まじめん
まじめん

なるほど…確かにそんなことは学校では教えてもらえないし、深く考えるキッカケも普通はないですからねぇ。

よっしー
よっしー

そうでしょう?もし教科書に「糖質制限は危険です」と書いてあったら、真面目な優等生がそれをそのまま信じ込んでしまうのも無理は無いと思うし。

知識不足で失敗、恥ずかしい「プロ」

中学生のよっしーは自己流の「糖質制限もどき」で体調を崩して「主食を抜くのは危険だ」と思い込んでしまいました。

でも大人、しかもプロを名乗る人が、きちんと勉強しないで間違った「糖質制限もどき」をして体調を崩してしまい「糖質制限は危険ですよ!!」と公の場で批判するのは残念なことです。

医師・歯科医師・管理栄養士・フィットネストレーナーさんなどの中に時々いらっしゃるんですが、学校で勉強したこと以外は受け入れがたいということなのかしら?

ま、専門家の方たちの中には明らかにどこかの団体とつながっている方もいらっしゃるので、そういう関係からの発言だという場合もありますけど💦

 

 

その方が生まれつき脂肪酸の代謝に異常がある病気をお持ちだとかで「自分の体質に合わなかった」というなら分かります。でも、その場合でも他の大部分の方には問題ないわけです。

そうではなくて「間違ったやり方でテキトーにやったら失敗しちゃった」というのは、プロとして恥ずかしいことじゃないですかね…

よっしーなら恥ずかしくてとてもそんなこと言えません。だって「自分は素人以下です」と宣言しているようなものですからね。

「こういう理由で自分の体質には合わなかった、たまに合わない方がいると思うので慎重におやりください」とかならよく分かるのですが💦

 

プロなら冷静に分析してほしいです

自分が失敗したやり方で多くの方が成功しているのを見ると、何となく面白くないという心情は理解できます。そのあたりから「あんたたちもいずれ必ず失敗するよ、私のようにね!」と一言言いたくなるのかもしれません💦

でもプロなら冷静に「私はどうして失敗してしまったのだろう?私のやり方にどこか間違ったところがあったのではないか」と分析し、原因を見つけて次に生かしてもらえるといいなぁと思います。

よっしーはかつて周囲から「筋トレバカ」と言われていたんですが、今となっては筋肉のために良かれと思って糖質を含むアミノ酸入り飲料を飲んだり、おやつにおにぎりを食べたり、そういうことが糖尿病家系の私には良くないことだったのだなと分かります。

当時は「糖質摂らなきゃ筋肉が落ちる」と思い込んでいたんですが、糖質制限でも食事が正しければ筋肉量は減らないことが分かりました。

 

 

糖質制限について語りたいならまず正しい知識を得てから正しく実行してみてください。昔の教科書に書いてあることを復唱するだけなら、小学生にだってできるんですよ。

今は素人でもかなり勉強している人が多くいます。それも「どこかの外国の研究者がネズミで実験したらこうなったと言ってた」とか「教科書にこう書いてあった」ということではなく、理論を学んだ上で自分の体で実体験として確認している人が多いのです。

自分の健康に関することは、自分の体で試さないと何の意味もないですからね~。論文は最初から結論ありきなのでは?というものもありますし、参考程度にしかならないと思います。

よっしーの主治医は私の糖質制限の成果を数年間確かめた上で、自分も軽く糖質制限していい身体になりました。「僕やよっしーさんが(糖質制限)するのはいいけど、よくわかっていそうにない人には勧めたくない」とおっしゃっていました。

 

どの情報が「正しい情報」なのか見極めるのは難しい?

それでは糖質制限についてきちんと勉強してから始めましょうと思っても、いざ勉強しようとするといったい誰の言っていることが正しいのか見極めるのはなかなか大変です。

中には「あの先生もこの先生も間違ってる、正しいのは自分だけだ!」みたいな専門家もいらっしゃるんですけど、そういう方はどうも苦手です💦

まず「糖質制限すると〇〇になってしまいます」「××ではないかと言われています」などと、根拠を何も示さずに不安を煽るような書き方をしているものは問題外です。

 

 

また医学論文をたくさん引用している場合も、その論文の内容を本当に正しく解釈できているか?が大事です。やろうと思えば、いくらでも自分の都合の良い結論を導くことが出来てしまうので💦

テレビの健康番組などは、生放送ではなく収録の場合は肝心な部分がカットされて放送されることがあると複数の先生方がおっしゃっていました…これでは困りますね。

そして「あ、これは良いかもしれない」と思ったら読むだけで納得するのではなく可能な限り自分で実際にやってみることが大事です。たとえば血糖値はすぐ測れますし、肝機能や中性脂肪などは病院で検査を受ければ分かることです。

 

まじめん
まじめん

自分の体のことは自分で慎重に確かめながらやっていくしかないのですね。

よっしー
よっしー

そうね。自分が失敗したからみんなもやめましょうと呼びかける困った人もいるけど、良い結果が出ている人はたくさんいるんだから自分で考えるべきね。

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