糖尿病の原因は砂糖や甘いモノばかりじゃない

FreeStyleリブレのセンサー装着は痛くなかった

今朝、FreeStyleリブレのセンサーを装着しました。見た目かなりゴツい針が突き出ていたので、やっぱり痛いんじゃないか!?とビビりまくりました…

左腕の裏にアプリケーターをセットし、エイッ!!と押し込むと、あれっ、少しも痛くない!?

 

 

普通の自己血糖測定で指先を穿刺するときはちょっと痛いけど、今回はまるで痛くなかったので本当に不思議です。装着した後も、刺さってる感はゼロですし。

そういうわけなので「痛そうでイヤ~!」と思っている方はどうぞ安心してトライしてみてくださいね♪これから14日間、いろいろやってみて血糖値の変動を観察したいと思います。

 

糖尿病の原因は甘いモノだけじゃない

ところで、ネットニュースに「糖尿病は甘いモノだけが原因じゃない」という見出しを見つけました。先日は、「砂糖は悪者ではない」という話も読みました。

これは正しいと思います。よっしーのように、砂糖をなるべく避けていてもご飯や果物は普通に食べていて糖尿病を発症する人は多いと思います。

 

 

「甘いモノ」だけが糖質じゃないですからね…

ご飯茶わん1杯(150g)とファンタグレープ500mlに含まれる糖質量は、ほぼ一緒です。それぞれ、角砂糖13~14個分の糖質が含まれています。

ファンタのペットボトルを2本飲み干すのは大変ですが、ご飯をお代わりするのは簡単なことかもしれません…

 

ご飯も最終的には体内でブドウ糖に変わります

中学校の理科の授業で習った通り、ご飯に含まれるデンプンはまず口の中で一部が麦芽糖に分解され、最終的に小腸でブドウ糖になり、吸収されます。

 

 

「ご飯はジュースと違ってゆっくり消化吸収されるから大丈夫のはずだ!」というご意見もあるかもしれませんが、残念ながら、糖尿人ではご飯もジュースも血糖値の上がり方は大差ないと言う場合が多いのです。

コンビニのおにぎり2個で血糖値が440になった方や、握り寿司6貫で血糖値が250まで上がったという糖尿人を知っています。

小腸で二糖類をブドウ糖に分解する「αーグルコシターゼ」という酵素の働きを邪魔する飲み薬(グルコバイ、ベイスン、セイブル)を飲んで血糖値の上昇をゆるやかにすることもできます。

 

 

よっしーの主治医に「旅行とかで糖質を食べるとき用に薬を出してください」と頼んだら「そういう(頓服的な)出し方はしないんだよ~」と言われ、出してもらえませんでした(;^_^A そういうわけで、いまだに飲んだことはないです。

ま、多少消化吸収を緩やかにしたところで、結局運動して消費しなければ同じことですよね。

よっしーのように「薬があるからいいかぁ~♪」とラクな方向に流れがちな性格の者にとっては、最初から薬に頼らないほうがいいのかもしれません。ズルズル流されてしまいそうなので…

ただ、先日緑豆春雨を食べてみたら血糖値が全然上がらなかったのは、緑豆にはαーグルコシターゼを阻害する作用があるからなのではないかと思われますが、個人差も大きいようです。

 

肥満の原因も、砂糖や甘いモノだけではありません

肥満になるとインスリンの効きが悪くなり、2型糖尿病につながりやすくなりますよね。

砂糖や甘いモノをそれほど食べていなくても肥満になる方は少なくありません。たとえば、男性は女性と比べると甘いモノはあまり好きではない方が多いと思いますけど、男性のほうが肥満率が高いですよね。

 

 

たまにケーキを食べたりする女性よりも、豪快に丼ものを食べたりご飯をお代わりしている男性のほうがカロリーも糖質も摂りすぎていることが多いのではないでしょうか?

ちなみに、よっしーはあまりケーキは好きではなかったです。出されれば食べる程度でした。友人たちのように「ケーキバイキングを夕食の代わりにする」なんてことは絶対にイヤでしたね…

でも、ご飯だけはいつもしっかり食べていました。ご飯をお代わりすることもありました。

 

ありとあらゆるモノに砂糖が入っている!?

糖尿病になってから、家族の食事にも出来合いのお惣菜などはなるべく出さなくなりました。

スーパーでお惣菜の表示やレトルト食品の表示を見ると、ちっとも甘さを感じないものを含めて、ありとあらゆるものに砂糖が使われているのでびっくりします。

 

 

目に見えない糖質、これは侮れないと思いますね。

自宅で自分の作った食事を食べた後血糖値を測るとほとんど上がらないのに、外食で肉料理や野菜料理ばかり食べても血糖値がかなり上がってしまうことがあるのは、見えない糖質のせいでしょうね。

醤油ですら、安価なものには果糖ブドウ糖液糖が入っていますよ。

 

砂糖や甘いモノ「だけ」が悪いのではない

先日、製糖会社から出された「砂糖は悪者ではない」という発言は半分は正しいと思います。正確に言うと「砂糖だけが悪いのではない」です。

砂糖も、ごくごく少量であればたぶん大きな問題はないと思いますが、問題は、運動量に対してあまりにも大量に摂取しすぎている方が多い上、摂りすぎているという自覚がないことではないでしょうか。

 

 

よっしーのようにもともと糖尿病になりやすい体質の者は早くその影響が現れますが、病気は糖尿病だけではない上、じわじわとその人を追い詰めていきます…普通は、かなりゆっくりとしたスピードで。

だから糖尿病体質ではない方の場合「ただちに影響はない」ですし、何か起こっても「因果関係を証明することはできない」のでどうしようもないというわけ。

結局、糖質とどう付き合っていくかは、その人が自分の頭で考えて判断しなければいけないことですね。

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