飽食の時代に糖尿病になるのは当たり前!?糖質の甘い誘惑をどうすれば…

お菓子や菓子パンなど糖質が大好きでいっぱい食べる女性

昔の人たちは食べたくてもたくさん食べられなかった

日本では、縄文時代には人々が獲物の肉や魚を分け合ったり木の実や貝、葉っぱなどを集めて食べたりして平和に暮らしていました。

なんと縄文時代は1万年もの長い間続いたんです。しかも他の時代と比較しても、争いによりケガを負って亡くなった者の数は1/5以下だったそうですよ。

ところが農耕が開始されると、長期間保存することができる「米」をめぐって、貧富の差やより稲作に適した土地の奪い合いなど、人々の間に身分格差が生まれ争いが起こる様になりました。

それ以来、いわゆる庶民はどんなにがんばって米を作っても大部分を年貢として取られてしまい、自分たちはお腹いっぱい米を食べることができない時代が長く続きました。

 

日本国民すべてが食べたいだけ食べられるようになったのは、本当にごくごく最近のことなのです。縄文時代の1万年という時間と比較しても、ほんの一瞬にすぎません。

昔の人たちは食べたくても「必要以上に食べる」ことは不可能でした。むしろ、食べ物がなくて飢えと戦わなくてはならないことがたびたびあったのです。

しかも昔は、労働も現代とは比べ物にならないほど過酷なものでした。あまり労働しなくてもいい身分の高い者たちの中には、藤原道長や織田信長のように糖質が好きで糖尿病になる者もいましたけど💦

しかし現代では、多くの者が糖尿病になる危険性と隣り合わせです。糖尿病になるのは何も、フードファイターや大食いの芸人さんのような生活をしている人ばかりではありません。

 

まじめん
現代の日本では、種類を選ばなけば必要以上の量の食べ物が簡単に手に入りますもんね。

よっしー
それが問題なのよね。簡単に手に入るのに食べてはいけないなんて、よほどのことがない限り大変なことかも…

 

安価な糖質食品がいくらも手に入る現代日本

食べたくてもどうしても手に入らないのなら食べようがありません。よっしーは最近、アニメ『美味しんぼ』に久しぶりにハマっていますが、究極の〇〇や至高の××を見て美味しそうだなぁと思っても同じ材料が手に入らないですwww

昔の人たちも、もっと食べたくても食べ物が手に入らなかったんですよね。少ししか食べることができないのに、妊婦さんも含めて1日中働いていました。

だから昔の人に肥満や糖尿病は少なかったわけです。もっとも彼らは肥満や糖尿病にならない代わりに、低栄養から起こる脳出血や低身長、脚気(かっけ)など別の問題には悩まされていましたけど。

 

 

しかし現代はどうでしょう?最高級ステーキ肉にはなかなか手が出なくても、スーパーに行けば1斤78円の食パンや1つ30円のいなり寿司、5個で100円のコロッケや100円以下のお菓子など安価な食品がいくらでも買えます。

安い上に強い中毒性がある糖質たっぷりの食品が誰でもある程度欲しいだけ買える、たとえ夜中でもコンビニや自動販売機がある…それが現代の日本です。

手に入らないのならしょうがないけれど、望めばいくらでも手に入る状況であえてそれらを食べないようにするのは、とても辛いことですよね💦

 

ついつい「食べる言い訳」を考えるようになった!

必要以上に食べ物を手に入れることが可能になったので、多くの方はつい食べ過ぎてしまいます。そこで、「食べ過ぎてしまうことに対する言い訳」をあれこれ考えるようになりました。

「我慢しすぎるとストレスが溜まってかえって健康に良くないよぉ」「付き合いも大事じゃない?」「明日からまた頑張ればいいんだよ」「楽しく食べれば太らないんだって」など…

「楽しく食べれば太らない」という説と似たような話で「楽しく食べれば血糖値が上がらない」という話も聞いたことがありますけど、本当かしら!?

太っていて2型糖尿病の芸能人の方たちは、いつも楽しそうに食べているように見えますけど…本当に「楽しく食べれば大丈夫」なのでしょうかね💦

 

 

慢性的なストレスが糖尿病患者にとって良くないのは確かです。でも、食べたいものを自由に食べることが本当にストレスを最も減らすことになるでしょうか?

よっしーの場合は、「ああ~こんなに食べたら絶対に血糖値が上がるよ…」と思ったり、糖尿病内科の診察でHbA1cが悪化しているのを知るほうがよほどストレスの原因になりますね。

中には「主治医がたまにたくさん食べても大丈夫だと言った」という方もいらっしゃいますし、よっしーの主治医も初期の頃は「たまに糖質食べすぎて血糖値が250になっても死なないよ~」とおっしゃいました。

でも先生たちは、何かあっても責任を取ってくれるわけではないんですよね。結局は、食べたいものを食べて何があってもそれは患者たちのせい、自己責任というわけです。

 

我慢するのは大変だから、異常な欲望を無くせばいいんじゃね?

「ああ、甘い物が食べたい…食べたい…」と常に思っていると、食事制限が非常にしんどいものになってしまいます。

でも、何らかの手段により「甘い物を食べたい」という欲望自体を起こらなくしてしまえば何も苦痛はないんですよ♪

よっしーは昨夜、家族でしゃぶしゃぶ食べ放題に出かけました。サイドメニューも充実したお店は家族連れに人気があり、偶然ですが長男のお友達一家も来ていてとても楽しかったです。

特にガマンはせず肉もサラダも食べまくり、普段は食べないカキフライも1個つまんじゃいましたけど、家族がデザートにアイスを頼んでもなぜか欲しいと思わなかったので自分はアイスコーヒーだけにしました。

 

 

帰宅後の血糖値は117(メガビタミンCをしているので実際は107ぐらい)で、今朝の体重も300グラムしか増えてなかったです、明日には昨日より減るかもwww

いつも糖質をある程度の量食べている人は、常に「もっと糖質を食べたい」という欲望に苦しんでいます。

だけどきっちり糖質制限をしていると、そもそも「食べたい」という欲求自体あまり起こらないので全然苦痛じゃないんですよね~。

よっしーは1度もタバコを吸ったことがないですし、健康に百害あって一利なしのタバコなど吸いたいと思ったこともありません。糖尿病にも、とても悪いものです。

 

 

でもヘビースモーカーの人が「1日1本だけにしよう」と決めたとしたら、かえって「あぁぁ~もっとたくさん吸いたいよぉ~!!」と苦しむのではないかと想像できます。

バランスの良いヘルシーな食事と称してしっかり糖質を食べていると、「適度に食べてストレスが溜まらないようにしているつもり」でも欲望に苦しみ続けることになりがちです。

常に「もっと糖質を食べたい」という気持ちと戦い続けて「ストレスを溜めないためにたまには食べないとね~」と言って食べ過ぎて血糖値が爆上がりしてイライラするよりは、苦痛を感じないで済む方法を選んだほうがラクかもしれませんよ♪

 

まじめん
食べ過ぎちゃうことを正当化するよりも、どうしたら楽に食べ過ぎないで済むかを考えたほうが前向きですね。

よっしー
そういうことね♪ ストイックな方法は続かないと思いがちだけど、無理せずほどほどにやっているつもりでかえって自分を苦しめていることだってあるのよね。

 

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