2型糖尿病は中高年の病気?いえ、高校生や大学生の頃から実は…!?

カフェでコーヒーを飲みながらドーナツを食べる若いカップル

大学生にしてすでにヤバかった…!?

赤ちゃんや子供の頃に発症することも多い1型糖尿病と違って、2型糖尿病は長年の不摂生がたたって中年以降に発症する病気だと思われがちです。

でも、はっきりと「あなたは糖尿病です」と診断されるよりもずーっと前からその兆候は始まっているかもしれないんですよ。

よっしーは大学1年生の春に風邪を引いて近所の内科に行ったのですが、そこの真面目な先生が血圧を測るとおっしゃって…

結果は130/90で、18歳の若者とは思えない位の数値でした!血圧の上は緊張で上がることもありますけど、下が90というのは何ともよろしくないですね。

 

 

おそらく、高校3年生の時に「受験勉強のためには脳にエネルギーが必要だから…」と称してほとんど毎晩カップラーメンを食べていたせいだと思います。

カップラーメンのせいか、大学入学時にはかなり太っていました。その後ジムに通い始めて体重は落ち、血圧は今では100/68ぐらいになっています。

また大学3年生の時、自分の尿や血液を調べる実習があったと記憶しています。採血は自分ではできないので看護師さんがやってくれました。

その中で、何か色の変化で糖尿病かどうかを調べるというものがあったのですが、よっしーは正常値の中でもギリギリでちょっとヤバイと感じたのを覚えています。

 

にゃご
えっ、大学生なのにもうすでにちょっとヤバかったなんてショックだな!

よっしー
産婦人科医の宋美玄先生も、学生時代から軽い耐糖能異常があったそうよ。若いから大丈夫ってわけじゃないのねぇ…

 

不健康な食生活の上、検査を受ける機会もない

献血の前に行う血液検査の結果から、大学生が糖尿病を強く疑われるケースが多く見つかっているのだそうです。

多いと言ってもそりゃ中高年と比べればものすごく少ないんでしょうけど、まだ20歳前後の若者がすでに高血糖になっているとは、深刻な問題ですよね。

普通、高校生や大学生で糖尿病の検査を受ける機会なんてまずありませんし、尿検査で尿糖が出て引っかかるのは糖尿病がかなり悪化してからです。

その上、学生さんに人気のメニューは、安くて気軽に食べられて美味しいものばかりでしょう?ファーストフードのお店にもよく行きますよね?

 

 

よっしーは大学時代は学生食堂で食べていて、レシートにカロリーが印刷されるようになっていたので焼き魚定食みたいなのを選んで500kcal以内に収まるようにしていました。

朝食と夕食は自炊でしたけど、まぁ野菜もいっぱい食べて頑張っていたほうだと思います。途中から玄米食を始めましたし。

これでも友達よりはかなり食生活に気を付けていたつもりだったんですけどねぇ…💦友達はしょっちゅうチョコを食べたり、パンで済ませたりしてましたよ。

いくら若さでカバーできているといっても、学生さんの食生活は不健康になりがちな上、血液検査を受ける機会もほとんどありません。

 

大学で教えられることは本当に正しいのか?

よっしーが通っていた学部は栄養や健康に関する勉強をする学部だったので、ナンチャラ栄養学と名の付く講義がたくさんありました。

もともと、女子栄養大学から出ているカロリー計算の本が愛読書だったよっしーなので、そりゃ楽しかったですよ。真面目に勉強して、成績はオール優でした♪

だから先生のひとりが「僕は朝食をコーヒーだけにしたら痩せた」という話をなさったときも「えーっ不健康だよね」「変な先生!」「絶対リバウンドするよねwww」なんて話したものです。

真面目な学生って、学校で勉強していることがまさか間違っているかも…と疑うことはまずないんじゃないですか?

 

 

真面目な優等生が学校で習ったことを忠実に暗記して、真面目な医師や管理栄養士になるんだろうと思います。

そして自分が糖尿病などの病気を発症するまでは、ずっと「食事はバランスが大事です」「肉の脂は体に良くないです」「脳はブドウ糖しか使えないので…」と言い続けるでしょうね。

大学で一緒に栄養学を勉強した友達の中には、お父様が糖尿病で自分も運動部で全然太ってないのに境界型糖尿病になったという子もいます。

彼女もよっしーも、大学で勉強した内容とは真逆とも言える食事をいま実践しています。それでうまくいっているので、これでいいんです。

 

若者のみなさん、痩せていても油断しないでください!

普通、若い方は糖尿病などの生活習慣病について深く考えることはあまりないんじゃないかと思います。

そういう病気は中年の太ったおじさんがかかる病気だと思っている場合がほとんどではありませんか?よっしーはそう思ってました。

 

 

でも実際は、遺伝の影響もかなりあります。糖尿病になりやすい体質の方は若い時から少しずつ耐糖能異常が出てくるんです。

お父さんかお母さんが糖尿病の場合は特に糖質に気を付けてくださいね。糖質だけでも血糖値はガッツリ上がりますが、糖質と脂質が組み合わさった食べ物はもっとも良くないようです。

今はまだ若さがカバーしてくれていても、今後その生活を続けていくといつか糖尿病と診断されてしまうかも…特に女性は、妊娠すると一気に限界を超えることが多いです💦

いろいろお付き合いもあるでしょうから難しいけれど、まず体にとって必要な食べ物(タンパク質や良質の脂質、ビタミンやミネラル豊富なもの)から優先的に食べましょう。

 

 

そして何も考えなければ過剰摂取になることが多い糖質には気を付けましょうね。特に、この季節は暑いからと言って清涼飲料水を飲みすぎないようにしましょう。

高校生、大学生の時からの心掛けが将来病気になるかどうかを決めると言っても過言ではありません。

「痩せていれば病気にならない」なんてことはありませんので、健康について今一度考えてみてくださいね♪

 

にゃご
若い時から生活に気を付けていれば、将来も大丈夫なんだぞ!

よっしー
気を付けているつもりでも、方法が間違っていたら意味がないわ。よく考えましょうね♪

 

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