暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この暑さですが糖尿病内科へ行ってまいりました。
朝の血糖値は105とかだったのに、例によって病院へ行く緊張から血糖値が高めに。このぐらいなら気にしなくていいと言われましたが。
HbA1cもホントは5%台まで下げたいのですが「リブレ2で乱高下がほとんどないから大丈夫。インスリンを打っている患者さんは7%未満なら良いとしています」と言われ…まあそうなんでしょうけど、他の方はともかく私はもうちょっと頑張りたいところです。
前回も少し書きましたが、長くお世話になったベテラン主治医がますます忙しくなり、外来は若い先生にお任せになったので主治医が交代したのです。
私の漫画で言えばまさに!甘栗ミカコ先生にずっと診てもらっていたのが急に娘の美咲ちゃんに交代になったようなものです(今の主治医の先生は美咲ちゃんぐらいのキャリアのようです)。
親しみを込めてここでは前の先生をミカコ先生、今の先生を美咲先生と呼ばせていただくことにします…
美咲先生「血糖値も腎臓も問題ないですが、そろそろ年齢的にコレステロール値が上がってきてる感じですね」
私「はぁ…月経周期も短くなってきてるので更年期に入っているなと分かります」
美咲先生「年齢的には(47歳)妥当だと思います。もし今後コレステロール値がもっと上がっていくようなら薬を飲んだほうがいいですね。糖尿病患者さんの場合はLDLコレステロールは120mg/dL以下、できれば100mg/dL以下に出来ると理想的なのですが」
私『(キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)』
仕方ないです、美咲先生はまだ糖尿病専門医ではなく、専門医取得に向けて一生懸命勉強なさってる段階。マニュアル的にはそのようにおっしゃるのが当たり前。
普通に糖質を大食いしていてLDLーCが高値になるのと糖質制限下でのそれでは機序が異なることなんかを美咲先生に説明したってダメなのは分かっています。
ただせめてもの抵抗(?)で以下のような話を。
私「今後もっと数値が上がってどうしても薬を飲まなきゃいけないのなら、スタチンではなくエゼチミブを」
美咲先生「エゼチミブは効き目が弱いんです、なぜスタチンは嫌なのですか?」
私「作用機序を考慮しますと、スタチンは糖質制限とは相性が良くないかと」
美咲先生「まあ必要になればまたお話しましょう」
…生意気な患者でどうもすみません。でも、自分のことだから真剣に考えないといけないんですよ。
某注射の件でこりごり、という方もきっとたくさんいらっしゃるのではないですか?医師が勧めるから、と何も考えずに従うことが必ずしも正解ではないかもしれませんよ?
ちなみに糖質制限でLDLーCが高値になるのは、肉や卵を食べるせいだと思うでしょう?これが違うんです、少なくともメインの原因ではないです。
なぜなのかわからない方は医師ドクターシミズ先生のブログを隅々までお読みいただくことをお勧めします。特に運動量が多い痩せ型の男性などは糖質制限で驚くほど数値が上昇することがある理由が書かれていますから(ただし家族性高コレステロール血症の場合を除く!)。
コレステロール問題はまだまだ根強いようだニャ。
でもいつかガイドラインが変わったら若い先生たちもあっさり従うんじゃいかしら!?