AI搭載のアンドロイドドクターが糖尿病患者を診る日は来るか

アンドロイドドクターたち

マニュアル通りならアンドロイドでいいんじゃない?

先日Twitterで「病院の先生ったらあまりにもマニュアル通りだから、いっそAIのお医者さんでもいいんじゃないの?」という会話になりました。

AI(人工知能)の進歩は目覚ましく、確かにAIを搭載したアンドロイドが「お医者さん」として患者たちを診察するようになる日は遠くないかもしれません。

故・手塚治虫さんの漫画『ブラック・ジャック』にも、U-18というAIが全入院患者の診察と治療を行う話がありましたよね。もちろん手術も。

 

AIアンドロイドドクターの漫画

 

上の漫画を見てください。AI搭載型アンドロイドLC001くんは以前何度か漫画に登場させたことがあるんですが、覚えていますか?

アンドロイドの2人は疲労を訴えませんし、手術ミスもしません。そして糖尿病診療ガイドラインにきっちりと沿ったやり方で患者に指導や薬の処方を行います

…でも、2人には何かが欠けていると思いませんか?姿は人間そっくりでありながら、瞳の光や頬の赤みがないのはそのひとつの象徴かもしれません。

 

まじめん
まじめん

お医者さんがロボットに変わってしまうのですか!?

よっしー
よっしー

ロボットというなら、鉄腕アトムみたいに自分で判断できるロボットを想像するといいかもね。あり得なくはないわ。

 

そのうち多くの仕事はAIに取られる!?

よっしーの次男が以前「単純作業みたいな仕事はそのうち全部AIに取られてしまうよ」と心配そうに話したことがあります。

確かに、パン屋さんのレジなどはすでにAIがかなり正確に判断できるようになっているそうですね。AIがパンを画像認識して識別するそうです。間違えても学習するところがすごい!

糖尿病に関しては、近い将来患者にどの糖尿病治療薬を選使用すると安全に血糖コントロールが良好になりやすいかの確率をAI技術により知ることができるようになり、その患者に適した薬を選択できるようになるそうです。

 



 

漫画のようにAIを搭載した人間型ロボット(アンドロイド)のお医者さんが患者の診察から手術などすべてを担うようになるにはまだまだある程度の年月が必要でしょうが、いずれこうならないと言い切れませんよね?

多くの仕事をAIに取られてしまった後、最後まで残るのは「人間にしかできない仕事」だと思います。医療の場合、それはどういう仕事でしょう?

マニュアルにきっちり沿った指導で、マニュアルにない事はすべて否定…みたいなやり方なら人間ではなくアンドロイドの医師にでも出来そうな気がしませんか?もちろん、多くの先生方はそうではないと思いたいのですが…

 

AIの進歩が人間に何をもたらすのか?

漫画『火の鳥』の未来編は、2つの未来都市がそれぞれ自分たちのAIの指示を守ったために取り返しのつかない悲劇に見舞われてしまった未来を描いています。

また前出の『ブラック・ジャック』のU-18はある時「病気」にかかり、自分を治せる医師を連れて来いと言って脅します。

AIが「暴走」しそうになって慌てて人間が止めたという例は現実にも映画や漫画の中にも山ほどありますよね💦

実際、AI技術が進歩してアンドロイドの医師が糖尿病などの患者たちを診察するときにどんなことが起こるかは分かりません。まぁ人間の医師だってミスもすれば病気にもなりますけど…

 

 

アンドロイド・ドクターが人間の医師に取って変わる日が来るのか、来るとしたらそれはあとどのぐらい未来のことになるのかは分かりません。

ただ、あと3年後や5年後ぐらいにそうなるとは到底思えないので、当分は人間の医師が人間の患者を診察することになるでしょう。

どうせ人間の先生に診てもらうなら、AIでもできそうなマニュアル指導ではなく、ちゃんと患者の目を見ながらひとりひとりに合った話をしてくれると嬉しいなぁと思うのです。

 

まじめん
まじめん

ぼくは人間の獣医さんに診てほしいなと思います。

よっしー
よっしー

未来の医療がどうなるかは分からないけど、今の気持ちとしてはそうよね!

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.