たまには糖質食べたいんだろ?→うん、たまには食べたいこともあるさ。

病院の売店でパンを選ぶ看護師さんたち

糖質制限で糖質への欲望はゼロになったか?

もともと玄米が大好きで、糖質制限の江部康二先生の本を買った後もどうしても玄米と果物だけはやめられずに糖尿病になったよっしーです。

糖尿病性ケトアシドーシスで入院した時も、じつは「インスリン注射をして問題がないのならお米を食べたい」という思いはありました。

でも注射をしても血糖値は爆上がりだし、ネットで調べれば調べるほど怖くなるばかり💦

病院ではカーボカウントさえ教えてもらえないので、それならいっそ糖質制限をしようと思いました。

 

医師たちと糖尿病患者の漫画

 

糖質制限への批判としてよく「糖質制限は辛くて継続できない人が多い」というものがあります。

確かに辛い人はいらっしゃるでしょう。でも、たとえば禁煙が辛いからといって「禁煙は健康に悪い!」と言う方がいますか?

たまにちょっと羽目を外すこともありますが、どうにかこうにか4年半続いています。

「でもさ、本当は糖質を食べたいと思うことがあるんじゃないか?」と思いますよね?

 

にゃご
にゃご

3コマ目の先生はちょっと嫌かもしれないニャア…

よっしー
よっしー

まぁ実際こういう先生もいらっしゃるけど、そうではない先生も多いわ。

お米を食べたいと思ったことは1度もありません

この4年半で「お米が食べたい~~!!」と感じたことはじつは1度もないのです。あんなにお米が好きだったのに。

なぜかパンはたまに食べたくなりますが、以前よりかなりその気持ちは減りました。たまにシャトレーゼの低糖質パンでOKです。

めん類も同様で、たまに糖質ゼロ麺を食べればしっかり満足できます。食べたくてたまらないということはもうないです。

果物は、完全にやめるのは無理なのでたまーに少しだけいただきます。かなりちょっぴりです。

 

 

断糖をなさっているみなさんから見れば、かなり甘い食事かもしれません💦ブラックコーヒーも飲みますし。

よっしーは糖尿病患者なので、これからたぶん一生食事療法を続けないといけないわけです。

あまりにユルいと効果がないですし、厳しすぎると続かない…というわけで現在の食事内容になっています。

個人差もあるんでしょうけど、なぜかお米に関しては小麦や果糖ほどは依存性がないような気がします。

 

どうしても食べたいときはどうしたらいい?

ひとつの考え方として「少しでも糖質を食べるから悪いんだ。完全に糖質摂取をやめてしまえば依存はなくなるんだ」というものがあります。

確かにそうなんでしょうけど、野菜や納豆にも糖質が含まれている以上、よっしーは完全に糖質ゼロまではなかなかできません💦

(※納豆を毎晩食べるのは、目の網膜の血管の詰まり予防の効果が認められているからです)

卵でさえ、微量の糖質は含まれています。完全にゼロにするのは容易ではありません。

 



 

ただ、今の食生活では基本的に糖質が食べたくて食べたくてしょうがないといった問題は今のところありません。

たまーに「あっ、これ少しだけ糖質が多めだけど食べたいなぁ…」と思ったときは、適量をまず食べます。

フリースタイルリブレを使用しているので、思ったより血糖値が上がるようであれば運動で下げ、運動しても下げきれないなら二度と食べません。

そうやっていれば、適度な息抜きだってできますし、自分にとっての「良くない食品」もだんだんわかってきます。

 

糖尿病患者が先生方より努力していないわけじゃないのです

病気は糖尿病だけではないとはいえ、健康なお医者さんや看護師さんたちは何を召し上がってもいいと思います。

ただ医師といっても実にいろいろな方がいらっしゃるようで「俺は不健康な飯が好きだ、文句あるかwww」「糖質をきちんと消費できない人は怠け者です」なんて発言なさる方も💦

糖尿病患者として通うなら、どうせなら「糖質をきちんと消費できない人は怠け者」と考えるような医師よりも「大変だけどよく頑張っているね」と言ってくれる医師がいいですよね。

糖尿病専門医YouTuberのDr.ドクター先生はファーストフードでもポテトを頼まずに糖質オフにしたり、なるべく歩いたりと健康に気を付けていらっしゃいます。

 

 

肝臓専門医の尾形哲先生はお昼はいつも主食抜きのお弁当を召し上がっているそうです。そんなお弁当を注文できるとは、良い病院ですね!

特に2型糖尿病は「生活習慣病」と言われる病気なので、病院で何かと注意されてしまう方もいらっしゃるでしょう?

たとえあなたが少しばかり食事制限を守れないことがあるとしても「たまたま何を食べても太らず糖尿病にならない先生には言われたくないよ!」ってこともありますな。

糖尿病患者は、先生たちが↓↓↓今日もフツーに病院の売店で買って食べているあんなものやこんなものを食べることもできない場合があります。

 

病院の売店でパンを選ぶ看護師さんたち

 

「じゃあ食後に運動すればいいじゃないの」と思われるかもしれませんが、運動で下げられる血糖値には限界があります。

また2型糖尿病患者にとって、インスリンを打つか打たないかでは生活にかなりの差が生じます。できれば打ちたくないと思う患者は当然います。

よっしーは遺伝で糖尿病を若年発症した患者で、たぶん多くの糖尿病内科の先生方よりは食事や運動に気を付けた生活をしていたと思います。

テレビの健康番組で医師がやたらと「2型糖尿病は生活習慣病です」「1型糖尿病の方は2型の人とは違って…」を連呼していた時は涙が出ました💦

私たち患者の気持ちに寄り添ってくれる先生方には感謝しかない

糖質制限をしていると正直、何を食べても大丈夫な方たちを見てちょっと羨ましいこともあります。

そういう意味では「糖質を食べたいという欲求がゼロではない」んだと思います。でもこれでいいと思ってます。暴走することはないので。

糖尿病患者、特に2型糖尿病患者は基本的にずっと食事制限をしなくてはいけません。

病気だから仕方がないとはいえ、何を食べても平気な先生から食事のことで注意されたらそりゃ悔しいと思います💦

 

ドキドキしている糖尿病専門医

 

「辛いよね」「よく頑張っているね」…そんな風に言ってくれるだけでも、患者は頑張ろうと思えるんじゃないでしょうか。

時には失敗したことも含めて、先生には何でも話せる…主治医とはそういう関係でありたいと思います。

時には「あーっ先生は何でも食べられていいなぁ」って思ったりもしますけど、いつも感謝しています♪

 

にゃご
にゃご

糖尿病患者の食事療法はずっと続くものだから、そのつらさを分かってくれる先生がいいニャ!

よっしー
よっしー

そうね。かなり厳しく食事を制限しなければいけない患者もいるということを分かってほしいわ。

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