中華料理は糖尿病患者にとって難敵!?
先日、どうしても断ることが出来ない付き合いで食事会に参加することになりました。それも糖尿病患者にはあまり良くないと言われている「中華料理」のお店です。
中華料理では「トロミ」があって糖質たっぷりのものが多く、フランス料理などと比較すると血糖コントロールが難しいと思われがちですよね。
事実、中国では糖尿病患者がかなり増えてきています。中国の成人の糖尿病有病率は9.7%で、10人に1人が糖尿病、さらに15.5%が糖尿病予備群の状態だそうです💦
でも食事会を断ることはできませんので、FreeStyleリブレで血糖値を監視しながら少しでも何とかできないか、と随分悩みました。
こんな時にこそα-グルコシダーゼ阻害薬(糖質の吸収を遅らせ、血糖値の急上昇を防ぐ飲み薬)だ!と以前思って主治医に「3日分ください」とお願いしたことがあります。
ところが「(3日分とか)そういう出し方はしないんだよね💦」と言われて出してもらえないまま現在に至ります。うーん、仕方がないです。
先日安価なランチバイキングに出かけたら、主食類を避けたにも関わらず血糖値がMAX200ぐらいまで上がって落ち込んだよっしーです。さて今回はどうなったでしょうか?
中華料理って言われたら「ああもう詰んだ…」って思いそうだな。
ぶっちゃけ、MAX180ぐらいは仕方がないと覚悟していたわ。
事前に野菜とマイタケを食べていくことにしました
同じ糖尿病で糖質制限ブロガー仲間のすぱ郎さんのアドバイスで、食事会に行く前に野菜を多めに食べていくことにしました。
中身は蒸したキャベツにマイタケに岩下の新生姜です!最近、岩下の新生姜が特にさっぱりして気に入ってて…この3つでは血糖値は上がりませんでした。
中華料理のお店は徒歩30分ぐらいの距離にあり、汗だくになりたくなかったので夫に車で送ってもらいましたが帰りは徒歩で帰ろうと思いました。
いくつかの料理がコースで順番に大皿で出て来るとのこと、食べても大丈夫そうな料理だけ食べてヤバそうなものは食べなければいいだろう、足りなければ後でローソンで何か補食しようと決めました♪
あらかじめ「私は糖尿病なので主食とかデザートは食べられないけど気にしないでください♪」と皆に話しておきました。
最初のサラダを多めにとり、お酒やジュースは飲まずに飲み物はウーロン茶だけにしました。フリースタイルリブレを実演して見せると「うちの夫がこの前糖尿病と診断されたけど何もしてなくて…」などとみなさん結構食いつく!
春巻きやポテトなどにはまったく手を出さず、最後のデザート2種盛りも他の方にあげました。中華にしては比較的トロミが少ない料理が多かったので良かったです。衣が薄めのから揚げは2個食べました。
血糖値はMAXでも147で(メガビタミンをしているので実際は137前後)「あれっ、こんなもの??」と拍子抜け。お腹もすかず、何も買わずに30分歩いて帰宅しました♪
外食だからといって諦めることは無いです!
外食だからと言って「ああもう、今日は付き合いだからいいや、普通に食べちゃえ!」とうことになると激しく後悔することになりかねません。
健常者の方のダイエットとは違うので、私たち糖尿病患者はどんなときでも羽目を外しすぎないように気を付けていた方がいいですね💦
今回は「中華料理にしては比較的糖質がひかえめのお店だったこと」「明らかにヤバそうなものには一切手を付けなかったこと」「事前に野菜とキノコを食べて行ったこと」「帰りに歩いたこと」が良かったんだと思います。
なんといっても、Freestyleリブレを装着していたおかげで血糖値がいつ上がり始めていつ下がったかを目で見て確認することが出来ました。
リブレのセンサーは高価ですが、食事会が多いこの時期だけでもつけてみる価値はありますよ~。血糖値を測らずに血糖値サプリなどを飲んで安心していては大変なことになるかも💦
そして「外食だからどうせ今日はダメだ」と諦めずに、いろいろとやれることはあるので工夫してみてくださいね。
思ったほど上がらなくて良かった!
糖尿病患者でも外食を楽しめるってことよ!