万が一低血糖を起こしたらどうする?
みなさんは「低血糖」になってしまったことはありますか?私は糖尿病で入院する数か月前にジムで空腹時に格闘技エクササイズ(60分間)に参加して気分が悪くなりました。
また糖質制限を始めた後、血糖値を下げるという3日間の本断食(※今は危険だと思うのでやっておりません、安易に真似をしないでください)を試みた時3日目の昼に冷や汗が出て寒気がしました。
今思うと、これらが軽い低血糖の症状なのかな?と思いますが、自分で知る限りこれ以外には特にないと思います。
格闘技エクササイズに参加した時は、おそらく食後のかなり高い血糖値が急激に下がり過ぎたために、低血糖と言われる数値ではないけれど低血糖のような症状が出たのでしょうね💦
インスリン注射で治療している糖尿病患者さんは、おそらく低血糖が起こった時に備えてブドウ糖などを持ち歩いていると思います。
私も5年前に退院するときに主治医から「もし低血糖になったらすぐブドウ糖を舐めるんだよ」と言われて用意しましたが、結局1度も使用していません…
漫画のように、インスリン注射をしている方がうっかりブドウ糖を忘れてきてしまい、外出先で低血糖を起こしてしまったらとても危険ですね💦
でもこの女性はあるカードを持っていたために、周囲にいた乗客がいち早く「これは糖尿病患者の低血糖発作だ」と気が付くことができました。
このおじさん、どうしてコーラをたまたま買ったんだろう?
そんなことを突っ込まないで(笑)飲みたい気分だったのよ!
糖尿病患者用IDカード(緊急連絡用カード)とは?
公益社団法人日本糖尿病協会が発行している「糖尿病患者用IDカード(緊急連絡用カード)」というプラスチック製のカードがあります。
このカードには1型糖尿病の方専用の水色のものと、すべての糖尿病患者さん用の緑色(下の画像はDM TOWN様のサイトからお借りしました)があります。
低血糖や交通事故などの緊急時に、 周囲の人や医療関係者に糖尿病であることを知らせ、 適切な処置を促してくれます。
水色のカードは、日本糖尿病協会の会員になっている1型の患者さんしか入手できないようです。緑色のカードは病院で主治医にお願いすれば無料でもらえます。
もし病院で品切れなどで緑色のカードが手に入らない場合は、こちらを参考にして入手することができます。日本糖尿病協会の会員じゃなくてもOKです(私も非会員です💦)。
ランタスというインスリンを注射しながらDPP-4阻害剤のグラクティブを服用していた時期でさえ低血糖になったことはないので、メトグルコしか服用していない現在の私が低血糖になる可能性は非常に低いです。
ただし薬やインスリンがなくても飲酒時はちょっと危険ですが、いまは飲んでいません、特に糖質制限中の方はご注意ください💦
今までこのカードは必要ないと思って持っていなかったのですが、やはり万が一ということもあるので来月病院に行ったときにもらってこようと思います。
糖尿病患者であることを話す?隠す?
糖尿病はまだまだ偏見の多い病気なので、周囲に病気のことを隠しておきたいと思う方が多いのは理解できます。
しかし、インスリン注射を使用しているかたは特に低血糖を起こす可能性が高いので周囲には話しておいた方が安全だと思います。
オープンにしても大丈夫な方は、下の画像のような糖尿病患者用のアクセサリーもあります。ペンダントはなかなか可愛くて、ちょっとつけてみたいです♪
でもやっぱり無理…という方は、カバンの中にカードを入れておいては?漫画のように、カバンを開けるとすぐに目につくようになっているといいかも。
この記事を書いている今日11/14は「世界糖尿病デー」です。まだまだ偏見の多い病気である糖尿病について、型を問わず多くの方に正しく知ってもらえたらいいなと思います。
そして万が一あなたが危険な状態に陥ったときに素早く周囲に助けてもらうためにも、カードを持つことをおすすめします♪
低血糖発作はとても危険だから、すぐに助けてもらえるようにしないとニャ。
カードがあればすぐに分かるものね。私もカードを持ち歩くわ!