Freestyleリブレで血糖値が良好に!
主にヨーロッパの方たちを対象とした研究ですが、FreeStyleリブレのように持続的に血糖値を追うことが出来るシステムを使用している人たちは高血糖や低血糖が少ないことが分かったそうです。
それも、ただ使っているだけではなく、1日にスキャンする(リーダーをセンサーに近づけて現在の血糖値を読み取ること)回数が多いほど高血糖や低血糖が少なかったのです。
下のグラフはメディカルトリビューン様のサイトからお借りしました。リブレを装着していても、頻繁にスキャンする方ほど血糖値が良好であることが分かりますよね。
血糖値に関しては「あんまり頻繁に測るとかえってストレスが溜まるから血糖値が上がりそう~」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも今回の結果から「血糖値を頻繁に測ることによる精神的悪影響」よりも「血糖値を頻繁に測ることによる血糖コントロール改善効果」の方が明らかに勝ることが分かりました。
どんなものがヤバいのか把握していれば、適切に対処することが出来ますからね。知らなければなーんにも出来ません💦
最近では、金森式ダイエットの流行により糖尿病ではない方たちもFreeStyleリブレを気軽に使ってみようという方たちが増えて本当に良い流れだと思います。
だって、知りたければ自分の血糖値を知る権利は誰にでもあると思います…みんなが血糖測定をして困る人って、ごく一部の特殊な立場の方だけでしょう?
自己血糖測定しないと分からないことは多い
自分がどんなものをどれぐらい食べると血糖値がどれぐらい上がるかは、「自分で」測定してみないと絶対に分かりません。
怪しげなサプリの業者さんが「僕はこのサプリを飲んだら、山ほどお菓子を食べても血糖値は100以上には上がりませんでしたぁ」と書いていたらすぐ信じますか!?
もしかしたらその人は、商品を売るために「食べずに」測定した血糖値を載せているかもしれないじゃないですか💦
単純に「運動すれば必ず血糖値が下がるはずだ」と思っている方は多いかもしれませんが、実際に血糖値を追ってみれば、運動の内容や時間帯によっては逆に血糖値が上がることも分かるでしょう。
だから本当のことは、あなたが自分で血糖測定をしてみないと分からないんです。FreeStyleリブレも普通の自己血糖測定器も、糖尿病じゃなくても誰でも自由に買えます。
最近では糖尿病患者さんはもちろんのこと、糖尿病ではない方でも「ええーっ、あの食べ物であんなに血糖値が上がるの!?」ということもよく見かけます。
少なくとも糖尿病患者さんおよび両親のどちらかが糖尿病の方は自己血糖測定器を用意してときどき測定するべきだと思いますよ。
経済的な負担をどうするかが問題だ
ただ、FreeStyleリブレも普通の自己血糖測定器もそれなりに費用がかかるのが問題ですよね💦 インスリン注射をしていないよっしーのような糖尿病患者はこれらは保険適用になりません。
最初は病院から無料で自己血糖測定器を借りていましたし、センサーチップも1日あたり4枚」出してもらっていました。
ところがインスリン注射と飲み薬をやめた途端に「じゃあ病院に自己血糖測定器を返してね」と言われ、仕方がないのでケアセンスNを購入💦 リブレも。
FreeStyleリブレのセンサーが保険適用ではないのはとてもキツイですが、常時使用するだけではなくてもたまーに使っていきたいと思っています。年末年始とか、気が緩みがちな季節に良いかも!
現在のところ、インスリン注射をしている患者にしか保険適用にならないようですけど、すべての糖尿病患者が保険適用で気軽に血糖測定できるようになってほしいです。
自己血糖測定をしたくない人は別にしなくてもいいと思いますけど、やる気がある患者は経済的負担を感じずに血糖測定することが出来れば、血糖値は改善しますからね。
血糖値をどう受け止めるかも大事です
血糖値の乱高下に気が付かないのは大いに問題です。「これぐらいなら大丈夫だろう」と思ってついつい食べてしまうものが意外に血糖値を上げるとなると、とても怖いです。
でも、だからといって「血糖値さえ上がらなければいい」とか「クスリで食後血糖値を下げちゃえば何の問題もないよね」という方向に行くとそれはそれで危険ですけど💦
インスリン注射やインスリンの分泌を促す飲み薬で血糖値は下がりますが、長期的にはそのことで動脈硬化やガンなど、いろいろな病気のリスクが上がるからです。
でもやはり、「自分の血糖値を知る」ことは重要な第一歩であることは間違いありません。ありのままの現実を見つめることから始めてみませんか?
明らかに血糖値にヤバそうなものを食べて「見ないふり」をしたところで何もいいことはないのですから。