「私は何ともなかったよ!」が意味するものは?

「私は何ともなかったよ!」が意味するものは?

糖尿病の飲み薬やその他の薬、注射などを使用した場合、一部の方に副作用が出てしまうことがあります。

誰にもまったく副作用が出ない薬を探すほうが大変で、ほとんどの薬はそうではない(副作用が出るかもしれない)と考えたほうがいいでしょう。

副作用が出る人よりも出ない人のほうが多いのが普通なので、つい「副作用なんて本当にあるの?」と思ってしまうこともあるんじゃないでしょうか。

私はメトグルコという薬を飲んでいますが、特に副作用が出たことはありません。しかし吐き気などがひどくて飲むのを諦めた人も知っています。こればかりは人それぞれです。

 

「私は何ともなかったよ!」が意味するものは?

 

 

以前、ある薬の副作用でひどい目にあったという方に対して「私はその薬をずっと飲んでいるけど何ともない。あなたは嘘をついているのでは?」「気のせいでしょ」と書いている人を見かけてびっくりしました。

たまたまその人は何ともないだけで、他の人は同じではないかもしれない…と考えることはできないのでしょうか。

なぜ同じ薬を飲んでも一部の人だけに副作用が出現するのかはよく分かっていない部分も多いと思いますが、遺伝子の違いやその他の要因によるのかもしれません。

薬によっては命にかかわる副作用が出ることもあります。たまたま何ともなかった人が副作用で苦しむ人に対して「自分は何ともなかったよ!」と言っても何の意味もないということですね。

 

副作用等情報
医薬品・医療機器・再生医療等製品の承認審査・安全対策・健康被害救済の3つの業務を行う組織。

 

にゃご
にゃご

「自分は大丈夫だったからいいや」で終わってしまいがちだね。

よっしー
よっしー

自分は大丈夫でも、副作用に苦しむ人がいることを忘れてはいけないと思う。

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