みのもんたさんは糖尿病歴40年近く!
昨日、みのもんたさん(80歳)が焼肉店で肉を喉に詰まらせて救急搬送され、一時意識不明の重体だったというニュースが流れてきてびっくりしました!
みのもんたさんといえば日本テレビ系で1987~2007年まで放送されていた『午後は○○おもいッきりテレビ』を思い出す方も多いはず。健康情報で有名な番組でしたよね。
じつは、みのもんたさんは40歳過ぎで糖尿病と診断されていたそうなのです。つまり糖尿病と診断されてから40年ぐらい経っているわけです。
糖質制限のアメリカ人医師バーンスタイン先生は12歳で1型糖尿病を発症されて90歳の現在もお元気です。また私の父も2型糖尿病発症から40年近く経ちますが元気にしています。
漫画家の富永一朗先生は60歳を過ぎた頃糖尿病と診断されましたが、96歳まで長生きなさいました。漫画家はあまり長生きしない方が多い印象ですが、すごいですよね!
糖尿病と診断されてから長い間元気になさっている方がたくさんいらっしゃるのは糖尿病患者としてはとても励みになります!まだまだやりたいことがありますからね。
あらら、大変でしたがご無事で良かった!
ね。そしてみなさんも気を付けて!
高齢者は喉に肉を詰まらせやすい!?
じつは高齢になると噛む力や飲み込む力がだんだんと衰えてきます。だから今回みのもんたさんが喉に肉を詰まらせたことも糖尿病とは直接の関係はないかもしれません。
餅が喉に詰まって亡くなるという事故が毎年必ず起きますが、餅以外なら大丈夫…ではないということですね!!
みのもんたさんは昔から焼肉がお好きで、2019年にパーキンソン病を発症されてからも月に1、2度は焼肉店を利用されていたとのことですから、年齢を考えるとかなりお元気な方ではないでしょうか。
まだ40歳ぐらいでも「胃が持たれるからもう肉はあんまり食べられない」とおっしゃる方もいらっしゃいますよね。
高齢者がタンパク質摂取不足で筋肉量が減少することが健康上大きな問題になることもあるので肉を食べられることは良いことなのですけど、急いで食事をした後で食道に食べものがひっかかった状態(ステーキハウス症候群)に陥ると大変です!気を付けましょう。
今回のみのもんたさんのように肉をよく噛まずに飲み込んだ、と原因が分かっていてたまたまならともかく、何度も繰り返すような場合は食道ガンなどの病気が隠れていることがあるそうなので病院へ行きましょう。
糖尿病でも長生きできる時代!!
今回、みのもんたさんのお名前がXのトレンドに上がっていてドキリとしましたが、一時意識不明だったとは言え現在は回復されたようで本当に良かったです。
昔は「糖尿病患者は短命」と言われていたようですが、今はみのもんたさんやバーンスタイン医師のように糖尿病でも長生きする方はたくさんいらっしゃると思います。ただし「どれだけ真剣に病気と取り組むか」によるところが大きいと思いますが…
私のように糖尿病の発見が遅れてしまった場合、さらに気を付けなければいけません。すでに糖尿病合併症が進行していることもありますし、健康な人のような無理はしないほうがよいです、たとえば高強度のトレーニングなど。その他心臓に良くないとされていることはいろいろありますよね。
糖尿病だからといって諦めず、たまには適度に好きなものも食べつつ(羽目を外しすぎるようではいけませんが)一病息災を目指そうではありませんか。
ケットウ! ~糖尿病内科医・甘栗美咲~ 2 (YKコミックス) [ よっしー ]
↑糖尿病と生きる皆様を応援する漫画『ケットウ!~糖尿病内科医・甘栗美咲~』第2巻の書影が公開されました!
この作品を連載していた少年画報社のアプリ「マンガDX+」はすでにサービス終了となっております。未公開の描き下ろし漫画もありますのでぜひご予約をお願いいたします♪
糖尿病でも元気に!!ですね。
そうよ、諦めないでね。