まだある程度腎機能が保たれている状態の糖尿病腎症のマウスに「ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)」と呼ばれる抗加齢分子を投与することで腎症の進行を止めることに慶応大学の研究チームが成功したそうです。
糖尿病腎症を発症すると「ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)」と呼ばれる抗加齢分子が体内であまり作られなくなり、腎臓中で老廃物と必要なものとを分別する役割を果たす器官が壊され、機能が失われるのだそう。
実験では糖尿病腎症のマウスに2週間NMNを投与したところ、糖尿病腎症が進行せず、人工透析が必要な状態になるのを防ぐことが出来たのだそうですよ。
糖尿病腎症が原因で人工透析をしなければいけなくなる方はかなり多いですからね…私も診断時すでに糖尿病腎症があると言われたので他人事ではありません💦
今後NMNの糖尿病腎症の治療薬としてのさらなる研究に大いに期待したいですが、興味が湧いたのでちょっと調べてみることにしました。
ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)はヒトの体内でも作られますが、加齢に伴って作られる量が減少し、細胞核の損傷やミトコンドリアの活性低下が進むと考えられています。
上の図は健康食品OEM製造情報局様のサイトから引用させていただきました。今回取り上げられたNMNを体内で増やすためには、もしかしてナイアシン(ニコチン酸アミド)が不足していてはいけないのでは!?
私は以前「ナイアシン(ニコチン酸)」で持続性タンパク尿が出たことがあったのですが、「ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)」では大丈夫なようで、現在1日あたり1000mg飲んでいます。
酵素の働きなどいろいろな要素があるので単純にナイアシンアミドを飲むからNMNがどんどん増えるってことはないでしょうけど、不足をいくらか補うことは可能かな…と。
まだよくわかっていないこともあると思いますけど、糖尿病腎症から腎不全になり人工透析をしなければいけなくなる患者がいなくなるように、研究が早く進むことを願います!
こういう研究が早く進むといいニャー!
ただ待っているだけでは手遅れになるかもしれないので、どんどん勉強しなきゃね!