『ドラえもん』の声優の大山のぶ代さんが2024年9月29日、老衰のため90歳で亡くなりました。
昭和生まれの私は子供の頃、大山のぶ代さんのドラえもんで育ちました。現在の水田わさびさんのドラえもんも可愛くて大好きです。
短期間とはいえ『サザエさん』の初代のカツオくんも大山のぶ代さんでしたね。FODでたまに昔のやつを観ていますが、ぴったりの声です。
たまたまネットニュースを見ていたら、大山のぶ代さんが2001年に直腸がんで検査をなさった折に糖尿病であることが発覚したそうです。23年前、67歳の頃ですね。いつ発症なさったかはわかりません。
大山のぶ代さんは1日2箱タバコを吸うほどのヘビースモーカーだったそうですから、もしかしたらそれが良くなかった可能性もあります。1日1箱タバコを吸う方では糖尿病発症率が1.6倍高いそうです。
とはいえ「あれが悪かった、これが悪かった」と後で他人が考えたところでどうしようもありませんよね。私は1度も喫煙したことがないのに糖尿病になったわけですし。
ただ大山のぶ代さん、糖尿病、直腸がん、脳梗塞、認知症を患われたとはいえ90歳まで長生きなさったのだからすごいと思います。
「ドラえもんの道具をひとつだけ使えるとしたら」と質問された際、大山のぶ代さんは「タイムマシンで過去へ行って悪い病気を全部お医者さんに治してもらい、もとを絶って世の中の病気をなくしたい」とお答えになったそうです。
私も、糖尿病を発症する前にタイムマシンで戻って当時の私に警告したいな…と考えたことがありました。だって実際に当事者になるまでは、糖尿病のことなんて深く考えない人が多いんです、私だって。
大山のぶ代さん、長い間夢を与えてくださって本当にありがとうございました。どうかゆっくりお休みください。
ドラえもんも大山のぶ代さんも、みんなずっと忘れないよね!
そうよ、今でもあのドラえもんの声がみんなの心の中に…!