糖尿病患者の血糖値を下げれば健康な人と同じになる?

糖尿病でも血糖値を正常化すれば問題ないのか

血糖値を正常化しても糖尿病合併症になる?

糖尿病で何が怖いかと言えば、糖尿病合併症(網膜症、腎症、神経障害など)が進行することですよね。

糖尿病合併症が進行すると、最悪の場合は視力を失ったり人工透析になったり足を切断することになったりします。私は糖尿病と診断された時点で合併症がすでにあったので非常に怖いです。

そして合併症予防のための目標値を「HbA1c7.0%未満」ということにしていますが…HbA1c7.0%未満であれば確実に合併症を予防できるのでしょうか?

 

 

 

私は糖尿病と診断されてからわりとすぐHbA1c6.5%未満になり、以後ずっとその状態をキープしていますが、何度も網膜症に伴う黄斑浮腫がぶり返しており、ようやく安定してきたところなのです。

糖尿病患者の血糖値が高い状態が続くことは確かに良くないのでしょうが、じゃあ血糖値だけ下げて健常者と同じレベルにすれば健常者と同じ状態になるのでしょうか?

もし血糖値が良好でも糖尿病合併症を発症・進行してしまうことがあるのであれば、何のために血糖値を下げるのかと思ってしまいますよね…

 

にゃご
にゃご

血糖値が正常化すれば健康な人と何も変わらない…ってわけじゃないの?

よっしー
よっしー

残念だけど、そんなにすぐ何もかも問題なくなるわけではないみたい。

1型糖尿病と2型糖尿病それぞれの場合

2型糖尿病患者の場合、個人差もありますが「インスリン抵抗性(インスリンが効きにくい状態)」が起こっている事が多く、インスリン抵抗性のみであればダイエットで糖尿病が「寛解」することもあるそうです。

ただしインスリン抵抗性には遺伝が関係していることもあるため、すべての人が自分の努力だけでインスリンの効きを健常者と同じレベルまで改善できるわけではありません。

インスリンが効きにくい状態で血糖値を正常値まで下げようと思えば、健常者よりも大量のインスリンが必要になりますよね。

通常よりも大量のインスリンが分泌される状態が継続すると動脈硬化が進行するとされています。細い血管でこれが起こるといわゆる3大合併症が、太い血管で起こると心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。

 



 

2型糖尿病患者のインスリン抵抗性をそのままにして血糖値だけ下げても、高インスリン血症になるなら良くないのではないかということですよね。

では、通常インスリン抵抗性はないとされる1型糖尿病患者さんではどうでしょう?健常者と同じようにタイミング良くインスリンを注入して血糖値をコントロールできる「インスリンポンプ」というものがあります。

インスリンポンプを使用すると糖尿病合併症をかなり予防できるそうですが、それでも100%ではないそうです…残念ながら。

 

治療開始までにすでにダメージが蓄積している?

急激に進行して症状が表れるタイプの1型糖尿病もありますが、中にはかなりゆっくり進行するタイプの1型糖尿病(SPIDDM)もあります。

SPIDDMや2型糖尿病の場合、自覚症状が表れにくいので、私のように専業主婦で検査を受ける機会がなかったらかなり悪化するまで気づかずに放置してしまうこともあります。

高血糖状態が長く続くとAGEs(終末糖化産物)という物質が大量に増え、そのことが糖尿病網膜症や糖尿病腎症を発症・悪化させることが分かっています。

過剰な糖が体内でタンパク質と結びついてできるAGEsは、食事や血糖値の改善によって新たに蓄積することを防ぐことは出来ても、それまでに蓄積した分はそう簡単に消えてなくなることはないそうです…

 

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昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科教授の山岸昌一先生は「マイタケにはAGEsを取り除く効果が期待できる」とおっしゃっているので、まあ期待しすぎず楽しみながら食事に取り入れるのもいいと思いますが…

ちなみに私は糖尿病発覚の何年も前からマイタケはほぼ毎日食べてましたからね!だから「これさえ食べてればOK!神食材♪」などと過信しないほうがいいかもしれませぬ。

糖尿病と診断されてからどれだけストイックに頑張ったとしても、それまでにすでに蓄積してしまったダメージは長期間残り続ける…これもまた「血糖値が良好なのに糖尿病合併症が改善しないor進行する」理由のひとつでしょうね。

 

すでに糖尿病合併症のある人はどうしたら良いのか?

糖尿病と診断されるよりも前にAGEsが蓄積しているとなかなか解消できないのは事実ですが、だからといって「そうなってはもう手遅れです、予防しましょう」というだけではすでに合併症のある患者は見捨てられた気持ちになります…

まず血糖値や血中インスリン濃度をなるべく健常者に近づける努力が必要で、そのための手段は人によってダイエット、運動、禁煙、薬も必要になるかもしれません。もちろん、インスリンを大量に必要としないような食生活も大事ですよね!

そして食後高血糖を起こさないような食事(糖質制限)に加えてベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)による新たなAGEs蓄積を防ぐことも重要ですが、何にしても即効性はないかも。


 


↑ちなみに私はこのメガベンフォチアミンを1日2カプセル服用しています。ベンフォチアミンに関しては、藤川徳美医師のブログ記事なども参考になさってください。

糖尿病合併症は、ある程度以上進行してしまうとどれだけ頑張っても進行を止めることは難しいと言われています。

でも、必ず間に合うかどうかは分からないけど、できるだけのことはすべきじゃないでしょうか…長年のダメージを容易に消し去ることは難しいですが、今やれることをやらないと後悔することになるかもしれませんからね。

 

にゃご
にゃご

諦めないで、やれることはやってみないとね。

よっしー
よっしー

そうよ目や腎臓を守るために…!

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