美味しくて可愛い「いちご」で血糖値は上がる?

いちごでどれぐらい血糖値が上がるの?
この記事は、果物で血糖値が上がりやすい糖尿病患者の私が皆に人気の「いちご」の血糖値上昇について自分の体験を踏まえて書いた記事です。

いちごは大人気の果物!

皆さん、いちごはお好きですか?いちごは他の果物や野菜と比べてもトップクラスにビタミンCが豊富で、体脂肪や中性脂肪、内臓脂肪、BMI値の改善に役立つ「エラグ酸」、強い抗酸化作用を持つ「アントシアニン」というポリフェノールが含まれています。

健康面だけではなく、見た目が可愛くて春のスイーツにもよく使われており、美味しいのだから最高ですよね🍓🍓🍓


 

実は昔から「いちごグッズ」に目がない私です。食べても見ても嬉しい愛されフルーツ・いちごですが「いちごを食べると血糖値はどのぐらい上がるのだろう?」と気になりませんか?

今まで何度かいちごを数粒食べて「この程度ではあまり血糖値が上がらないな」と実感してきました。他の果物と比較するとどうなのでしょう?

 

にゃご
にゃご

春と言えばいちご、血糖値がどれぐらい上がるか気になる人はきっと多いニャ。

よっしー
よっしー

もちろん個人差もあるんだけど一般的な話として続きを読んでね!

いちごは糖尿病患者の血糖値を上げる?

まず、果物100gあたりの糖質量で比較してみましょう。

・ぶどう…14.0g

・バナナ…12.9g

・りんご…12.1g

・マンゴー…11.2g

・さくらんぼ…10.9g

・ブルーベリー…10.8g

・梨…10.6g

・キウイフルーツ…9.0g

・桃…8.5g

・パイナップル…8.3g

・オレンジ…8.0g

・メロン…6.3g

・グレープフルーツ…5.4g

・いちご…3.9g

(データは「かわるPro」様)

 



 

ああー!やっぱり!いちごは他の果物と比べても糖質が少ないのですね。バナナやりんごの1/3しかない、納得です。

病院に入院して病院食のデザートのバナナやりんごで血糖値が爆上がりしていた私もいちご数粒程度では大丈夫だったので。その他、メロンも意外に上がらないなと感じていました。

そして品種によりかなり違うとはいえ、中ぐらいのサイズのいちご1粒は約15g。中ぐらいのバナナ1本は約100g(可食部のみの重さ)です。

 

 

バナナ1本といちご6~7粒が同じぐらいの重さになります。でも糖質量はバナナがいちごの約3倍です。病院食はバナナ半分でしたから、これはいちご3粒ぐらいになるでしょう。

私がいちご3粒食べてもあまり血糖値が上がらないと感じたのは、気のせいではなかったようです。病院食はバナナだけではなく白米150gや調味料の糖質もありましたし。

でも病院食も夕食(デザートなし)の後は朝食後や昼食後と比べて血糖値の上がり方は明らかに小さかったです。デザートに果物を食べるのは血糖値的にはやっぱりちょっと危険かもしれません。

 

いちごが血糖値を上げにくいのは「果糖だから」?

「いちごは果物なので血糖値が上がりにくい」と思われるかもしれません。「果糖は血糖値を上げにくいです」とおっしゃる医師もいますね。

確かに果糖は同じ量のブドウ糖よりも食後血糖値を上げにくいようです。しかし果糖は摂りすぎると中性脂肪の増加・尿酸値の上昇・インスリン抵抗性の上昇などの問題をもたらします

しかも果物に含まれる糖質は果糖だけではなく、他の種類の糖も一緒に含まれています(果物の種類によってそのバランスは多少異なります)。

果物には果糖(フルクトース)、ブドウ糖(グルコース)、ショ糖(スクロース)の3種類の糖が含まれています。

 



 

ショ糖はいわゆる「砂糖」の主成分です。白砂糖のほぼ全てはショ糖で、黒砂糖は白砂糖よりはいくらか少ないです。

果物を食べ過ぎると、その瞬間は白米などより血糖値の上がり方は小さくても果糖が中性脂肪やインスリン抵抗性を増やし、含まれるブドウ糖やショ糖は余ればしっかり体脂肪になります。

そして果糖はブドウ糖よりもかなり体内で「糖化反応」を起こしやすく、これが動脈硬化、老化、糖尿病合併症などのリスクを上げるとされます。特に糖尿病患者さんや中年以降の方は控えめに…

 

低糖質のいちごもスイーツになると高糖質に!!

わざわざ書くまでもないことですが、いちごそのものが低糖質でも「いちごスイーツ」はかなりの糖質量になります。

カルディ2026年春の新作スイーツ「いちごスティックバウム」は炭水化物41.6gだそうです、材料に食物繊維を多く含んでいそうなものがないのでほぼすべて糖質でしょうね。

ココスの2026いちごフェアのいちごの春パフェ~ショートケーキ仕立て~は炭水化物72.2gです、こちらもほぼ糖質でしょう。

いわゆる「女子らしい」「インスタ映えする」いちごスイーツは血糖値的にはかなりの破壊力だということをお忘れなく!

 

糖尿病患者の果物との付き合い方

「果物は自然の甘みだから悪いはずがない!」とおっしゃる方、たくさんいらっしゃいます。

私も子供のころからずっと果物が大好きで糖尿病になった(1日2回食べていた)ので最初は辛かったです。だけど冷静に考えてみて欲しいのです。

 

【糖尿病患者の血糖測定】果物やイモは自然の甘味でヘルシー?|よっしー🐱妊娠糖尿病から2型糖尿病の漫画家(糖質制限グルメ漫画『糖質オフっCIAO!』連載中)
ゆでたサツマイモで血糖値が爆上がり! 「お菓子や清涼飲料水は健康に悪いけど果物やイモは自然の甘味でヘルシー」多くの方が思っていることではないでしょうか? 私もかつてそう信じて疑わなかったです。子供のころからおやつはふかしたイモか果物が多く、...

 

現代の果物は品種改良(遺伝子組み換え含む)されてとても甘くなっており、大昔の野生のものと同じではないです。

人工的に甘くされた果物は良くてお菓子はダメ!というのもちょっと違うと思います。果物もお菓子も「絶対に食べてはいけない」のではなく「血糖値への影響を考えてその人にとっての適量にとどめましょう」ということです。

この場合の「適量」は一律で決められるものではなく、血糖値を測定して各自で決めていただくのが良いと思います。

 

にゃご
にゃご

自分はこのぐらいなら血糖値はセーフ、って量を把握したらいいニャ。

よっしー
よっしー

自己血糖測定、まだ糖尿病ではない方もたまにやってみるといいわ!

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