糖尿病の自覚症状はどのようなもの?
糖尿病のうち急速に進行する「劇症1型糖尿病」を除けば、糖尿病になってもかなり長い間自覚症状は出てきません。自覚症状が出てきた時にはかなり進行しているということです。
私の場合、糖尿病と診断される1年以上前にすでに自覚症状が出ていました。やたらのどが渇いて口の中が泡っぽい感じになり、いくら水やお茶を飲んでもまたすぐのどが渇いて満たされない感じがしました。
たくさん水分を飲むので当然のように頻尿になります。糖尿病と診断されたのは37歳になった直後でしたが、まさか36歳で老化現象で夜中にトイレに2回も起きるなんてことはないですよね…48歳の現在ですらトイレに起きることはないのに。
それから、やたらと風邪や結膜炎を繰り返しました。正式な用語ではないですが、いわゆる免疫力が低下した状態と言えば伝わるでしょうか?

運動前に血圧を測定した時、なぜか脈がめちゃくちゃ早くて(120回/分!)運動してもなかなかそれ以上は上がらないといったこともありました。今思うとあれは自律神経障害の症状だったのですよね。
冬になると足の指先がちくちくする気がしました。食後には猛烈な眠気が襲ってきて、倒れるように30分ぐらい寝落ちしてしまうことが増えました。
お手洗いに行きたいな、と思ったとき間に合わずにごく少量ですが尿漏れしてしまうようになり「いくらなんでもこれはおかしいな」と思ったのは糖尿病が発覚する1~2か月ぐらい前のことでした。
そして家族のインフルエンザ?がうつって寝込んでしまい、数日間で体重が数キロ落ちて脱水状態だと気づきましたが、吐き気や嘔吐、倦怠感がどんどん強くなっていき、大きくゆっくりした呼吸になり、救急外来を受診して「糖尿病性ケトアシドーシス」と言われて16日間入院することになったのです。

糖尿病って気づいた時にはかなり悪化しているんだね!

そうよ、早期発見できなくて残念だったわ。
女性特有の糖尿病の自覚症状は?
上記の糖尿病の自覚症状は男女問わず起きることだと思います。切迫性尿失禁は神経障害の症状ですが、身体構造の違いでもともと女性は男性よりも尿漏れになりやすいという傾向はあります。
では「女性にしか起きない糖尿病の自覚症状」というものはあるのでしょうか?私自身の体験談をお話しします。
じつは糖尿病と診断される前、何度かカンジダ膣炎になりました。健康な人の皮膚や腸内、粘膜にも常在菌として存在している「カンジダ菌」が何らかの要因で異常繁殖することで発症する病気です。
とにかく強い痒みがあり、その都度病院へ行くのもイヤだなぁと思って市販の薬を買って使用していました。
常在菌が悪さをするのは、何らかの原因でいわゆる免疫力が低下した時です。高血糖が続くと免疫力が低下するのは有名な話で、私は風邪や結膜炎も何度も繰り返していました。
また月経周期がやや長くなっていました。高血糖状態が続いていると、ホルモンの調整を担う視床下部の働きが低下し、卵巣から分泌される女性ホルモンのバランスが崩れて月経不順や無月経になる場合があるそうなのです。
糖尿病の自覚症状は治療で治った?
糖尿病と診断されて入院して治療を開始すると「尿漏れ」「風邪や結膜炎を繰り返す」「月経周期が長くなる」「カンジダ膣炎」などの症状はすぐに止まりました。
糖尿病患者の末梢神経障害による神経因性膀胱(尿漏れなどが起きる)は1型糖尿病の約80%、2型糖尿病の約40%に生じるそうです。思ったより多いですよね!?
ただ、私も糖尿病神経障害があったとはいえ、入院の少し前の尿漏れは神経障害のせいではなかったと思います。入院して血糖値を下げたらすぐに治ったからです。
じつは、神経障害がなくても極端な高血糖状態では一過性の症状として尿漏れが起きることがあるようなのです。だから血糖値を下げるとすぐに止まったのでしょう。
今検索しても見つかりませんが、私が11年前に入院した時、私とまったく同じような症状・経過の女性の方の体験談がどこかのサイトに載っていたのを覚えています。
糖尿病の自覚症状のうち頻脈や足先のチクチク感は1年ぐらいで消え、目の奥の出血跡などは1年後にはかなり良くなりましたが「もう大丈夫」と思えるまでは10年近くかかったような気がします。
女性のライフサイクルと糖尿病
女性の場合、男性とは違った影響を受けます。まず妊娠糖尿病。
私は26歳と28歳で妊娠糖尿病になりましたが、これは胎盤から出るホルモンがインスリンを効きにくくし、それに対抗して十分な量のインスリンを出せない体質からです。
月経周期により女性ホルモンの影響もあります。月経後はエストロゲン(インスリンの効きを良くする)が多く出ているので血糖値が良好になりやすく、月経前はプロゲステロン(インスリンの効きを悪くする)が多いので血糖値が高めになりやすいのだそう。
個人差はあると思いますが、これは1型糖尿病の女性で顕著だそうです。私は2型ですがインスリン分泌不全があるのでそこそこ影響を受けています。食べるものと関係ないので困ってしまいます。
更年期(45~55歳)になると女性ホルモンが急激に減少しますが、女性ホルモンのうちエストロゲンにはインスリンの効きを良くしたり内臓脂肪をつきにくくする働きがあります。
この変化によって更年期以降の女性はそれまでと同じ生活でも新たに糖尿病を発症したり血糖値が悪化しやすいとのことです。
48歳の私も更年期に入っているはず、うんざりです。でもどうしようもないので上手く付き合っていくしかないですね!
↓↓↓これまで糖尿病じゃなかった女性も、更年期以降たまには食後血糖値を測定してみてね!

ちょっとだけ気を付けて健康な生活を!

女性特有の症状にも気を付けてね!





