ついに糖尿病は完治する病気になった!?

ベータ細胞を増やすことに成功した!

東北大学の研究グループが、試験管内で神経伝達物質によりすい臓のベータ細胞を増やす実験に成功したそうです。

これは、とても素晴らしいことですね!なんでも、複数の神経伝達物質を組み合わせることでベータ細胞が増えるんだとか。

通常、死んでしまったベータ細胞を復活させることは不可能であるとされています。これが、糖尿病完治が不可能な理由です。

ちなみに妊娠糖尿病は、胎盤から出るホルモンのせいで一時的にインスリンの効きが悪くなっているだけなので産後は元に戻る方がほとんどです(ただし、いずれ2型糖尿病を発症する確率は7倍です)。

上のグラフは川村内科診療所様のサイトからお借りしました。

すい臓のベータ細胞は、2型糖尿病と診断される10年以上も前から少しずつ機能を失っており、診断された時点で元の半分程度になっていることが分かります。

1型糖尿病の場合は原因も経過も異なり、急激に経過する場合もあります。ここでは2型糖尿病について書きます。

診断された時点で糖質制限食などで治療をしても、弱っていたベータ細胞は元気を取り戻すこともありますが、すでに「死んでしまった」ベータ細胞は2度と生き返ることは無いので「糖尿病が完治する」ことは不可能だったわけです。

失われたベータ細胞を増やすことが出来れば、糖尿病は完治するかもしれませんね。

治療を開始した時点で…

「あなたは2型糖尿病ですね」と医師から言われた時点で、ベータ細胞の機能は元の半分程度まで落ちています。早期発見できたとしても、元の半分なのです。

そのうち、3割は気絶しているだけで、残り2割は死んでしまっているそうです。気絶しているだけなら、元気になる可能性はあります。

膵臓のβ細胞について
今回は、インスリンを分泌してくれる大切な 膵臓の「 β 細胞」 について。 糖尿病と診断された時には膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞)の 5割が働かない状態 ...

もともと普通の人よりかなり多くのベータ細胞を持っていた人なら、半分に減っても平均の人並みの機能は残っているかもしれません。そういう方は、暴飲暴食をやめれば食事だけで十分にコントロールが出来るかも。

「食べた分だけどんどん太る体質の人」は、インスリンを分泌する能力が高い体質である可能性が高いです。欧米人に多いタイプですよね。

しかし残念ながら、よっしーは遺伝でもともとベータ細胞の機能は平均より低めだった上、糖尿病発症後5~10年ぐらい気付かずに放置してしまったため、ベータ細胞の機能は元の20~25%程度しか残っていないと思われます。

この状態では、なんとかインスリン注射を打たずに空腹時血糖値をまあまあの数値でキープできますけど、糖質の多いものを食べると血糖値は爆上がりするでしょうね。

怖いので、ご飯を食べたら血糖値がどれぐらい上がるか…なんて実験はしたことがありません。

ベータ細胞を簡単に増やせるようになるとどうなる?

もし仮にこの技術が実用化されて、飲み薬か注射などで失われたベータ細胞を簡単に増やせるようになったら、どうでしょう?

よっしーのような重症2型糖尿病患者も、空腹時血糖値は完全に正常になるでしょうね。ちょっとばかり糖質を食べても、血糖値は上がらなくなるかもしれません。

きっとみんな大喜びでしょう。糖尿病は怖い病気ではなくなった!とこう言われるようになるかもしれません。

しかし、それで万事解決するでしょうか??

それまではきっちり食事療法を頑張っていた人も「薬飲めば平気だしぃ~♪」と言って、好きなものを好きなだけ食べるようになってしまうかも。

そして、薬でベータ細胞を増やせば確かに血糖値は上がらないでしょうけど、長年インスリンがたっぷりと分泌されることにより、がん・動脈硬化・認知症・脳血管疾患などのリスクはグッと高くなります。

NHKスペシャル「”血糖値スパイク”が危ない」でもちょっと紹介していましたよね。糖尿病は治ったけれど…ということになってしまったら、悲惨ですよね。

もしこの技術が実用化されたらどうするか

よっしーは、もし仮にこの技術でベータ細胞を増やせるようになったら、増やしたいです。病気を発症する前の状態に戻すことが出来るのなら、やっぱりそうしたいです。

ただ、ベータ細胞が増えた後も、糖質制限食はこのまま継続していきたいです。糖質制限食の効果は糖尿病だけではないからです。

血糖値のコントロールやダイエットの他、花粉症の改善・美肌・食後の眠気の解消・メンタルの病気の改善など、いろいろな効果を実感なさっている方は多いです。

また、血糖値が正常化しても、長年高血糖をほったらかしてしまったことによる「負の遺産」はそう簡単に消えるものではありません。

やはり、一生気を付けて行かなければいけないものだと思います。

さて、この技術が実用化されるのは何年後になるでしょうか?それまで、病気を進行させることなく元気でいなければいけませんね。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.